僕のブログのテーマは『Around B.R.』、日本語なら”B.R.あたり”とでも言いましょうか。B.R.SHOPの周りの素敵なレストトランや、ちょっと変わったBarや、不思議なスポット等、B.R.SHOPにいらっしゃった皆様に、ショッピングの後も、さらにこのエリアを楽しんでいただけるような情報をアップしていきたいと思います。
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Ｂ.Ｒ.ＳＨＯＰの近くには、
何軒か雑誌等にとりあげられる人気の焼鳥屋がありますが
その中でも鳥伝は、僕が一番長く通っているお店です。
店に入ると、コの字型のカウンターの中で店主が、
寡黙に炭の前で、ネタを焼いている姿が目に飛び込んできます。
席に座り、食べたいネタを紙に書いて店員さんに渡す。
しばらくすると丁度いい焼き加減に焼かれたネタが目の前に並んでいき、
それを口にしながら飲むビールは、一日の疲れを吹き飛ばしてくれます。
実は、少々、接客には難ありの、くせのあるお店なのですが、
そのマイナス面も含めて、ある雰囲気がを持った面白いお店です。
締めには、鳥茶漬け、鳥そば。
これからの季節は、おでんもあります。
怖いもの見たさ？でぜひ。
■鳥伝
住所：渋谷区神宮前2-20-12
電話.：03-3402-8412
しばらく、ブログの更新をさぼっていたら、
すっかり夏の入り口にさしかかったような陽気になりました。
いつからでしょうか、夏になると、雑誌やテレビで
カレー特集が必ず組まれるようになりました。
B.R.SHOPのそばにも、カレーの名店があります。
それは、ビクタースタジオのすぐ近くの、
その名も”ヘンドリックス”です。
店に入ると、渋めのレコードジャケットと、
焼酎の一升瓶に一瞬違和感を覚えますが、
飲み始めると、そんなこと関係なく、
不思議な居心地の良さに包まれます。
僕がいった日は、まだ忌野清志郎さんが亡くなってから
日が浅かったので、お店ではＲＣの曲が流れていて、
音楽好きであろう店主の、彼に対するリスペクトを感じました。
しばらく焼酎を飲んで、気分よくなったあと、
締めのカレーを頼むと、深い愛情をそそがれつつ、
いい感じに色あせたレコードジャケットのような、
深い風合いのカレーに驚かされました。
dancyuのカレー特集に名を連ねていた理由が、
最初の一口でわかりました。
ソウルと、カレーと、焼酎と、
いい感じで酔いたい時にお奨めです。
■ヘンドリクス カリー バー （HENDRIX CURRY BAR）
住所：東京都渋谷区神宮前2-13-2 ユハラアネックスビル １Ｆ
営業時間： 11:00〜14:30 17:00〜23:00
TEL：03-3479-3857
“天ぷら”を突然食べたくなることって、ありませんか？
今回は、B.R.SHOPにほど近い、
良心的な天ぷら屋さんのご紹介です。
僕が神宮前2丁目界隈で飲み始めて、
すでに15年以上になるので、
松林の看板は、それ以上の時間をこの場所で、
この不思議なエリアの変遷を見守ってきたはずです。
藍色の暖簾をくぐると、7〜8席ほどのカウンターと、
テーブル席が2個ほどのアットホームな空間が広がり、
白髪の店主と、その奥さん、そして息子さんが、
やさしい笑顔で迎えてくれます。
定食は1000円台から、いくつものバリエーションがあり、
それに満足しなければアラカルトを追加できるという、
利用しやすいメニュー構成です。
（そして、必ずバナナ等のフルーツがどのメニューにも付いてきます。）
仙台の気仙沼との関係が強いらしく、
牡蠣のシーズンは、おいしい牡蠣の天ぷらが楽しめます。
場所がらか、著名人や編集者さんの利用も多いようで、
壁に貼られた数多い色紙のサインが、
誰のものか考えながら天ぷらが揚がるのを待つのも、
このお店の楽しい過ごし方です。
■松林
住所：東京都渋谷区神宮前2-19-15
[夜] ￥2,000 〜￥2,999
[昼] ￥1,000 〜￥1,999
TEL：03-3405-4346
＊営業時間はお電話で確認してください。
肉と魚、どっちが好きか？
