このブログでは、B.R.SHOP関係者やスタッフによる個人的なオススメのスタイル提案します。様々なスタイリストさんやエディターさんの視点も交えてスナップ的な写真を楽しんで頂ければと思います。
今年はダッフルコートがトレンドになっていますが、着こなしを一歩間違えると一昔前のトラッドな感じになってしまいます。ポイントはパンツと靴ではないでしょうか？
この御仁の様にスニーカー（スエードのハイカットがベスト）はヌケ感が出せるので鉄板です。今年の１月のPittiでは、このようなスタイリングにレッドウィングなどのワーク系を合わせている人がかなりいましたが、日本でそれをやってしまうと渋カジになってしまうのでご注意を。それとパンツは、タイトフィットでロールアップ。ここをおさえれば、今年らしいダッフルのスタイリングが完成するはずです！
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意外なようですが、Pittiで見かける多くのイタリア人は（スナップに出ている一部の人を除く）、ジャケットやシャツのチョイスがいつも直球勝負。
特にナポリ系の方々はジャケット＆タイはネイビー、靴はブラウンとかなりコンサバ。
しかし、これがコートとなるといろんな変化球をボンボン投げてきます。オレンジのカセンティーノがあると思えば、チェックにファー付きなどなど多彩。正直、日本で同じ真似は出来そうもない個性的なコートが目につきます。
そこで今回は、日本で着ても違和感のない柄コートをリコメン。
この御仁が着ている様な、ウィンドペンならビジネスで着ても大丈夫！！ 見るからに着心地が軽く、上質な生地で立体的に仕立てられた感じが出てます。それでいてスポーティな雰囲気が漂ってきませんか？
撮影後にお名前をお聞きしたらなんとGAiOLA（ナポリの重衣料メーカー）の社長のBenedetto De Petrilloさんでした。
ちなみに、コートを脱ぐとこんな感じ。ネクタイがナポリの人にしてはかなり細いですが、パンツのスソも細くて短い！！こんな時ソックスの色は、靴に合わせると違和感がないようです。
クラシックなアイティムを選びながらも、スパイシーなスタイリングに仕上げたベネデットさんのお手並みに感服。
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これぞフィレンツェ流、柄ジャケットの着こなし。ジャケットが以外は無地ですが、パンツはコーデュロイだしベストはカシミア、タイはウールと素材の三段活用！！
今年はジレがコーディネイトの肝になっていますが、合わせ方を一歩間違えると老け込むのでご注意を。どちらかと言えば、グレーやブラックは避け奇麗な色目のものを選ぶ方のが今年のトレンドです。
足元は、鉄板のスエードシューズ。パンツのスソは一見ダブルかとおもったら、実はシングルのミシンのたたき仕上げでした。ちなみにこの御仁は、タイ ユア タイのネクタイ部門の責任者のレオナルド タッツアーリさんでした。
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ブルネロ クチネリの得意とするワントーンのコーディネイト。女性ウケは、イタリアオヤジ系や西海岸セレブ系のスタイリングに比べて支持率が高い様です？！実際にやってみると、案外簡単にスタイリングできて便利。ポイントは、この御仁の様に無地と柄、コットンとカシミアといった様に微妙に組み合わせに変化をつける事。そしてどこかにスパイス カラーを効かすとコーディネイト全体が引き締まります。この御仁の場合は、ネイビー（ブラック？）のネクタイとマフラー。眼鏡をアラレちゃん系（ボストン）にする事で、モード色を和らげ親しみやすいイメージを出しています。
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M65やサファリジャケットの様な4ポケットが付いたミリタリーテイストのジャケット。皆さんどのように着こなしていますか？日本のメンズファッション誌ではどちらかというとカットソーやセーターの上にブルゾン感覚でカジュアルにコーディネイトしたり、ストールをアフガン巻きにしてモードに着こなすことが多いようです。ところが、イタリアではスーツやジャケットの上にコート感覚でコーディネイトする人が多いのです。
このテクニック実は、イタリア人によく見られる「ハズシの美学」の一つ。スーツをビシッと着てもネクタイをずらしたり、チェスターコートの下にカシミアのセーターをとデニムを合わせたりするのと同じ感覚なのです。それとこのコーディネイトは、バイクで通勤する人には機能的で、見た目にもスポーティ＆クールと良いとこ尽くめ。これからの季節、通勤時間にミラノの金融街（スカラ座周辺）にいくとBMW、DUCATI、HONDAなどに股がり4ポケブルゾン＋スーツのリッチなビジネスマンが増殖します。
