

「前回のスタイリストふくしまさんに続き、ハン・アンスンさんもニットの大胆なカスタマイズを依頼してくださいました。当店ではこういうクリエイティブなオーダーも大歓迎。職人魂が刺激されるのか、作業を担当したスタッフもさまざまなアイデアを提案しながら嬉々として仕事に取り組んだようです。とはいえ、作業自体はなかなか大変なんですよ。ご自身のブランドのニットカーディガンに、ZARAの総スパンコールの半袖タートルを移植したわけですが、これ、単に前身にスパンコール生地を貼り付けただけではありません。カーディガンの前身部分は前立てと襟ぐりを残してくり抜き、そこにスパンコールを縫い合わせているんです。ニットとスパンコールとの縫い合わせ部分は、それぞれの生地がほつれないよう生地端を一旦縫い留めなければなりませんし、かなり根気がいる作業なんですね。でもその甲斐あって非常に個性的な一枚に仕上がったと感じています。もちろんこれは、ハンさんのアイデアありきの作品。さすが本職のデザイナーさんですね。皆さんも、手持ちのアイテムを組み合わせることで新たな服を作れそうだと感じたら、お気軽に相談にいらしてください。当店であれば、かなりのことまでできますよ」(サルト代表・檀正也)

HAN AHN SOONカーディガンの前身に、ZARAの総スパンコール製半袖タートルを移植。もともとこうしたデザインの服であるかのように、きれいに縫い合わされています。

着丈もぴったりとなるように調整。「異なる素材の服同士をこんなに美しく合体できるなんて、服の作り手として感動しました!」とハンさん。