そう聞かれて、30代の半ばくらいまでは、間違いなく肉と答えてました。
焼肉好きの友人と、四ッ谷や新大久保に繰り出し、
カルビからホルモンまで、食べ歩いたものでした。
さすがに、40を過ぎてからは、そんなことも少なくなり、
今はどちらかといえば魚派と言っても間違いないような状況です。
今回お薦めのお店は『マンジャペッシェ』、"お魚を召し上がれ！"、
そんな意味の名前のイタリアンの名店です。
アクアパッツァ同様、イタリア料理界の重鎮である、日高良実さんのお店の一つで、
もうこの場所で、10年以上営業しています。
少し前なのですが、かなり二日酔い気味で、
”肉はちょっと”という気分の時、初めて食べに行きました。
比較的、大きな店舗ですが、テーブルの配置がいいのか、
小さい店が好きな僕も、気分よく過ごすことができました。
お店の外にもテーブルが並んでいて、これから、もう少し暖かくなれば、
テラス席で白ワインと魚料理で気分よく過ごせそうです。
蛇足ながら、山下主演の『プロポーズ大作戦』
というドラマで、
藤木直人が長澤まさみにプロポーズしたシーンはこの店で撮影されました。
席数は多いのですが、週末は、たまにレストランウエディングに
利用されているようなので、予約された方が確実です。
■マンジャペッシェ
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-50-11 明星ビル １Ｆ
TEL ： 03-3403-7735
休業 ： 毎週月曜日
ランチタイム：平日 11:30〜14:00(LO)
土・日・祝日 11:30〜15:00(LO)
ディナータイム： 17:30〜21:30(LO)
編集者の友人と、不定期に、”すし会”と称して、
お寿司を食べに行くようになり、2年くらいになります。
雑誌や、口コミなどで気になる店を見つけると、
お互いでスケジュールを調整し、その店を訪れ、
食事後、バーなどに店を変えて、お互いの感想を言い合う、
毎回、そんなことを繰り返してきました。
ここ数年は、西麻布に３０代の大将がお店を構えることが多く、
僕らの足も西麻布に向きがちでしたが、
昨年10月、B.R.SHOPの近くに”たけ江”という、
すばらしいお寿司屋さんがオープンしました。
神宮前2丁目商店街の公園横のビルの地下という、
一見わかりずらい立地ですが、このお店の場所は、
バーテンダー界の重鎮、尾崎浩司さんが1972年に”バー・ラジオ”
をオープンさせた場所でもあります。
最初にお店を訪れた時、非常にシンプルな内装と、
大将清水さんお一人が切り盛りする潔いスタイルに、感動を覚え、
僕の”お寿司屋さんランキング”のかなり上位に食い込みました。
お仕事も丁寧で、お酒の選び方にもこだわりがあり、
なにより、港区の高級店にくらべ、
懐に優しい料金設定がうれしいところです。
大将お一人で大変そうですが、
是非、このスタイルで続けていただきたいお店です。
■鮨 たけ江
東京都渋谷区神宮前2-31-7 ヴィラ・グロリアB1
TEL：03-5771-2705
営業時間：11:30〜14:00L.O.、18:00〜23:00L.O. 日休
カウンター9席
B.R.SHOPがある、神宮前2丁目あたりは、
何か”こだわり”を感じさせるお店が多い気がします。
どの店も、規模は大きくないのですが、
その”こだわり”に対する熱い思いが、それぞれの店へ、
コアなお客さんを引き付けているのでしょう。
今回ご紹介するお店は、そんな神宮前2丁目に10年前からお店を構える、
イタリアワイン専門のレストランバー、AZ（アズ）です。
今でこそ日本でも、イタリア料理店で、ワインとおつまみを気軽に楽しめるお店を、
”バール”と呼ぶことが一般的になっていて、人気店も増えましたが、
AZ（アズ）は10年前から、そのような形態で営業を続けています。
店主の平野さんは、イタリア料理の名店のフロアを経験されて、
10年前、イタリアワイン専門のお店を開いたのですが、
当時のイタリア料理関係者の多くの人からは、
”そんな業態無理だよ”と言われたそうです。
