London Peaked Lapel Suit &Glasses
Apr 13, 2012
前回に続いてロンドンの街角から。凛々しくてスマートなビジネスマンですね。ちょっと雰囲気が映画「ノッティング・ヒルズの恋人」に出ていたヒュー・グラント的では?ま、そんなことよりこのピークドラペルのネイビースーツは、モダンな感じがしませんか。
本来は、クラシックなサビルローのスタイルなのですが、ラペルの幅やゴージの高さ、第一ボタンの位置などを昔と少しだけ変えることで、クラシック臭を払拭しています。個人的にはこういうスーツこそ、オーダーで作るべきでは!
最後にこの人のポイントを二つ。
一つは、ドットのニットタイが絶妙なヌケ感を出しているところ。ここをイタリア人の良くやるネイビーソリッドタイだと春の気分が出ません。
もう一つは、足下ですかね。パンツのスソをシングルに仕上げ黒のローファーを履いているところ。ニットタイのカジュアル感とローファーのユル フォーマルな感じが絶妙にマッチしています。
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London Pink Scarf&Trench Coat
Apr 07, 2012
オリンピック開催で今話題の的になっているロンドン。イタリアのスナップには無い雰囲気が出ていると思いませんか?この方どう見ても堅気の人ではなさそう。実はこのスナップは、ロンドンの雑誌VOGUEが入っているビルの前で撮ったもの…間違いなく関係者ですよね!?
スタイリングは、トレンド満載。ショート丈のトレンチコートにボーダーニットのコーディネートは、男性も取り入れたいスタイリング。
ヒールの無いバレーシューズは、ロンドンで大流行していました。スキニーなデニムの裾を短くロールアップすると急に全体がこなれて見えますね。
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Firenze Light Gray Suit&Purple Tie
Mar 31, 2012
かなり明るいグレーのスーツは、この人のお育ちの良さをさりげなくアピールしています。ここにピンクに近いパープルのストライプのタイを合わせるテクはぜひ見習いたい組み合わせ。ポイントは、タイのストライプの色が少ないタイプを選んでVゾーンの色数を抑えぎみにすること。
ここが従来のアメリカントラッド系の打ち出しの強いレジメンでは、ネクタイだけが浮いてしまい、全体の淡いカラーのグラデーションが生きてきません。靴は、スエードがベスト。
ただし、スエードのローファーだけはNG。ちょっとカジュアルすぎますね。
ちらっと見えたロレックスは、スティーブ・マックイーンも愛した名作中の名作でした。
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Firenze Gray Denim Pants & Slender Belt
Mar 02, 2012
グレーのグラデーションコーディネイトは、大人の男の包容力を演出できるので
女子ウケの高いスタイルの一つだとか。
やはり上から下までランウェイそのままのモード君や、ピッティスナップを鵜呑みにした和風イタリアオヤジは、
どう見ても女性誌のプレシャス、ドマーニ、グラッツイア、バイラ…を読んでるような女性からは、
格付けランクが低い?!
では、グレーの達人になるにはどうするか。
見習うべきは、イタリアのラグジュアリーブランド「ブルネロ クチネリ」の提案する淡色コーディネイトでは。
詳しくは、このブランドのホームページへ。
最後にこの男性のスタイリングの肝を3点ピックアップ。
<1>細いメッシュベッルトをたらっと垂らしている所。
ここが、チョイ不良デカバックルのベルトだと上品さが出ません。
<2>グレーのデニム パンツのロールアップ。
これがある事で、スタイリングがスポーティに。
<3>今年のトレンドのウィングチップの短靴。
それもイタリア系のトンガリ トゥではなく、イギリス系のラウンド トゥをチョイスしているところが決め手。
ちなみに、この時のソックスが、ブラウンではなくグレーというのも見逃せません。
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Milano Pretty Woman
Feb 18, 2012
今回はミラノで出会ったプリティ ウーマン特集です。女性誌では、ブラウンやベージュを使ったコーディネイトがミラノ風という事になっていますが、実はこんな人も結構いるんですね。是非、この子が良い!!という人がいましたらコメントを。日本ではあまり見られないこのコーディネイトは、流石ミラネーゼ、感服いたしました。
ちなみに、TREMEZZO STILEのPretty Womanは、こちら!
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Firenze Down Jacket & Cargo Pants
Feb 10, 2012
ラサール石井、加藤茶…最近日本では、年の離れた結婚がブームになっていますが、きっと彼らもこんな風に手をつないで東京を歩いているのかな?イタリアでは、年が離れていなくても堂々と当たり前の様にこんな風景をを目にします。しかし、この写真のお二人、絶妙なコーディネイトですね。特にUOMO(男性)は、ダウンジャケットの着こなしが抜群に上手い。ポケットチーフの入れ方(少しずらしているのがポイント)を見ていると、この方がただ者ではないという感じがします。Vゾーンは、エトロ風のストール。ここをちょっと派手にする事で、グレー ジャケット×カーキ カーゴという淡色コーディネイトをキリッと締めています。パンツをカーゴにしている所もポイント。アウターが上品な時は、この方の様にカーゴにするとスポーティで若々しく見えます。ただしこれ以外は上品で淡い色のものでまとめて下さい。靴はスニーカーでもOKですが、必ずレザーをチョイス。アウターは、ブラックやネイビーのジャケットにするとこのラグジュアリーな感じは出せません。そうです、これって実はブルネロ・クチネリさんが最も得意とするスタイリングでしたね。今回の1月のピッティを見ていてもブルネロ・クチネリの人気はダントツ、全く衰える兆しがありませんでした!!
