大人のショートパンツの着こなしのポイントはズバリ「サイジング＆レングス」。昔のようなぶかぶかは論外として、やたらとフィット（ピチピチ）したものも、間違いなく女子からドン引きされますよ！　それとレングスというか丈がかなり重要。スラックスの時は、ハーフブレイクやダブルで4.5cmとか細かく指定していたのに、ショートパンツの時は、案外そのままで履いちゃうことって多くありません。実は、ここにこだわらないとせっかくのスタイリングもブチ壊しです。お手本は、この御仁（アメリカのジャーナリストでPittiスナップの常連）。ヒザの真ん中からやや上にかかるぐらいが、日本人にはベストバランス（先月号のメンズ クラブでも推していた様な…）ではないでしょうか。モード系の人はテニスショーツ丈の方もいますが、足が長くないとバランスが悪いし、とにかく日本ではまだ「テニス帰りですか？」とご近所さんに突っ込まれることの方が多いはず。





ショートパンツの時は、トップスを半袖シャツやポロシャツにしないで、リネンの長袖や７分ソデのカプリシャツなどにするとぐっとエレガントになります。プラス、この御仁の様にスカーフを首に巻けば、敷居の高いホテルのラウンジでや星付きレストランのランチくらいはクリア出来るはずです。





今年の特徴は、靴にビビットなカラーを持ってくるのが流行していました。このくらいは、かなり地味目で、レッドやライトグリーンなど足下パステルでした。





ブレスはシルバーとビーズのミックス。大人はミサンガだけではなく、高級素材とひもブレスをミックスした重ね付けでクラス感をアピール。

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ベージュのコットン ジャケットは、単品で見るとどう会わせると良いかちょっと迷うアイティム。この御仁のコーディネイトは、そんな悩みをを一気に解決する王道コーディネイトです。ボトムは白デニムが鉄板。ここに白のコッパンもありですが、スソ幅を20cm以下にしないとクラシックに転ぶのでお気をつけください。

一番のポイントはシャツ。トーンを合わせて無地の淡いピンクやホワイトを持ってくると締まりのないコーディネイトになってしまいます。よくブルネロ クチネリのスタッフの方が、こうした淡いトーンのアウターの時、白のB.D.シャツをチョイスしていますが、必ずネクタイでアクセントを付けています。とにかく基本は、柄シャツ。今年なら、パステルカラーを取り入れたものがトレンド。どうです、かなり涼しそうに見えませんか？実はフィレンツェは、この日も35度を超える猛暑。自分が涼しいと感じることも大切ですが、この御仁の様に相手が見たとき涼しく感じさせるという余裕もありでは？！だって誰だって、暑い時にダークな色のジャケットは、クールに見えないと思うのですが…

ここでもクラッチ！！これはコーチ？縦のストライプが入ることで、ヌケ感を出していますね。これが有ると無いとでは大違い。ダブルモンク＆シャツと絶妙な色合わせができているところも見逃せません。

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今回のPitti Uomoでは、ジャケット＆ショートパンツのスタイリングが目立っていた様に思います。連日30度を超える猛暑でしたが、ジャケットは欠かせないアイテムのようです。メーカーの人の場合、1日中クーラーの効いたブースの中にいるのでネクタイ着用やWジャケットもヘッチャラだし、日本と違って湿気が少ないのも着用率を高めている要因では。

さてさてこの御仁の面白いのは、モードとピッティ系ブランドのミックス。足下はプラダかな？ショートパンツもカーキですが、大人カワイイ☆マーク付き、シャツは、レオパード柄！！

アクセサリーは、基本のジャラ付け。今回のPitti Uomoでかなり流行していたのがクラッチバッグ。この方の様なブリーフタイプから、持ち手付きのコンパクトなまでかなり目立っていました。

ヘアスタイルは、サイドをショートにしたこの人の様なカットがトレンドになっていました。サングラスはちょっとクラシックなボストンがリバイバル。フレームのカラーをブラックにするとシャープ＆モードな印象に。べっ甲系のカラーを選ぶとスタイリングがレトロに転ぶのでご注意を。

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AKB48の前田敦子さんがCMでミニ丈のシャツワンピースを着ていたけど、イタリアではもっとギリギリまで攻めたシャツワンピースが大流行中。

イタリアのセニョリータは、とにかく肌見せに自信あり!! どうせ着るんだったら中途半端は無しって感じですね。

ポイントは、シューズのセレクト。サンダルが定番ですが、ピンヒールというのも意外と「オトナ可愛い♡」かも。

ウェストに少し長めの細身ベルトでアクセントを付けるテクも是非取り入れたい！！

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日本のスーパークールビズは、アロハとか鹿の子のB.D.シャツとかが大流行中で、気がつけば皆同じ様な着こなしになっていませんか？この着こなしだって失礼な格好では決してないのでは。ジャケット着てますし、Tシャツですがポケットチーフもしてますし…ビジネス向きに仕上げるポイントは、パンツです。

ブルーデニムではなく、グレーデニムをチョイスしているのが重要。見た目が、グレーのウールパンツの感覚で色合わせできるし、ブルーに比べてフォーマルに見えますよね。きれいなグレーのデニムは、案外使えて、女子ウケも良いので是非トライを！！