決して立地が良いとは言えない、神宮前2丁目エリアで、
その”こだわり”は支持され、今ではワイン好き、イタリア好きの人なら、
一度は尋ねてみたいお店として知られています。
以前、平野さんにお店の名前の意味について質問したら、
”AZ（アズ）とはAtoZのこと。ワイン一杯から、フルコースまで、
お客様それぞれが、それぞれのスタイルでイタリアの空気を楽しんで欲しい”
というようなことを言っていました。
テーブルワインから、なかなかグラスでは飲めない高級ワインや、
グラッパ、デザートワインまで、色んなお酒や料理を、
イタリアを精通した店主の小気味いい会話で飲ませてくれる、不思議なお店です。
（少し”くせ”のある店主平野さんの接客も、お店の魅力かもしれません。）
まずは、少人数で、カウンターをお勧めします。
■イタリアワインバーAZ
東京都渋谷区神宮前２−２０−１３−１F
TEL：03−5474−1118
営業時間： 月〜土 18：00〜25：00
定休日：日、祝休
12月も半ばを過ぎて、特に夕暮れは寒さが厳しくなってきした。
こんな季節には、お酒も自然とホットが多くなっきて
熱燗、焼酎のお湯割り、ホットラム、バンショー(ホット赤ワイン？）などをオーダーする回数が増えます。
そんな数多くの暖かいお酒の中でも、紹興酒のホットはまた格別です。
B.R.SHOPのすぐ近くのビルの地下に、
暖かい紹興酒とおいしい中華料理を気軽に楽しめる、山之内というお店があります。
ここも、ベタな中華料理とゆうより、少しさっぱりした方向の味付けがされていて、
いろんなメニューを試したくなるお店です。
僕は”たらこ豆腐”とか”納豆チャーハン”のような、
少し和のテイストを感じさせるメニューが好きです。
バタバタしがちなこの季節、暖かいグラスの紹興酒と、ここの料理の組み合わせが、
一日の仕事の疲れを和らげてくれます。
ビルの地下で、やや奥まったところにあり、あまり大きなお店ではないので、
一人か二人でカウンターで軽く、なんて使い方がお勧めです。
（広くはないですが、4人がけのテーブル席も２つあります。）
■山之内
渋谷区神宮前３−３８−１１ 原宿ロイヤルマンションＢ１
TEL：03-3405-4325
営業時間 [月〜金]
12：00〜（L.O.14：30）
18：00〜22：30（L.O.22：00）
定休日 土、日、祝休（お盆、年末年始休）
レストランのソムリエの役割を、小売店ではコンセイエと呼ばぶそうです。
B.R.SHOPのそばに、そのコンセイエがいるリカーショップ『別所商店』があります。
外見は独立系のコンビニエントストアのようにしか見えないのですが、
一歩足を踏み入れると、ブルータス等雑誌にも登場する店主別所さんセレクトの
充実のワインコーナーが壁際にあります。
フランス、イタリアはもちろん、カリフォルニア、チリ、アルゼンチン、スペイン
他、
コンセイエの目にかなった世界中のワイン達が、
ワイン好きの皆さんの手によってコルクを抜かれる日を待っているようです。
僕のワインの買い方は、ちょっと偏っているのですが、
絶対的に”ジャケ買い”、つまり”ラベルのデザイン”で決めてます。
とはいえ予算に限りがあるので、デザインに気に入ったものがあると、
別所さんに大体の味の感じと金額を聞いて、買うようにしています。
ちょっと前に買ったのが、『ゴッドファーザー』等の巨匠映画監督
フランシス・コッポラのワイナリーの『ディレクターズ・カット』というワインです。
細めの映画フィルムのようなラベルが、グルグルと斜めに2周巻かれ、
その上に、映画のコマ割のように、微妙に動きを変えたイラストが描かれています。
そのアイデアと面白さで衝動買いしてしまいました。
後、個人的にうれしいのは、グラッパ、デザートワイン、ポートワイン、シェリー等
スタンダードの銘柄以外あまり見ることの無いお酒にもこだわりがあり、
そんなちょっとひねった品々を探すのもこの店の楽しみです。
■別所商店 WINE&GROCERY BESSHO
東京都渋谷区神宮前2-25-5
TEL：03-3401-1991
