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JACOB COHEN
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JACOB COHEN(ヤコブ・コーエン)

誰もが少なからず1本は所有しているであろうジーンズ。年齢問わず、さらには体型も関係なく、オールマイティに活用できるこのアイテムは、いわばセンスを見極められる試金石。選び方次第で、着る者のイメージを大きく変える、かなり重要なファッションポイントだ。

そんなジーンズだが、いつの時代でも求められるのが「脚長ジーンズ」である。切りっぱなしだったり、ユーズド加工だったり、様々な顔のジーンズがあろうとも、脚が美しく伸び、長くスッキリと描かれれば、やはりいい男に見えるもの。大人のセンス良しなジーンズスタイルを考えたときに、体型をカバーする脚長デザインの威力は、もはや外せない必須部分だ。

そんなジーンズの絶対条件をクリアするのが1985年にスタイリスト集団がイタリアで立ち上げたデニムブランド「ヤコブ・コーエン」である。「仕立ての良いテーラードジャケットに合わせるジーンズ」というコンセプトのもと、ジーンズでありながらスラックスのように丁寧かつ繊細に仕立てられているのが最大の魅力。特筆すべきはウエストに付けられたベルトピンフックだ。これはクラシカルなスラックスに見られる仕様で、ベルトのバックルがジーンズ中心からズレないようにするため、ピンを通しているのである。さらに、ジーンズ界の雄・リーバイス501をリスペクトしつつも、テーラードの国・イタリアのパンタローネを想像させる立体裁断とテーラードシルエットをあしらい、見事な美脚ラインを確立。股上が浅く、腿の内側に余分なシワやたるみもないため、脚が完全にスマートに見えるのだ。まさに、仕立ての良いジャケットに合うジーンズの代表である。しかもデニム地には、世界でも評価の高い日本の岡山からわざわざ輸入し、イタリアの工場で仕立てているというこだわりっぷり。今の時代、無限の着こなしの可能性を秘めるのがジーンズなら、その威力を最大限に発揮できるのがヤコブ・コーエンである。
( 文 : 空中庭園 / 仁田 登基子 )

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