港町の再生なくして復興はない。
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40オトコがより輝くための情報を
さらに磨きをかけて提供したい
>前田陽一郎
贈られた人の満足度100%の「フラワージュエリー」
>EIKA
「THE SARTORIALIST」のスコット・シューマンが来日
>スコット・シューマン
豪華なハコ"では満たされない気持ちがある。結局やるのは人なんです。
>梶川 貴子
カッコいい服を着て、気取って歩ける。そんな街がもっと増えればいい。
>團 紀彦
経営のプロに訊く!コミュニケーションの上手な取り方。
>鶴岡秀子
よきスタイリスト、よきライフスタイルのコーディネーターでありたいという思いが一致。
>守屋Kスケ × 滝沢カレン
長年に渡り、トップアスリートを見続けてきたお二人に“一流とは何か”を伺いました。
>松下賢次 × 山本喜則
よきスタイリスト、よきライフスタイルのコーディネーターでありたいという思いが一致。
>植村浩
ファッションもライフスタイルも、こだわり抜くから楽しい。
>丸山茂樹 × 山本喜則・2
男である以上、多少ギラギラしている部分が必要だ!!
>丸山茂樹 × 山本喜則
“モテる”人は“ポジショニ
ング”が明確なんです。
>前田 陽一郎
ファッションも自分の個性。
センスを磨く姿勢が大切。
>武田修宏 × 小川カズ
男性としての魅力が開花するのは30代。
本領発揮は40代からだと思います
前田 先程、大和くんが「読者の質の変化」みたいなことをおっしゃいましたが、時代の変化も大きな要因であることは確かでしょうね。戦後、ジェームス・ディーンなどのムービースターブームに始まってヒッピーやアイビーなどのムーブメントが日本にも到来し、若者たちが率先してメディアやカルチャーを牽引してきました。しかし本家の欧米では本流の文化というものは、昔から変わらず大人たちによって作りだされてきたものであり続けたんですよね。ようやく日本も、そういう時代に入ってきたんじゃないかと感じます。
大和 なるほど、本来のあるべき姿になったというワケですね。僕も今年で40歳なんですが、文化の担い手たる大人として頑張らなきゃいけないってことですね。
前田 僕も含めてね(笑)。今では男性としての魅力が開花するのは30代からで、本領発揮は40代からだと信じて疑いません、自分自身(笑)。
大和 最近本当に実感するんですが、身の回りでもモテる40代が本当に多い。これはやっぱりレオン現象じゃないかと思うんです。
前田 ぜひ40代にはモテてもらわないと(笑)。でも30〜40代男子の価値観を変える一助にはなったと思います。自信をつけさせると言ったら、少し大袈裟かも知れませんが。
人生の分岐点である40代をどう生きるか?
その辺も雑誌のテーマにしたいですね
大和 そんなレオンですが、前田編集長はこれから僕等にどんな自信をつけさせてくれるのでしょうか?(笑)
前田 基本的に方針は変わりませんよ。初代編集長がその職に就いたのが48歳。そして西園寺前編集長が45歳のときでした。そして僕が今42歳。同じコンセプトでいながら編集長の年齢が若くなっていくことで、自然な世代交代がなされているんじゃないかな。もちろん僕にとってはそれだけに緊張感もあるし若年ゆえの強みもあると思っています。ちょうど現在の40歳前後は団塊ジュニアのスーパーマスと言われる世代。僕等はバブル時代に学生時代を過ごし、バブル後の経済混乱のなか、社会人になった世代なんですね。アナログからデジタルへの過渡期を始め、いろいろな時代の転換期を経たジェネレーションだと感じています。それゆえに引き出しも多彩で、考え方も柔軟です。そんなスーパーマス世代と思考を共有しつつ、今後雑誌を育てていけたらと思っています。
大和 40歳は不惑なんて言いますが、ちょうど迷いだすお年頃(笑)。
前田 そう、40前後は男性として重要な分岐点。子供も手が掛からなくなり仕事も一段落し、自分を見つめ直す丁度よい時期だと思います。社会との向きあい方、パートナーとの接し方、仕事との取り組み方において空虚にならず、オトコとしてどういうスタンスをとるべきか。その辺もテーマにしていきたいですね。
大和 「基本方針に変わりナシ」ということですが、「モテ」というキーワードに変化はないんでしょうか?
前田 そこもブレはありません。「家族」のこと「仕事」のこと「趣味」のこと。そういうものと真摯に向きあうことでオトコの魅力が磨かれていくことは間違いないワケで、魅力ある男性=モテるオトコ、という打ち出しに変わりはありません。40代を中心に、より格好の良い50、60代を迎えられるよう読者をリードしていければと、今から色々画策している次第です。
大和 なるほど、歳を重ねることが楽しくなる雑誌ということですね。それは実に心強い。我々の希望の星として、これからも多いに頑張ってください!
前田 有り難うございます、頑張ります。