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モテる業界人の口説き方Vol.3
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前田 陽一郎

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前田 陽一郎

雑誌「LEON」副編集長

ここではレオンを日々作っていて思うこと、もしくは掲載できなかったけど個人的に買ったものや、興味をもったこと、レオンをさらに楽しんでいただくための裏読みの方法(ここが一番読んでもらえそう!)また至極個人的趣味までを、ブログというより、コラムとして書いてみようかな、と。 (ネタには困らないと思うのですが、元来の筆不精、というより無精者なので、どれほど続くかは不明ですが…、お付き合いくださいませ)

雑誌「LEON」のホームページ
http://www.shufu.co.jp/
magazine/leon/

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ファッション専門誌でもクルマ専門誌でも時計専門誌でもありません。いつまでも艶っぽさを失わない「モテるオヤジ」のためのクオリティ・ライフ実用誌です。

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モテる業界人の口説き方Vol.3
Jan 30, 2011

大和 二人の共通点として単純に見た目が格好いいというのはあるけれども、藤井さんに関しては、いままで経験してきた場数が全然違う(笑)

前田 ハハハハハハ(笑)

大和 前田さんは明らかに、ギャップでしょう。

藤井 男の俺らからみても、前田さん、守ってくれそうだもん。前田さんって男にもモテる。ほかの男性誌の編集部の人たちとも、ものすっごい仲が良いんですよね。

前田 特にアマンの展示会ではやたら会いますよね! 全然関係のない他社の雑誌のパーティに普通に入って行ったりするかなぁ。

大谷 それはなかなかできないですね。

藤井 とはいえ、基本メンズ誌のみなさんは仲いいですよね。

前田 知らない人がいても誰かと誰かが繋がっていて、仲良くなることが多いかなぁ。僕なんかストリート雑誌出身なので『LEON』に入った当初は何のネットワークもなかった。けれども、いったん知り合いができると知り合い同士、横へ横へと繋がっていく。そこで自分がどういう風に評価されているか分かるようになる。大勢の人を知っていることで自分の小ささも分かるし、やってきたことも分かるんですよね。

大谷 う~ん、それは懐が大きい人の発言ですね。

前田 年上の先輩方はスゴいですよ、ホントに。もっとずっと懐が広いですから。

藤井 ただお金を持っているだけではなく、あれだけ豪快に遊ぶには体力を使うでしょ!? そういうところにスゴさがある。「俺たちなんて全然まだまだじゃ~ん」って、がっかりする時がある(笑)

前田 身の程を知るのも案外大事だと思う。謙虚にもなれるし、負けていられないという気持ちにもなるし。だからよその雑誌の新人君とも仲良くしたいんですよね。その中で光るヤツって必ずいて、彼らのぎらぎらしたものを見ると自分も負けていられないって、闘志が湧いてくるんですね。僕らくらいの年齢がシケた車に乗って、シケた服を着て、冴えない顔をして歩いているより、やっぱり下の世代が憧れてくれるような存在でありたいですし。僕らの10個上の先輩たちは仕事ができることを前提に、きちんと遊びの時間を作っているもんね。

藤井 それは言えてる。

前田 時間の使い方が上手。仕事をしているたった数時間のうちに集中して大事なことの判断をしているんだろうなぁ、と。

藤井 時間の使い方もセンスですよね。遊びの中から生まれることもある。特に、洋服を買ってくださるエンドユーザーは決してファッションおたくばかりではないわけですから。

前田 そうそうそう。僕らはファッションに詳しくはあるけど、それをただ単に押し付けちゃまずいと思う。常にオケージョンを考えてこの時に○○だからこういう服がいいと提案するべき。ボリオリがヒットした理由も、ジャケットが男性の基本中の基本アイテムではあるけれども、それが堅苦しいだけではなく、リラックスして着られてかつ、きちんとして見えるところにあったはず。僕らも実際そう思ったし。それが合致すると爆発的なアイテムになるんですよね。

藤井 リアルクローズなんですよね、結局は。

前田 リアルクローズの中にどうやって夢を持たせるか、が大事ですね。この服を買った時に、新しい自分が想像できないと、投資する価値はないと判断されちゃうし。洋服なんて別になくていいわけですから。何のために洋服を買うかといえば、それは自分をアップデートしたり、次のデートや外出に備えたり、そもそも新しい自分を発見するためにあるんじゃないかなあ。どこかで出会うかもしれない運命の女性に「素敵!」と思ってもらいたいからかもしれないし。そうじゃないと面白くないでしょ。

藤井 オタクは嫌なんですよね。素直に格好いいほうがいいじゃん、って! 僕も前田さんと同じ古いポルシェに乗ってますけど、やっぱりクルマは乗ってナンボ。ただ眺めているだけじゃツマラナイでしょ。

前田 綺麗なポルシェが20万キロ走っていたら、超尊敬しますね!

藤井 最新は最新でいいけど、またベクトルが違うんですよね。

前田 古~いポルシェをいい状態で乗っていると「センスいいわ~!負けたわ。」思う。やっぱり使ってナンボ!だから洋服も女の子のデートのために揃えるし、そのためにアイロンをかけるし。もっというと可愛い女の子を見ると追いかけちゃうのが男の性だし、いいものを見たら欲しいって思うのが人間の性だと思う。そこに初めて遊びとか余裕が生まれて、そのために大枚を使うわけだから、楽しくなきゃ意味ないじゃん、て。そんなものをばかばかしいと思った瞬間にいろいろなことが止まると思っているので。自分の可能性に投資すると思ったら、無駄な事はなにも無いんだよね。そういうハートを持っていれば、決してオッサンにはならない。格好いいオヤジであり続けられるんじゃないのかな。

大和 実はね、藤井さんはいつも酔っぱらうと寝ちゃうんですよ。

大谷 デートでもですか?

前田 それはないでしょ!?

藤井 寝ちゃいます・・・・ね。

大和 でも結果、女性にモテてるから。これが愛されるキャラクターたる所以。遊び仲間としては最高ですね! あっ、仕事も最高だった(笑)

大谷 自然体ですね。藤井さんの女性に対する気の使い方も実に自然ですもんね。寝ちゃうのが許されるのも藤井さんのキャラ勝ちですね! でもそのゆるいスキ感が女子にとってはたまらないかもしれません。

前田 今日もかなり勝手にしゃべっちゃったけど、大丈夫かな、これ?

藤井 お酒も入っていたということで、受け流してくださいね(笑)

藤井尚志さん
(株)アマン執行役員/営業本部 本部長
『LEON』本誌でもお馴染みのイタリアブランド「BOGLIOLI」「FAKTOR」「Finamore」「Notify」の正規エージェントである(株)アマンの敏腕営業マンとして業界では有名な存在。夜の街に詳しいことから「夜遊び番長」の異名も!?

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