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気軽にカッコつく、引き立て上手のブラックスーツ!
普段結婚式などで招待された際に着用するものとして皆様はどのようなスタイリングをされますか?格式の高い場ではモーニングコート、テールコート、結婚式での主賓ではディレクターズスーツやタキシード、、ただやはり一番着る機会が一般的に多いのは、略礼装であるブラックスーツかと思います。
そんなブラックスーツですが、、私内藤個人的な意見としては、最もシンプルだからこそシルエットやディテールにこだわりをもつことで、それが直接的にかっこよさに結びつくと考えております。そんなスタイリングを実現するのは、こちらです!
Suit THE GIGI Size:44
Shirt AVINO Size:37
Tie Kenji Kaga Size:Free
Pocket Square MUNGAI Size:Free
Shoes Enzo Bonafe Size:6 1/2
まず掴んでいただきたいのは全身のイメージです。パッと見、普通に見えるかもしれませんが、、テーパードしたパンツのシルエットはモダンながら細すぎず、ネクタイはセッテピエゲでVゾーンにヌケ感もあります。ちなみに画像ではわかりませんが、非常に軽快な仕立てになっております。
ラペルはタキシードのようにサテン生地にはなっておらず、所謂ブラックスーツのラペルがピークドになっているだけ。ここも華やかさはありつつも控えめで、さらには黒のボウタイをすれば夜にはタキシードのように使えます。シャツは少し光沢のあるツイルのものを選び、襟型はフォーマルな印象も与えるタブカラーで首元を引き締まった印象に。タイは光沢が強くなくても太陽光や白いシャツ、白いリネンのチーフが自然に上品に、また柔らかくお祝いごとに相応しい雰囲気にしてくれます。
ボタンは光沢のある黒蝶貝で気づくか気づかないかくらいのアクセントになり、これも細かいこだわりの一つになります。また全体写真のところでも述べたようにパンツのシルエットが細すぎない大人のゆとりを感じさせる正体がこのプリーツ。
足元はフォーマルの一般的なルールに則りストレートチップ。パンツの丈の長さはクッションを入れて履くのがやはりフォーマルでは貧相に見えなくて◎。
今回紹介したブラックスーツはモダンな雰囲気でインナーにクルーネックを選んで足元にスニーカーを持ってきても面白い一着。ただフォーマルとして使える汎用性の高さからご紹介させていただきました。非常にバランスのいいシルエットが気軽にカッコつけられ、さらには相手を引き立てることもできてしまう。 そんなブラックスーツを使った洗練されたシンプルな着こなし、是非皆様も試してみてはいかがでしょうか?
ショップ最年少です。普段はクラシカルからモダンな格好まで幅広いスタイリングをします。クラシックな物事がとても好きで洋服は勿論の事、幼少期からやっているクラシックピアノの影響で、クラシック音楽、特に作曲家でいうとドビュッシーやラヴェル、ショスタコービッチなどの印象派でどこか新しく美しい曲が大好きです。愛読書はTHE RAKE。そんな私の好きなクラシックなスタイリングと、若く新鮮なスタイリングの提案、是非、合わせてお伝えしたいです!
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