CLOSEUP ITEM
進化するドレスの『スタンダード』
着こなしの秘訣はレギュラーカラーシャツ
ドレススタイルの重要なアイテムの一つ『シャツ』。
シルエットは細身なサイジング…というのは大前提の上で襟の長さや角度、生地など、より細かい視点の拘りを装いとして表現できる様に最近はなっています!
数あるブランドの中でも定番化した襟型『ワイドカラー』ですが昨今、タブカラー、ラウンドカラー、ピンホールカラーなど様々な襟型が出てきました。
その中で、今、注目を集める『レギュラカラー』のシャツについてのお話。
全体画像で見るとやはり細かい視点なので解りづらい部分がありますが…
『レギュラーカラー』の襟型を組み合わせて貫禄の強いダブルのスーツも柔らかい印象に。
クラシック回帰…なんていうキーワードに当てはめているススメをよく耳にしますが、そもそもレギュラーカラーシャツはネクタイを締める事を前提に作られているもの。
すなわち、スーツを着る=ネクタイを締める=レギュラーカラーシャツという鉄板の方程式が存在するのです。
今ではワイドカラーやセミワイドカラーが主軸だったため、この鉄板の方程式は隠れ潜んでいましたが、今この『スタンダード』の味わいが絶妙で私自身ヤミツキになりました。
Suit SARTORIA DALCUORE SIZE:42 私物
Shirt Maria Santangelo SIZE:37 私物
Shoes RICCARDO FRECCIA BESTETT SIZE:39
chief CARLO RIVA 私物
特にオススメなのがこちらの『Maria Santangelo』レギュラーカラーシャツ。
細身なシルエットは勿論、ソフトで上品な軽快さ香る襟の風合いはこのシャツブランドならではのもの。
その面ズラは『スタンダード』そのものですが、マリア・サンタンジェロの手にかかればその『スタンダード』も新鮮味を帯びた佇まいに見えるのは流石の一言。
Maria Santangelo/ブロード レギュラーカラーシャツ(MATTEO)
Maria Santangelo/ストライプ レギュラーカラーシャツ(MATTEO)
Maria Santangelo/ヘリンボーン レギュラーカラーシャツ(MATTEO)
Maria Santangelo/ツイル レギュラーカラーシャツ(MATTEO)
Maria Santangelo/ロンドンストライプ レギュラーカラーシャツ(MATTEO)
Maria Santangelo/ペンシルストライプ レギュラーカラーシャツ(MATTEO)
私達のこだわりでタイスペースの具合とボタン位置の間隔を指定しています。
『ワイドカラー』の襟型に慣れた方でも取り入れやすい狭すぎないタイスペースを確保し、通常のレギュラーカラーよりは気持ち長くした8㎝という襟の長さにこだわりを集約させました。
かなりソフトな芯地で仕立てることにより新鮮なスタンダードの印象に魅せてくれます。
『Maria Santangelo』のMARCO(セミワイド)と変わらない4㎝の台襟りが『レギュラーカラー』でもゴージラインの高めなイタリアブランドのドレスアイテムとも好相性。
通常のレギュラーカラーでネクタイを締めるときギュッと絞りノットを小振りしないと綺麗なVゾーンの作ることができないのですが、タイスペースを確保することにより適度なボリュームのノットにしてもしっかりとハマります。
上の写真がいい例です。やや厚めなノットになりがちなニットタイを組み合わせていますが綺麗な納まりになります。
基本的にレギュラカラーはネクタイとのセットが鉄板の組み合わせになりますので、もちろん上着を脱いだ時もスマートにキマるのは、『Maria Santangelo』に別注した細身のボディのタマモノ。
どうでしょう?絶妙なタイスペースと柔らかい芯地、細身のボディのおかげで、クラッシック感は皆無、レギュラーカラーをイマドキな着こなしに昇華させます。
すっかり『セミワイド』が主流になりましたが…『レギュラーカラー』を取り入れることにより着こなしの幅がグンと広がります。
進化する『スタンダード』を取り入れるならレギュラカラーシャツで決まりじゃないでしょうか。
ドレスからカジュアルまで貫禄と色気が漂う、どこかエレガントなスタイルが好み。中でもグレーやベージュの優しいトーンが好きです。何よりもシーンを大切にし楽しみにいく提案が一番の推し。こう見えても一番家族を大切にする一児のパパ。休日は子供との時間の中で成長させられてます(笑) 好きな事は自転車、お酒、写真。昔、剣道をやっていた精神から、人から人へ…誠実なサービスに対しての追究心と探究心、実行力は負けません。是非、私達から御紹介させて下さい!
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