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Dress Style Vol.062
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Recommend Style Vol.062
Dress Style
冬場のおよばれの席に映えるスーツスタイルを考察
冬場のおよばれの席に映えるスーツスタイルを考察
パープルのソリッドタイですっきりと 単なる白シャツではありません カシミア混の極上素材を使っています

この時期はとかくおよばれの機会が多いもの。忘年会のピークが過ぎたかと思ったら、親類、知人への新年の挨拶を皮切りに、仲間内や仕事関係の新年会の予定が目白押しという人も多いでしょう。今回は、こういう冬場のちょっとあらたまった席にふさわしいスーツスタイルを大西さんが考えてくれました。
スーツはクラシコスーツの最高峰、ご存知「イザイア」。中でもこちらの“グレゴリー”は、いま最も高い人気を博すもの。コンケーブした肩が物語る通り、随所に英国調を取り入れつつ、バランスの取れたタイトシルエットや美しいドレープを描くシェイプしたウエストにより、バツグンに今っぽく、そして気品たっぷりに装える一着です。加えてこのモデルの場合、生地も最高。ライトグレーにチョークストライプを配したフランネル生地は、色味といい、紡毛素材ならではのウォーム感といい、旬にドンピシャです。
Vゾーンは、「B.R.Practical Style」の人気細身シャツと、「フランクリンミルズ」のタイで構築。スーツのストライプとケンカしないよう、基本的には白シャツ+ソリッドタイでスッキリとまとめていますが、その実、シャツもタイもヘリンボーン織りとしたためほどよい光沢感があり、タイのパープルカラーとともにお呼ばれの席にふさわしい華やぎを醸し出しています。またこのタイはウール×コットンという非常に珍しい素材を使用。普通のシルクタイなんかより素材感があり、これがスーツの紡毛生地とマッチしているところもポイントです。足元に「フェランテ」のエレガントな黒スエード靴を合わせたのも、スーツ生地との相性を考慮したものです。
上に羽織ったコートは「B.R.Practical Style」の新作。実はコレ、Recommend Style vol.61でデニムと合わせたものと同じ“スポルベリーノ”です。タイトでありながら内部にジャケットが着用できるゆとりが確保されているため、こうしたドレススタイルにおいても重宝するんですね。そして仕上げは首から無造作に垂らした「フランクリンミルズ」のマフラー。コートスタイルにマフラーを着用する場合は、写真のようにあえて巻かず、垂らしたほうが小粋だと大西さんは言います。
とりたてて派手ではないのにしっかりエレガントに見える……新年のおよばれにこんなスタイルで臨めば、あなたのセンスの良さが必ず際立つと思いますが、いかがでしょう?


スタイリング : 大西 陽一 / RESPECT
文 : 吉田 巌 / 有限会社 十万馬力

パープルのソリッドタイですっきりと
パープルのソリッドタイですっきりと

スーツのチョークストライプとケンカしないよう、タイは「フランクリンミルズ」のソリッドタイをチョイス。しかし綺麗なパープルの色合いや、ヘリンボーン織りにより華やぎをしっかり演出しています。ウール×コットンという珍しい素材使いもウォーミィなスーツ生地と響き合っています。

単なる白シャツではありません
単なる白シャツではありません

着用しているのは「B.R.Practical Style」の人気細身シャツ。ヘリンボーン織りが施され、適度な光沢感を醸しています。のっぺりした白シャツとは歴然と異なり、リッチな雰囲気に装えます。

カシミア混の極上素材を使っています
カシミア混の極上素材を使っています

「B.R.Practical Style」の新作コートは、伊フィレンツェの老舗毛織物メーカー、カセンティーノ社のウールカシミアを使用。ここはカシミア、キャメル、アンゴラ、アルパカなどの高級獣毛を得意とするところ。多くの高級メゾンを顧客に持っているだけに、品質の高さは文句なしです。

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