CLOSEUP ITEM
小林がオススメするGIGIのジャケット
こんにちは。
ファッション業界、アパレル業界、洋服屋に足を踏み入れた時から、ゆくゆくは6Bのジャケットが似合う男になりたいと思っておりました。何故と問われても、特に理由はありません。
当時は20代前半、そんな思いを馳せつつその時実際に着用してみると、、、、何か違う。それから数年、試着をする機会は何度かありましたが、やっぱりしっくりこない。。。(服に着せられている感覚とでもいうのでしょうか)
何故だろう。。。年齢?それともジャケット特有のデザイン?似合うようになりたい。そんな思いから様々な文献、それこそ起源から深堀りして調べたりもしました。そこには様々な発見や学びがあり、今日に至るまで大いに生かされています。(そのお話はまたの機会に。)
その間の数年、様々なジャンルの洋服も身につける機会が多くなり、当初の思いが薄らいで?おりましたがここにきて運命的な出会いを果たしました!
前置きが長くなりましたが、本日はこちらのジャケットをご紹介。
ザ・ジジ / ヘリンボーンプリント ベルベット 6B ジャケットザ・ジジ / ヘリンボーンプリント ベルベット 6B ジャケット
極めてソフトで柔らかな光沢感を湛えた生地に、ガーメントダイによる独特な風合いがこなれた印象を醸してくれます。さらに、仕立てが良いのは言うまでもありませんが、生地が首から肩にかけてきちんと乗るので重みが分散され、着心地が非常に軽く、着ていることさえ忘れてしまう程です。
私イチ推し、特にプッシュしたい所がこちら。
そうです。ヘリンボーンプリントが施されたデザインという点です!
前回のブログでご紹介させていただきましたが、ミリタリー好きのわたしにとって、ヘリンボーンはあるのとないのとでは、ときめく度合いが全く違うのです。
余談ですが、ミリタリーの生地のデザインのひとつとして、ヘリンボーンが入っているタイプほど製造年数が古く、ヴィンテージを好まれる方(わたしもそのうちの一人です笑)にとっては希少性が高く、市場でも人気の高いアイテムとなっています。
以上の事を踏まえ、もう私の気持ちは抑えきれず、気がついたら自分のワードローブへ加えてしまいました。
着用し始めてからまだ日も浅いのですが、私なりの着こなしを少しご紹介出来ればと思います。
まずはカジュアルなスタイル。襟幅や前合わせ、ボタンスタンス等、細かなディティールがボタンを開けても、留めても綺麗なシルエットデザインになるよう考えられています。
別の日にはタイドアップでコーディネートを組んでみました。
当初、シルク生地のストライプパターンのデザインで合わせようかと思いましたが、ジャケットのやや起毛したベルベット素材には適さず、ジャケットの生地感に近いウール素材の単色が良いとの事。「うーむ、奥が深くて勉強になります。」
映画の中のあのかっこいい姿にはまだまだ届きませんが、人間力も含め魅力ある着こなしが出来るよう日々精進です!
着こなしの幅も広く、素材と柄の組み合わせが醸す表情豊かなこの6Bジャケットは様々な着こなし方を掻き立たせてくれる1着となるでしょう。
B.R.SHOP / B.R.ONLINE 編集部 小林 雅人
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