この御仁のデニムは、ロールアップして抜け感を出していますが、会社では下ろしておくのがベター。
素足にウイングチップというテクは、かなりハイレベル。王道の合わせは、黒のロファーでしょうか。

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さてこの方は誰でしょう？　レオンなどのメンズファッション誌のスナップの常連選手の方なので、見たことあるんだけど何してる人かな…と思っている方は多いのでは。答えは、パンツブランドのPT01のマリオ（MARIO STEFANO MARAN）さんです！！今回のこのスナップは、PT01のインポーターをしているトレメッツォさんで行われていた、２０１３年の春夏の展示会に来日されていたのを聞きつけパシャパシャ撮影した次第。

フレームとレンズの色が、超難度の高いチョイスですね。これがすんなり決まっているのは、彼のヘアスタイルとアースカラーでまとめたスタイリングが、このサングラスと上手くマッチングしているから。一見オーソドックスなアイティムだけで、チョチョイとコーディネイトしている様に思いますが、実はジャケットは、リネンでパンツはコットン、シューズはスエードとそれぞれの素材の選びは考え抜かれています。

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サングラスの似合う男性セレブの代表選手と言えば、レイバンをかけたジョン・F・ケネディとペルソールのスティーブ・マックィーン。ちょっと古いか…レイバンのウェイファーラーは、マドンナやハリウッドセレブがかけて日本でもリバイバルヒット。かたやペルソールは、イタリアファッション好きの人の間では定番ですが、日本ではまだマニアックなブランドという感じですかね？今回のスナップの御仁は、ペルソールの折りたたみ式のボストン（デザイン的にちょっと癖がある）をさらりとかけてのご登場。

フレームとレンズの色が、超難度の高いチョイスですね。これがすんなり決まっているのは、彼のヘアスタイルとアースカラーでまとめたスタイリングが、このサングラスと上手くマッチングしているから。一見オーソドックスなアイティムだけで、チョチョイとコーディネイトしている様に思いますが、実はジャケットは、リネンでパンツはコットン、シューズはスエードとそれぞれの素材の選びは考え抜かれています。

そしてパンツのロールアップの幅や丈、ぐるぐる巻きのブレス、ポケットチーフの落っこちそうな入れ方などなど、もうどこもかしこもプロのテクニック満載。素人は決して真似しないように！

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デニムやダンガリーのワークシャツは、今ではイタリアのスナップでは常連のアイティムとなりましたが、この現象この１〜２年の流行でそれまでは今ほどメジャーではありませんでした。実はイタリアのファッション業界の人って、案外アメカジブランドやアイティムについて詳しくないし、あまり持っていません。今年の冬のPITTI UOMOではレッドウィングを履く人が突然増殖したので、日本人からすると「昔のアメカジアイティムをいい歳したイタリアオヤジが…」という感じでした。とはいうものの、彼らのアメカジアイティムの着こなしは、流石にイタリアンで新鮮。

今回の御仁の様に、デニムシャツにカーキのチノパンという超定番アイティムを着ていても旬なオーラが出ていますよね。ポイントは、メッシュの極細ベルトをクルッと引っ掛けて垂らしている点と、ベージュのハイカットスニーカー。

パンツのロールアップも見逃せませんね。それからそれから、こうしたカジュアルな着こなしでは、アクセサリーで手を抜くとチープでユルユル感が全面に出てしまいます。

時計はラグジュアリーなものを選び、コーディネイトを引き締めましましょう！！

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最近あちこちのセレクトショップでカラーパンツが売れまくっているとか？！昨年までは、カラーの中でも白のみが人気でしたが、今年はパステルカラーのちょっと派手目な物から売れているようです。パンツ単体で見ると「これとどのように上着を会わせれば良いの？」と一瞬悩む方もいますが、実は案外その答えは簡単。定番のスタイルのパンツだけチェンジすれば良いのです。本当に？と思う方はこの写真を良くご覧遊ばせ。

ここでのポイントは二つ。一つはトレンドのアイティムやプリント物を持ってこないこと。

ネイビージャケット＋ブルーB.D.シャツ、グレーカーディガン＋白ポロといった超定番を持ってくれば良いのです。

もう一つは、靴のチョイス。今回の方々のように白のスニーカーまたはパンツと同系色の靴がぴたっとはまります。この二つを押さえれば、簡単にカラーパンツを攻略できます。

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昨年の秋冬からダークホース的に人気が出てきたニットジャケットやショールカラーのカーディガン。人気は秋冬がピークかと思っていたら、とんでもない！！ちょうどこの時期の気候にぴったりだし、ジャケットほど堅苦しくなくパーカよりはシャレて見えるので、店での人気はヒートアップ中。

着こなしはというと、この方の様に脱力ぎみにボタンを留めずユル〜く羽織るのがポイント。

チャーチのシャンガイを素足ではき、チノパンをロールアップするテクニックはプロの技ですね。難度が高すぎるという方には、ブラウンのスエードのタッセルやウィングチップ、ブリックソールのヌバックプレントゥといったもので応用可能です。

それとサマー カーディガンやジャケットは袖を無造作にアップさせること。ココをまじめに折り返してしまうとこのようなヌケ感は出ません、ご注意を！

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