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LUIGI BORRELLI
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LUIGI BORRELLI

LUIGI BORRELLI

LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)

昨今主流のスーツといえば、幅広ストライプが今の気分である。トレンドを加味しつつ独特のスポーティーさが溢れるデザイン...。そんなスーツに、仕立ての良いコットンシャツは絶対ハズせないマストアイテムだ。スーツ自体に遊び心や流行感が漂うからこそ、インナーには清潔感や精悍な表情をプラスしたいもの。ならば、クラシックな正統派であるコットンシャツを選びたい。さすれば、外の軟派な顔と内の硬派な顔の融合で、バランスの良いスタイルが完成するわけである。

1957年に南イタリアのナポリで誕生した「ルイジ ボレッリ」が発表するシャツはその代表的存在である。その歴史は、ルイジ ボレッリの母・アンナがシャツの仕立てを仕事としていたことから始まる。1950年代には息子であるルイジ ボレッリが本格的にシャツ作りをはじめ、今の基盤を築きあげたのだ。現在は、彼の一人息子ファビオ ボレッリが引き継ぎ、シャツだけでなくタイ「CRAVATTE」コレクションや重衣料「CAPO SPALLA」コレクションをスタートさせ、トータルコレクションに成長したのである。しかし、創立当初と変わらず、一貫して自社工場での生産スタイルを貫くのがこちらの魅力。安定して商品を供給できるよう、全製品をしっかり管理しているのだ。襟の縫いつけ、ボタン、ボタンホール、肩、ヨーク、剣ボロのカンヌキ、前立て、裾横のガセット、全てが手仕事である。職人の作り出す中身の濃い手仕事、その愛情と情熱は祖父母アンナの教えによって今なお健在である。

手仕事の確かさの他に、こちらの魅力には「明るい色出し」が挙げられる。ビビッドカラーを非常に巧みに用いる同ブランドは、縦糸に明るい色を織り交ぜた優美なプリントが多い。その柄は古いスカーフなどをモチーフにデザインを起こしており、レトロな印象と斬新な鮮明カラーが驚くほど美しく融合している。着心地の良さ、新しさと古き良き正統性が折り混ざる、この絶妙なバランスが世界の男性を虜にするのである。
( 文 : 空中庭園 / 仁田 登基子 )

LUIGI BORRELI
http://www.luigiborrelli.com/

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