営業時間：9:00〜23:00（祝・祭日は9:00〜21:00）
定休日 日曜日
よく読んでいる料理通信というグルメ誌に、数年前、青山の青学近くに『なるきよ』という立ち飲み屋が賑わっているという記事を見つけ、ずっと気になっていました。
ある日、イタリアに6年の料理修行後、開業準備中で、ほぼプータローのような生活をしている友人と、飯を食べることになり、この店に飛び込みで行ったのですが、その時は満員で入れませんでした。
その後日を改め、再チャレンジしてカウンター席にもぐりこむと、いい感じのカジュアルな雰囲気ながら、きちんとした味付けのおつまみや料理に、この店の人気がよくわかりました。
ただ、青学のそばという立地が、あまり僕には便利でなく、なかなか通えないでいた
のですが、もう一軒、B.R.SHOPからもそんなに遠くないところに『やるきよ』なる系列店をはじめ、今はそっちにたまに顔を出してます。
この『やるきよ』、外苑西通り沿いの雑居ビルのＢ１で、しぶい立地とそんなに広くない店舗ながら、わさわさした雰囲気でいつも賑わってます。
その微妙な立地のせいか、お客さんの雰囲気もバラバラで、そんな雑然とした空気感が、またお酒をおいしくさせています。
これからの季節、カウンター席で、おでんの鍋をみながら、熱燗や、焼酎のお湯割り、なんて気分の時にピッタリです。
営業時間等の情報が正確に把握できていないので、お電話で確認してから行ってみてください。
■なるきよ
東京都渋谷区渋谷2-7-14 中村ビル Ｂ１Ｆ
TEL：03-5485-2223
営業時間 [月～金] 17:30～23:30
[土・日・祝] 16:30～21:30
定休日 ３連休の日曜祝日
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■やるきよ
渋谷区神宮前3－1－21 坂本ビルB1
TEL：03-3475-8963
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数年前、TBSの日曜日夜9時からの日曜劇場で、堀北真希主演の『鉄板少女アカネ!!』
なるドラマを放送していたのを憶えていらっしゃいますか？
日曜の9時というゴールデンタイムど真ん中ながら、低視聴率の番組だった為、
多分、記憶の片隅にも無い人がほとんどかと想います。
（今期の堀北真希主演、フジテレビ月9『イノセント・ラブ』も心配です。）
『鉄板少女アカネ!!』はコミックが原作のせいでしょうか、
その荒唐無稽な物語の進行についていけず、
ドラマ好きの僕もほとんど観ることがありませんでした。
そんな時期に、外苑西通りを青山通り方面から歩いていると、
歩道に”鉄板中華”なる看板を見つけました。
少し古びたビルの階段を2階に上がり店に入ると、
確かにカウンター席の前に鉄板がドンと鎮座してました。
少々、そのキワモノ?っぽい”鉄板中華”というコンセプトに、
料理の味を心配してオーダーしたのですが、
そんな考えは前菜の盛り合わせからひっくり返されました。
メニューはどこの中華にも見られるスタンダードなものも多いのですが、
味付けのひとつひとつに、ひねりが効いていて、
次にくる料理への期待感がどんどん大きくなるような不思議な店です。
フカヒレなどの高級食材も、リーズナブルに提供してくれる上、
店長と仲良くなれば、メニューに無いような料理も、好みを言うと簡単にアレンジし
てくれます。
（僕は鉄板で焼いてもらうホルモン炒めがお気に入りです。）
料理の量が多いので、店の人に量の相談をしながら、
ちょっとひねりのある中華を楽しんでください。
また、少々椅子が木で硬かったり、庶民的な雰囲気なので、
初めてのデートというよりは、”仲のいい子とおいしいものが食べたい”
という気分の時に是非どうぞ。
東京都渋谷区神宮前3-7-5 大鉄ビル ２Ｆ
TEL：03-3475-3425
ランチ：11:30〜14:30
ディナー：18:00〜23:00
定休日：不定休
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