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松下賢次 × 山本喜則
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Special Meeting 松下賢次 × 山本喜則

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町の再生なくして復興はない。「AD BOAT」

港町の再生なくして復興はない。
>AD BOAT

40オトコがより輝くための情報を
さらに磨きをかけて提供したい

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>前田陽一郎

贈られた人の満足度100%の「フラワージュエリー」 title=

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>EIKA

Special Meeting スコット・シューマン title=

「THE SARTORIALIST」のスコット・シューマンが来日
>スコット・シューマン

Special Meeting 梶川 貴子 title=

豪華なハコ"では満たされない気持ちがある。結局やるのは人なんです。
>梶川 貴子

Special Meeting 團 紀彦

カッコいい服を着て、気取って歩ける。そんな街がもっと増えればいい。
>團 紀彦

Special Meeting 鶴岡秀子

経営のプロに訊く!コミュニケーションの上手な取り方。
>鶴岡秀子

Special Meeting 守屋Kスケ × 滝沢カレン

よきスタイリスト、よきライフスタイルのコーディネーターでありたいという思いが一致。
>守屋Kスケ × 滝沢カレン

Special Meeting 松下賢次 × 山本喜則

長年に渡り、トップアスリートを見続けてきたお二人に“一流とは何か”を伺いました。
>松下賢次 × 山本喜則

Special Meeting 植村浩

よきスタイリスト、よきライフスタイルのコーディネーターでありたいという思いが一致。
>植村浩

Special Meeting 丸山茂樹さん × 山本喜則さん

ファッションもライフスタイルも、こだわり抜くから楽しい。
>丸山茂樹 × 山本喜則・2

Special Meeting 丸山茂樹さん × 山本喜則さん

男である以上、多少ギラギラしている部分が必要だ!!
>丸山茂樹 × 山本喜則

Special Meeting 前田 陽一郎さん

“モテる”人は“ポジショニ
ング”が明確なんです。
>前田 陽一郎

Special Meeting 武田修宏 × 小川カズ

ファッションも自分の個性。
センスを磨く姿勢が大切。
>武田修宏 × 小川カズ

一流への鍵は “メンタルトレーニング”

松下 練習でしょうか。本番での不安を取り除くために練習を重ねる。片山晋呉もたまに見たことのないような変わったトレーニングをしていることがあって、「それは何のために?」と聞くと「スイングの練習です」って。どこから持ってきたのかわからない練習方法まで貪欲に試す姿勢はすばらしいですよね。野球のイチローもまたしかり。いまだに究極のバッティングを求めて、体の柔軟性を一から作り直すトレーニングしていたりしますから。ただ、それでも〝勝負の世界には何があるかわからない〟と思った記憶に残る一戦が、岡本綾子さんが出場した全米女子プロゴルフ選手権。その年は岡本綾子とパット・ブラッドリー、メグ・マーロンの3人が最終組で優勝争いをしていて…。

山本 懐かしい! 当時、岡本さんが一番強くて、メグ・マーロンがまだ新人だったときですね。

松下 最終ホールはパー4。途中に谷のような窪みがあるコースでした。岡本は一番いいところにバーディーチャンスを付けたのに、先にメグ・マーロンに長いバーディーパッドを決められてしまった。“自分もここで決めないと優勝は無い”という状況で、岡本は3〜4mほどのバーディーチャンスにトライ。どうみてもスライスラインで、彼女もそのつもりで打ったところ、なんとボールがフック! 逆に曲がって外れてしまったのです。その試合の後、岡本は一回引き上げたものの、夕方にコースに戻ってきて同じところから再度打ち直していました。そうしたら今度はちゃんとスライスで入ったという。

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山本 負けたところに選手が戻ってきてもう一度打つなんて聞いたことない! 

松下 そうでしょう。だから僕も「ああ、よっぽど納得がいかなかったんだな」と、彼女の強い無念を感じました。多分、本番でもいい感じに打てていたのでしょうね。なのに逆に曲がって外れるという結果になってしまって…。

山本 納得できないですよね。

松下 せめて自分の読みが間違っていなかったことを確かめたかったのでしょうね。

山本 なるほどね。

松下 これは会社経営においても同じことだと思いますが、十分な実力、経験に裏打ちされた行動をとっても、思い通りの結果が出ないことが人生にはある。自分のベストを尽くしてもどうにもならないことも世の中あるのだなと痛感しましたね。岡本さんは当時、本当に強かったのにメジャーでは優勝ができなかった。彼女にも、もしかしたら必要だったかもしれないのがメンタルトレーナーじゃないかと思ったのですが。他にもブルペンでは凄い投手のように、練習では高い実力を見せても本番では活躍できない選手っていますよね。そういう人達が試合で本領を発揮できるようにするためには、メンタル面のトレーニングを指導してくれる専門家が必要なんじゃないかと。

山本 そうですね。テニスでは随分前からメンタルタフネスを取り入れていますし。松岡修造もそうですが、テニスの試合を見ていると、ガットの列を指でそろえている選手がおりますでしょ。あれは自分を集中させるテクニックなのです。ゴルフでもプレショットルーティーンといって、必ず同じところから動作をスタートさせるというメンタルトレーニングを取り入れていますね。イチローもやっていますよね。そういう精神的な高揚を促してあげられるアドバイザーが身近にいるのは選手にとっては心強いことですね。

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