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今年秋冬のトレンドを語る上で欠かせないのがニットアウター＆ローゲージニット。今年の１月のPitti Uomoではトレンドというよりは、既に定番？！というくらいの勢いで皆こぞって着ていました。日中はコートが必要ないくらいのほどほどの寒さだったのも、この手の服が増えた理由かな。そう、何が言いたいかというとニットアウター＆ローゲージニットは、これからのほどほどの寒さの時に重宝するアイティムだということです。朝晩冷え込む時は、この上にダウンベストをプラスすればスポーティなスタイルに仕上がります。
コーディネイトのポイントは、ワントーンでコーディネイトすること。特に写真の御仁の様にベージュやグレーのトーンでコーディネイトするのがお薦め。スポーティに見られがちのニットが、上品＆リッチに仕上がります。ワントーンのコーディネイトの時に重要なのが、アクセサリーやバッグのチョイス。ここでスパイスを加えることで、ややもするとぼんやりしたワントーンのスタイリングを引き締めてくれます。この御仁の場合は、ベルトでしょうか。シルバーのウェスタンベルトをさりげなく垂らしています！！
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この秋のヒット商品といえば、ジレ。そう日本ではその昔チョッキ、英語ではウェストコート、米語ではベストといわれるあれです。写真の御仁の様に今までの手持ちのデニム＆カジュアルシャツにプラスするだけでPittiスナップ風に仕上がってしまいます。ただし昔のベストをクローゼットから引っ張りだして着てもこうはなりません！
最近のジャケット同様、御仁のジレはイタリア式にアレンジがされていたのです。昔のものとの違いは、着丈。ベルトが見えるか見えないかがぐらいがジャスト丈です。それと、シャツは無地ではなくチェックを。単品で見るとちょっとIVYな感じですが、このように袖をロールアップすると一気にこなれた感じが出ます。
最後に、ジレのボタンは無造作に上一つ、下二つくらいはずすように。これ忘れると全てが決まりません！
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Pitti Uomoのスナップでは常連のシャマット兄弟。ちなみに左が兄貴で、弁護士＆モデリスト？最近、スコット・シューマンのブログで兄貴の方がスナップされていましたね。日本の雑誌では、圧倒的に弟君が人気。そんなことはさておき、今回はお二人のパンツの履きこなしに注目！！
デニムパンツをロールアップではなくWにしている兄貴、ベルトレスのコットンパンツをクルブシ見せのショート丈でW幅５cmで攻めている弟君。あなたはどちらがお好み？
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今年の６月の末に開催されたPitti Uomo。連日35度を超える猛暑が続きボーッとしていた時に、偶然涼しげなサファリジャケットの着こなしの御仁をキャッチ。元々暑い国で生まれた服なので、こう見ると長袖なのに全く暑苦しくない！！ボトムを同色のショートパンツにまとめていますが、これはかなり難度の高い組み合わせ。
ジャケットとパンツはどちらもロールアップが効いていますね。これがあると無いとでは雲泥の差。ヌケ感出してますよね！！
足下がデッキシューズというテクも見逃せません。ここがスニーカーではアウターのボリュームに負けてしまいます。一見何でもない組み合わせに見えますが、ジャケットの着丈、短パンの丈、ポロシャツの丈のバランスは、綿密に計算されていると思います！？それにしても、ヒザ下長いな…
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Pitti Uomoは、男性のファッション スナップの聖地として有名ですが、実はそこに来るバイヤーやメーカーの女性（Donna)のスタイリングも最近「プレシャス」（小雪が表紙を飾る小学館の女性誌）などで特集が組まれるほど注目される様になっています。６月のフィレンツェは、毎日35度を超える暑さ！！その中で目立っていたのが、「マキシ丈のワンピース」と「シャツワンピース」。どちらもコーディネイトのポイントは、腕に付けるアクセサリー。あっさり系ではなくグルグル重ね付けやエスニック調のクセあるものを付けるのがトレンドでした。
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