- Dress Style vol.011
- 白パンのキマリ過ぎはチョイ垂れベルトのこなれ感でいなす
- Dress Style vol.010
- 夏のグレースーツは黒シャツで一気にモーディに！
- Dress Style vol.009
- 旬のコットンスーツにプレーンなドレスベルトじゃしまりません。
- Dress Style vol.008
- ベースが黒の迷彩ベルトはモード系モノトーンに使えます
- Dress Style vol.007
- カジュアル感あるスーツの腰にはちょっと外したベルトが似合います
- Dress Style vol.006
- ジャケデニスタイルに絶好のアクセントを発見！
- Dress Style vol.005
- 話題のイタおやベルトは実はドレス系も充実してます！
- Dress Style vol.004
- いまどきの楽軽スーツには迷彩ベルトの茶目っ気が効く
- Dress Style vol.003
- 旬の英国柄ジャケットをちょい垂れベルトでやんちゃに攻略
- Dress Style vol.002
- 程よい装飾性と遊び心が ＪＫ＋デニスタイルにジャスト
旬の英国柄ジャケットを
ちょい垂れベルトでやんちゃに攻略
英国トレンドから、この冬も引き続きチェック柄ジャケットが人気です。最近は、細身＆短丈のサイジングに加え、製品洗いや製品染めなど各種の加工を施したもの、あるいはご覧の「カンタレリ」の一着のように中綿を入れた技ありモデルも多数。それでもチェック柄はクラシックの王道パターンゆえ、一歩着こなしを間違えてしまうと、オジサン臭い雰囲気になってしまうきらいも......。
そうならないためのキモは、ズバリ小物使いです。とくに巻き物、靴、ベルトは"三種の神器"と呼べるもので、これらにこだわるだけでスタイルがぐっと若々しく見違えるのです。この効能、写真をじっくり見ていただければ納得いただけるはず。皆さんも手持ちの小物で早速真似してください......と言いたいところですが（笑）、たぶん似たようなストールやスエードチェッカはお持ちでも、こんな"チョイ垂れベルト"はまだ持っていない人が多いのでは？ じつはこのベルトこそが今回のコーデの最大の決め手。普通のメッシュベルトやリングベルトでもいいのですが、それだと昨年までのスタイルと印象があまり変わりません。より遊び心や今年っぽい新鮮さを加味したいのなら、いまイタリアの洒落者がこぞって着用するこのタイプのベルトに頼るべきです。
こちらは人気急上昇中の伊ブランド「ティベリオ・フェッレッティ」のもの。優美な曲線を与えられたバックル形状といい、大きな編み目といい、腰周りのアクセント効果満点。しかも革自体に軽くウォッシュをかけていることで、流行りの剣先ちょい垂らしの技がニュアンスたっぷりに仕上がります。旬のチェックＪＫに合わせて、あるいはスタイルにマンネリ感を感じたとき、是非このやんちゃなベルトの投入を！
スタイリング : 大西 陽一 / RESPECT
文 : 吉田 巌 / 十万馬力
メッシュベルトに、馬蹄を思わせる優美な曲線を描くシルバーバックルを装着した「ティベリオ・フェレッティ」の“イスピカ”。太い編み込みが程よくワイルドなニュアンスを発散していますが、こちらはもちろん熟練職人が一本一本手編みしたもの。革全体には同ブランドお得意のウォッシュ加工も施され、剣先がニュアンスある垂れ具合となるのもポイントです。
雑誌のピッティレポートでも頻繁に取り上げられた、「カンタレリ」の中綿入りチェックＪＫ。ダウン並みの保温性を実現しつつ、細身＆短丈を実現していることから、ただ今大人気です。Ｖゾーンには脱着可能な“風防パーツ”装備しており、これを付けるとお洒落上級者のレイヤード風に見せられるのも◎。
