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前回はネイビーという王道カラーの着こなし術を披露してくれた峰さん。今回は初夏のコーディネートをテーマに投げかけたところ、抜群の爽やかさをもたらしてくれる夏の白をセレクト。リッチで大人っぽく見えるのにどこか肩の力が抜けた着こなしはまさに峰さんの得意とするところですが、誰もが持っているベーシックアイテムを使いながらも、今の空気感をガッチリつかんだ着こなし術を今回もコッソリ教えていただきました。




峰 竜太

峰 竜太

1952年長野県生まれ。73年NHK『銀座わが町』でデビュー。 『大都会パートII・III』(日本テレビ系)『西部警察パートII・III』(テレビ朝日系)など俳優として活躍。 『アッコにおまかせ!』(TBS系)など司会業を中心にマルチに活動。 男性ファッション誌に連載を持つなど、ファッション通としても広く知られている。



ドレス編/ ほんのり"少年っぽさ"を匂わせることが夏の清潔感に繋がる

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ベーシックかつクラシックなシルエットの服をこよなく愛する峰さん。男性誌各誌でも夏ポロがフューチャーされていますが、どうやら峰さんが愛用しているのはラコステのポロシャツなんです。ラコステのポロといえば、旧プレップたちが子供の頃から愛用していた一着ですが、今も洒落者たちに愛されているのをみると、もはや定番を越えた名品となっています。それにポロシャツはやんちゃな雰囲気を演出し、若々しく見せてくれるから実は大人の男性にうってつけなアイテムなんです。峰さんはそれにチェック柄のジャケットを合わせてモダンにアレンジ。実はギンガムチェックもどこかほんのり"少年"っぽさが漂う柄。要所に少年の香りを取り入れることで、着こなし全体にぐっと清潔感が増し、「お父さんの休日ルック」とも「若作り」とも一線を画す、遊びゴコロたっぷりの着こなしになるのです。

___今回はグレー×ホワイトでぐっと夏らしいコーディネートですね!

 「そうですね。やっぱり夏には無性に白が着たくなります。よく"レフ版効果で顔色が良く見える"なんて言いますが、まさにその通り。それに白ってハレのイメージがあるでしょう?着ているとシャンと背筋が伸びる気がするんです。今年はスーパークールビズなんて去年よりもさらに着こなしのアイテム数が減るから、夏は服だけでなく気分も緩みがちになる。そこに白を差すだけでオシャレに対する緊張感も生まれるし、清潔感もグッと増すから、僕ら世代はどんどん白を着たほうがいいと思います」

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___ズバリ、夏の着こなしで気をつけたほうがいい事は何ですか?

 「夏は出来るだけ明るく。膨張色でも気にせず着る事でしょうか。""白は太って見える"と敬遠する人もいますが、だからこそサイジングが大事。自分の体型にきちんと合った服を着るようにしています」。

___「ジャケット=夏は重い」というイメージですが、こんなに軽やかに着ることもできるんですね。

 「夏のジャケットはかっちりではなく、あくまでラフに。カーディガン感覚で着るようにしています。清涼感のあるリネン地は軽快感を演出してくれるのでオススメですよ。それにトーンを揃えることも気を付けています。今季はビビッドなカラーも出ていますが、コンサバ好きの僕としては白、グレー、ネイビーといった定番カラーがベース。着こなしの色は2~3色に抑えることでまとまりが生まれます。白とグレーはとっても相性がいい。そこにアクセントとしてグレーと相性のいい濃いピンクをピッと差して。アイテム数が減る夏は、他の季節以上に細かいディテールも気を遣います」。

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〜 峰Pointをおさらい 〜

・"顔まわりの白"は顔色を明るくみせるレフ版効果がある。
・夏のジャケットはカーディガンを羽織る感覚で。
・全体の色は2~3色に抑えることでまとまりが生まれる。
・グレーと相性のいい濃いピンクのチーフで遊びをプラス


ジャケット/ルイジ・ボレッリ、ポロシャツ/ラコステ、パンツ/PT01、ポケットチーフ/フランコ・プリッツィバリー、ベルト/アンダーソンズ、シューズ/サントーニ(すべて峰さん私物)



カジュアル編/ どんどん進化するポロシャツもラグジュアリー感がキモです

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大人の男性ともなると「Tシャツはちょっとカジュアル過ぎて….」と思う方も多いのでは?そこでTシャツにかわる大人の定番アイテムとして重宝するのがポロシャツ。襟が付いたポロシャツはラフに見えるのにきちんと大人の品をキープしてくれるとあって夏の定番となって久しいですが、峰さんもワンシーズンに数着は購入するとか。なかでも彼が今季推しているのがブルネロ・クチネリのポロシャツ。大人の男が安心して着られる適度なゆとりと、薄手の上質コットンが織りなすスムースな着心地はまさに大人に相応しい一枚と言えるかもしれません。アメカジ代表アイテムもイタリアのフィルターを通すことでご覧のとおり、一枚でサラッと着てもサマになるんですよね。そこにピンク×グレーの明るいカラーで今年風味をトッピング。さり気なく明るいピンクで可愛げを足しているところにも峰さんならではのこだわりかもしれません。"愛されキャラ"として知られる峰さんの可愛げテクに学ぶことが多いのです。

