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モテる男はスカーフがお好き!?
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前田 陽一郎

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前田 陽一郎

雑誌「LEON」副編集長

ここではレオンを日々作っていて思うこと、もしくは掲載できなかったけど個人的に買ったものや、興味をもったこと、レオンをさらに楽しんでいただくための裏読みの方法(ここが一番読んでもらえそう!)また至極個人的趣味までを、ブログというより、コラムとして書いてみようかな、と。 (ネタには困らないと思うのですが、元来の筆不精、というより無精者なので、どれほど続くかは不明ですが…、お付き合いくださいませ)

雑誌「LEON」のホームページ
http://www.shufu.co.jp/
magazine/leon/

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ファッション専門誌でもクルマ専門誌でも時計専門誌でもありません。いつまでも艶っぽさを失わない「モテるオヤジ」のためのクオリティ・ライフ実用誌です。

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モテる男はスカーフがお好き!?
Apr 13, 2011

むむっ、ここはフィレンツェ!?なんともお洒落でワルそ~な方々が・・・。と思ったら『LEON』編集長代理・前田陽一郎さんではありませんかっっ。そして隣は副編集長の石井洋さん、それに編集の渡辺豪さん。それに見れば皆さんネイビーのジャケットじゃありませんか。偶然のカブりがあまりに面白かったのでスリーショットで撮らせていただきました。

いまやアップするたびに脅威のアクセス数を誇る『LEON』編集長代理・前田陽一郎さんのインタビューブログをリニューアルします。今までは「モテ」をひとつのキーワードとして語っていただきましたが、今回からは前田さんがいま気になっている「モノ」に焦点を絞って、聞いてみたいと思います。
第一弾はスカーフ。でも前田さん自身は、実はスカーフはあまり好きではないとか・・・。でもやっぱり気になる存在!?
それではいったい、どんな話になるのでしょうか。

前田 ここのところ、あらためて定番と言われるスタイルやアイテムが気になってます。今日着ているのも白いシャツにネイビーのブレザーにデニムっていうすごく当たり前の合わせでしょ? むしろ気にしているのはサイジングやこなし方ですね。例えばジャケットから出る白シャツの袖の量というのはずっと「1.5cmが正しい」とされてきてますが、今日のこれだと4〜5cmは出てるんじゃないかな。チーフも出過ぎでしょ。でもこうしてポイントになる場所がちょっと過剰な演出だと、コンサバティブな印象にはならないでしょ?

大和 なるほど。今月号の『LEON』じゃないですけど、ワルっぽく見えますよね。

前田 この白いチーフをTVフォールドで挿したら、ちょっと面白くないかなぁと。

大和 巻き物はどうですか?

前田 いま世間的には巻き物が流行っているって言われているけれども、個人的には正直好きじゃないですね。第1キザっぽいでしょ(笑)。キャラじゃないかな、と。しかもせっかくネクタイをとって首元が解放されて自由になったのに、また何かを巻くって、すごく窮屈じゃないですか。

大和 でも、今日の前田さんは巻いている(笑)

前田 そう! これはね、自分の中ではお洒落のためと同時に、衿の汚れ防止でもあるから。ほら、僕の基本的な移動手段ってバイク、でしょ? 一日バイクで都内を走っていると白いシャツの衿って、すごく汚れるのね。でもこうして首になにかを巻いているとぜんぜん汚れなくて便利なんだよね!

大和 さっきの話だとキザっぽく見えて嫌だというお話でしたけど。

前田 だから極力無造作にはしているつもり。いかにもキメてます、とならないように。

大和 なにかコツってあるもんでしょうか?

前田 う〜ん、基本、結ばないことかな? ほら、ヒーローものの主人公みたいに小さく首もとで結ぶ、ってのは僕のなかでは相当に恥ずかしい(笑)。こうしてラフに使っているときには僕のなかでは“巻物=過剰なお洒落”というよりも、実はとっても便利で使い勝手がいいもの、という位置づけなんだよね。

大谷 今日、チェックのストールをされてましたよね。パッと見て、一瞬チェックのシャツを着ているのかと思いました。あっ、良く見ると違うんだ、みたいな。

前田 これはストールをササッと入れているだけね。チェックシャツも僕はあんまり着ないんだけど、小面積だったらむしろ定番的な合わせのポイントになってくれるかな、と思って。しかもこれ、確かどこかの雑貨店さんでふらっと買った安〜いものです(笑)。

大和 確かにスカーフも結ぶと過剰に見えますね。とすると、中に入れちゃうというのはいいかもしれない。

前田 シャツの袖が結構長いとか、チーフが結構出ちゃってるとか。それらも全部、無造作だから嫌みがないように思うんだよね。

大和 計算しているのに、見ようによってはそう見えないところが格好いい、と。

前田 男性のファッションって難しくて、作為的なものが見えれば見えるほど見透かされちゃうんですね。でも一方で作為的では無い事って、すごく受け入れてもらいやすい。

大和 そこが女性と大きく違いますよね。実は今度からスタートする「ペルノイ」のスカーフなんですけど、薄くて“いかにも”じゃないところがけっこうイイと思うんですよね。僕自身も恥ずかしくてなかなか巻き物に抵抗があるので。これだったらアリかなぁと。

前田 ほんとだ。ふーん。こうやってシャツの襟に無造作に入れても過剰なボリュームが出なくていいよね。ただ巻いているだけならいいんだけど、いかにも「スカーフ巻いてます」みたいなのは恥ずかしいから。

大谷 チラッと見えているのがいいですね。

前田 そうそう。こういうモノは控えめに見せるくらいが丁度いいよね。

大和 これ実は素材がポイントなんですよ。カシミアと化繊の混紡なんです。わざとユルい感じを出しているんです。

前田 例えばシルクとかでキラキラっと素材が光ると恥ずかしいよね。女性の場合は作為的であるほどファッションに繋がっていくんだけれども、男性の場合は飾り過ぎないことが案外、大事だったりするから。

「変形の巻き方かたをすると、もしかしたら面白いかもね。こうやって巻いてみるとどうだろう。ネクタイがわり、みたいな」(前田)

胸元に挿せばチーフにも。

デニムは前田氏の最近の大ヒットという「リーバイス399」。

前田 ジャケットは「ディストリクト」のもの。4年前のかな。古いね~。でもいっちばん着ているかな。当時から芯なしですっごい着心地も良くて」

大谷 モチーフが付いているボタンがとっても可愛いいですね!

前田 金と銀になってるんだよね。ほんとに良く出来てるよ。

ティアドロップのサングラスはレイバン。「ジロー(ジローラモ)さんに貰ったの。ゴールドミラーは珍しいよね」(前田)

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