休日の装いにモッテコイなのが、ざっくりとした編み地が何ともリラックスした雰囲気を醸し出してくれるニットアウターの類。特に今季はトレンドアイテムということもあって、あらゆるブランドからかようなニットが多数リリースされております。というわけで今回は、ざっくりなニットアウターの最旬の選びとこなしをお教えしちゃいます。まずはその選び方なんですが、元来的にほっこり=野暮ったい一面をもったアイテムゆえ、そのシルエットにはとことんまでこだわっていただきたい。具体的には、肩周りのコンパクトさ、ウエストの適度なシェイプ、そして程ロングな着丈というのもハズせないポイントです。着丈がちょっと長くなることで、視覚効果で全身をすっきりに見せてくれますからね。そしてお次はそのこなし方。これに関しては、こなれ感はありつつも、そのシルエットや縫製にとことんまでこだわったイタリアンカジュアルなアイテムを合わせましょう。こうすることで、リラックスしつつも全体をシャープに見せてくれるうえ、とってもイマドキに見えてしまう、というわけなんです。これさえ覚えれば、ざっくりなニットアウターも余裕綽々で攻略出来てしまいますよ。
写真 : 渡辺修身（FOREST）
スタイリング : 梶谷 早織
ヘアメイク : 吉田葉づき
文 : 寺田慎一（GtN-48）
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Recommend Style vol.156 Casual Style other cut
首元にさらりとスカーフをたらしこむことで、イタリアオトコ的な差し色テクニックを実践。これがあるのとないのとじゃ、お洒落感が段違いです。今秋冬から来春夏にかけては、久しぶりに鮮やかなカラーリングが戻ってくる予感もしますので、ぜひトレンド感もたっぷりな差しオレンジで、こなれた雰囲気を醸し出してくださいまし
着丈の長いアイテムを細身のパンツと合わせる際に、どうしても気になってしまうのがウエスト周りに出来てしまう間。これを解決するには、ジレを合わせていただくのがよろしいかと。こちらは、間持たせ効果を生んでくれるだけでなく、程よくクラシックな印象もプラスしてれくれるアイテムゆえに、リラックスした装いに大人っぽさも加えてくれますよ。
その素材感が魅力のざっくりニットアウターなんですが、ココにプレーンな素材をもってくるとメインのアイテムに負けてしまうので、風合い豊かな物を合わせていくことをオススメします。というわけで選択したのがクロコ×カセンティーノが立体感を演出するプンターレ付きのベルトと、色落ちした雰囲気がヌケ感を漂わせてくれる細身のチノパンです。