____今季もポロシャツがたくさん出ていますが、ポロ選びのこだわりを教えてください。

 「今回着ているブルネロ・クチネリのポロシャツはまるで上質なハイゲージニットのようで着ていて実に気持ちがいい。他のシーズンに比べて夏はアイテム数が減るので、一枚で着てサマになるかどうかはとても大切ですよね。ポロシャツってアメカジ要素が強いカジュアルアイテムだけに、若いコたちが着ているような、くだけた雰囲気に見えないためにも、生地のラグジュアリー感にはとことんこだわります。高ければ良いというものでもないですが、リッチに見えるか否かはやっぱり大事。ややタイトな旬のサイジングなのにカラダの線が顕わにならないだけでなく、カラダを入れこんだ時に立体的に、逞しく見せてくれるからいわゆる"オヤジポロ"に見えないところも本当に秀逸!小ぶりの襟もキチンと立つから上品に着られます。とにかくお気に入りの一枚です」

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____TVで拝見していてもピンクのシャツやチーフと、差し色にピンクを持ってこられることが多いですよね。でも世の中の男性はピンクに抵抗がある方も多いと聞きましたが。

 「そうですね。結構ピンクは好きで洋服も小物もよく使いますね。僕自身、どこかにパッと目線が向く事を考えて色や小物を選んでいます。なかでもピンクは決してキツい色ではないので爽やかに見てもらえるのではないかな。地味すぎず、かといってワル目立ちしないので僕世代が着るのに丁度いい。日本人の黄味がかった肌色にも意外に合うから、世の男性たちにどんどん試していただきたいですね」

____時計もかなりインパクトがありますね!でも峰さんはあまりジュエリーやアクセを身につけているイメージは無いですね。

 「基本的にベーシックな服が多いから、時計やチーフ、ベルトといった小物で遊びます。だってマジメ一辺倒な着こなしだと面白くないじゃない(笑)雑誌では腕にシルク紐をグルグル巻いたり、ターコイズバングルやアンクルブレスレットも載っていますね。時計もアクセサリー感覚で、ハズしで文字盤やカラーづかいがポップで個性的なものを選びます。ベースに流れているのはコンサバで、そこに遊び心をどこまで入れられるかが大切ですね。(笑)」

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〜 峰Pointをおさらい 〜

・ ポロシャツは一枚で着てさまになるラグジュアリーなものを。
・ パッと見たとき目線がいくポイントをひとつだけ作る。
・ ピンク×グレーの明るいカラーで今年風味をトッピング
・ ベーシックな服だからこそ小物で存分に遊べる。


ジャケット/カルーゾ、ポロシャツ/ブルネロ・クチネリ、パンツ/ルイジ・ボレッリ、ベルト/ベルトマニア、シューズ/サントーニ、バック/ジルサンダー(すべて峰さん私物)


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さて、今回のスペシャルコンテンツでのコーディネートカットは、ブラザーの多機能プリンター「マイミーオ」で、撮影後すぐにプリントアウト。ブラザーの「MyMio DCP-J925N」は細かなところにまで配慮した機能が満載。そんな「マイミーオ」の注目すべき性能がプリント速度。新エンジン搭載により、A4普通紙プリントが従来機種の3倍以上のスピードで印刷できるようになったことで、カラーなら一分間に約10枚の印刷が可能になりました。そして、更なる便利を約束してくれるのが、無線でスマートフォンと直接通信できる"モバイル接続機能"。つまりiPhoneやAndroid搭載の携帯電話で撮影した画像データをケーブル配線ナシでプリントアウトしたり、スキャンした内容も簡単に取り込むことができます。これを可能にするブラザーの専用アプリ「Brother iPrint&Scan」は無料でダウンロードが可能、さらに話題のAirPrintにも対応しています。しかも「マイミーオ」はムダを極力省いたコンパクト設計なので、設置する場所を選びません。エレガントなルックスとも相まって、店舗内やお部屋のちょっとした空きスペースにも設置可能です。こちらのコーディネート写真のプリントアウトはB.R.SHOPにてご覧いただけます。



Art Director 中川原寛(CaNN) / Photographer 若林武志(植野製作所) / Writer 大谷繭子

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