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Milano Knit Muffler & Coat
Jan 30, 2012
休日のコートの着こなしのお手本ですね!!かなり参考になるテクニックが満載のこの兄貴。ちょっとした工夫でベーシックなグレーのコートが、ミラノ モード風に変身しています。ポイントは、3点。どこにあるかわかりますか?
一つ目は、何と行ってもニットマフラーの巻き方でしょう。ローゲージのざっくりマフラーを、コートの衿を立てた後からぐるっと2回巻きにしています。そしてその先端を、クルクルとこれも2回撚って軽く結んでいます。その先端は、絶妙な塩梅で垂れています。ここが、左右均等でない所はもうアートですね。達人(マエストロ)が作り出す不調和の美。
二つ目は、やや太めのベルトをあえてユルーく着けている所。ここをきちっとタイトにしてしまうと急にミリタリー感が強く出てしまいます。このベルトは、勿論コートに始めから付属していたものではないはずです。これを真似するのは、かなり難度が高くなりますよ。理由は、ベルトの幅や質感がちょっとでも外れると、このグレーのコートに似合わなくなってしまうからです。バックルのデザインもかなり重要ですし…さて最後の一つはどこでしょう?
個人的にはパンツのロールアップですかね。ここがシングルのたたきのままでは、アウターのボリュームに負けてしまいます。くるぶしくらいまでロールアップしてブーツの存在感を強調するこのテクニックは、今年のPittiでも大流行中。40歳以上の方に多い「ロールアップは、春夏テク」という感覚は、早いとこ忘れて下さい! Ciao Ciao
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Firenze Check Coat
Jan 23, 2012
昨年のスナップですが、柄コートの着こなしは彼がダントツ No1。どこかフィル・コリンズに似ていませんか?
40歳過ぎたらどこかにエッジを効かせるのが若々しさをキープするコツですね。ただし、若い世代が着ているようなスポーツ系ダウンやモード風レザーに走ると女性からは「頑張り過ぎで空回り」「私のスタイルとクラス感が合わない」「「リッチなオーラが漂わない」と不評。
この時期エッジを効かすなら、やはり彼のようにウール(カシミア?)のコートであえて柄物にトライすれば、間違いなくだだ者ならぬ雰囲気をぷんぷん振りまく事が出来ます。エステや高級車に投資しなくても、柄コート1着を手に入れるだけであなたのイメージアップが出来てしまいます。単品だけをショップで見ると「俺に似合うかな…派手過ぎない?」と思うかもしれませんが、ここは写真の御仁の様にトライあるのみ!!
しかし、コートのチェックのパープルとスーツケース(リモワ)の色を合わせるという心憎いテクも見逃せません。
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Milano WOMAN'S JACKET
Jan 04, 2012
どこか若かりし頃のジェーン・バーキンを思い起こさせてくれる彼女のスタイリング。
マニシュなグレンチェックのジャケット(コート?)に
グレーのタートル、パンツはブルーデニム。
かなりシンプルなコーディネイトですが、ほのかに品の良さが漂っています。
ポイントはタートルの首もとに付いているビジューと
さりげなく肩がけされたダミエのトートバッグ。
そうそう、その昔ジェーン・バーキンもシンプルなデニム スタイルに
エルメスのバーキン(何とその中におむつを突っ込んでいた写真が残っています!!)
を持っていましたね。
CHECK JACKET(WOMAN'S)
DENIM PANTS(WOMAN'S)
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Firenze DOWN JACKET
Dec 30, 2011
「TAKE IVY」が再版され日本のみならずN.Y.でもブレークしている
「アイビー スタイル」
(個人的には「平成アイビー」がシックリ!)。
その流行の口火を切ったのがデザイナーのトム・ブラウン。
彼は、ブルックス ブラザーズをトレンディーなブランドに生まれ変わらせ、
1960年代、1980年代の「アイビー スタイル」の流行を全く知らない、
今の雑誌「popeye」を読んでいるような10代~20代の人たちに、
新しいアメリカン スタイルを布教したちょっとオタクなデザイナー。
写真のダウンジャケットは、きっとモンクレール ガム ブルー?
着こなしは、完璧なトム・ブラウン スタイル。
決めてはこの方のヒゲとボウタイですかね。
流石にボウタイは出来ないという方には、
インナーをグレーのケーブル編みのタートルネックセーターとかにすれば
上品なカジュアルスタイルの完成。
これなら家族も彼女もドン引きしないはずです。
プチ情報ですが、マガジンハウスから「OilyBoy」
というムック雑誌が出ていて、
この最新号¥1,200(2011年11月発行)がアイビー特集。
1965年に撮影された本場のIVYリーグの映像DVDが付録でついています。
これは必見!!
DOWN JACKET
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