僕のブログのテーマは『Around B.R.』、日本語なら”B.R.あたり”とでも言いましょうか。B.R.SHOPの周りの素敵なレストトランや、ちょっと変わったBarや、不思議なスポット等、B.R.SHOPにいらっしゃった皆様に、ショッピングの後も、さらにこのエリアを楽しんでいただけるような情報をアップしていきたいと思います。
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昼は、多くの人の波にごったがえす、
原宿も、夜になると、人々の足も遠のき、
ウソのように静かな雰囲気に包まれます。
明治通りから、細い道を入った、
ビルとビルの間の、ほんの小さな空間に、
ミニマルなバー、 Medakaさんの入り口があります。
ほんとに、小さなスペースなのですが、
レイアウトの妙で、席に着くと、
狭いという感じがしなくなる不思議な空間。
ビールから、モルト、バーボン、そして
本格的なカクテルの為のリキュール類まで、
厳選されたラインナップのバックカウンターに、
マスターのこだわりが感じられます。
カウンター以外に、入り口前でも、
座れるスペースがあります。
そろそろ、暖かくなる季節。
屋外の席も、狙い目です。
東京都渋谷区神宮前4-31-16 原宿80 １Ｆ奥
03-3475-1737
時々、無性に食べたくなる、天ぷら。
基本的に大衆料理のはずですが、
目の前で揚げていただくスタイルのお店は、
なんとなく敷居が高い気がします。
元吉さんは、B.R.SHOPから、徒歩10分圏内にあり、
たぶん、30代であろう店主の営む、
カウンター9席の、風情ある天ぷら屋さん。
コースで頼む形で、野菜中心のベーシックなものから、
海の幸がふんだんに盛り込まれたものまで、
その日の体調、ふところ具合で選べます。
締めのボリュームのあるかき揚げは、
さらりと味わう天茶漬けにするか、
揚げ物の触感を楽しむ天丼にするか、迷うところ。
ラストーダー23時、閉店24時の、
深夜族も嬉しい営業時間で、
ミシュランの星も持ってるという、
覚えておきたい粋なお店です。
天ぷら 元吉
東京都港区南青山3-2-4 セントラルＮｏ．6B－A
03-3401-0722
飲食店で、テーブル席とカウンター席、
どちらの方を利用することが多いですか？
個人的には、二人の場合は、圧倒的に
カウンター席を利用します。
青山の根津美術館の交差点を、
少し西麻布方向に下ったところにある、
イタリアンのフリック （FRICK）さんは、
東京カレンダーのカウンター特集で掲載されていて、
気になっていたお店。
写真はカウンター中心に撮ってしまったのですが、
想像以上に広い空間で、
テーブル席数も十分なお店でした。
清潔感ある内装で、席と席の間も余裕があり、
商談や、飲み会にも使い勝手が良さそうです。
二人ならカウンター、それ以上ならテーブル席がおすすめの、
青山の隠れ家イタリアンです。
フリック （FRICK）
東京都港区南青山4-24-8 @homeSQ 2F
03-6905-7311
B.R.SHOPから、徒歩128秒くらいに
ナチュラルローソンがあるのですが、
このコンビニ、ただのコンビニでは無く、
ミスチルのプロデューサーとしても有名な、
小林武史さんのクルックのプロジェクトと、
ナチュラルローソンが組んだ、スペシャルなコンビニ。
そして、その地下には、1階でも販売してる
オーガニック食材や、ワイン等をバル感覚で楽しむ事のできる、
レストランスペース、クルックカーヴ （kurkku cave）
があります。
階段を降りた入り口すぐそばに、
ちょうどいいサイズのカウンタースペース。
そして、テーブル席も充実していて、
なんと、イベント等にも使える個室も完備。
まさに、不思議なロケーションの
隠れ家レストランです。
地下なので、少し入りにくい感じもありますが、
一度、ドアをくぐると、気持ちいいスタッフの方が、
優しく迎え入れてくれる、いい空間です。
お買い物の後の反省会にぜひ。
クルックカーヴ （kurkku cave）
東京都渋谷区神宮前3-35-8 ナチュラルローソン＆food kurkku B1F
TEL:03-5785-1248
結構長く神宮前、千駄ヶ谷近辺で愛されているお店、
ワンズダイナー 千駄ヶ谷店。
雰囲気は、ジョージ・ルーカスの出世作、
映画『アメリカングラフィティ』に出てきそうな、
アメリカの街角のダイナーのよう。
ハンバーガー中心のメニューで、
アメリカ映画の気分で店内で時間を潰すのもよし、
テイクアウトして、鳩森神社や、東京体育館のあたりの
ヌケのいい空間を散策するもよし。
お買い物に疲れたりして、ちょっと一息なんてときに、最適な空間です。
ちなみに、若かりし日のミッキーローク出演の、
『ダイナー』って映画も微妙におすすめです。
ワンズダイナー 千駄ヶ谷店 （ONE’S DINER）
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-28-4
TEL：03-5772-6760
神宮前近辺で美味しいラーメンと言えば、
じゃんがら、AFURI等他のエリアの有名店が、
出店するパターンが多いのですが、
B.R.SHOP徒歩圏内に、ひっそりたたずむ、
実力派九州ラーメンがあります。
ビクタースタジオの裏手の商店街、
その細い道のさらに横道に、そのお店はあります。
目印は、”ラーメン”と書かれた
大きなのぼりと赤提灯。
麺は九州から空輸しているという本格派。
味は九州出身のB.R.SHOPスタッフU氏の”お墨付き？”です。
B.R.SHOP近辺には、不思議と家具屋さん、
インテリアショップ、建築家さんの事務所
なんかが多数あります。
今回ご紹介させていただきたいのが、
CEROTE ANTIQUES TOKYO
（セローテ・アンティーク・東京）さん
というアンティークショップさん。
入り口の床屋さんのスパイラルの看板に、
引き寄せられるように中に入ると、
趣味のいいアンティーク家具や小物が、
バランス良くディスプレイされています。
店員さんの『良かったら地下もどうぞ。』、
という一言で、『B1もあるのか』と階下に降りると、
そこからが、迷宮の始まり。
なんと、このお店、B3まで、所狭しとアンティークが、
並んでいる、不思議な間取りのお店でした。
お話をうかがうと、大阪でかなりの規模でやっている、
大手のアンティーク屋さんとのこと。
お店に通ってお気に入りを見つけるもよし、
オンラインショップで手軽にお買い物もよしの、
何度も足を運びたくなる不思議なお店です。
CEROTE ANTIQUES TOKYO
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-2
グランコート千駄ヶ谷1F-B3F
TEL/FAX：03-5786-3115
営業時間： 11：00 - 20：00
神宮前近辺には、今どきのお店も多々ありますが、
何か昔懐かしい風情なお店も結構あります。
その代表が、この、秋芳（あきよし）さん。
80歳になる店主の女将さんが、一人できりもりし、
一度、移転されているようですが、
神宮前でお店を開いて、もうすぐ50年になるそうです。
昼は、定食メニュー、そして、夜は、
つまみを頼みながら、
ビール、日本酒、焼酎、という感じ。
ランチは３時まで入店なら大丈夫との事。
不規則な仕事に嬉しい、ほっと一息つける、
まっとうな家庭料理屋さんです。
東京都渋谷区神宮前3-27-23
03-3478-7552
今まで、B.R.SHOP界隈の飲食店を中心にご紹介してきた、
このブログ、2012年最初のご紹介は、
神宮前２丁目にある、おしゃれな本屋
J STYLE BOOKSさんです。
こちらのショップのコンセプトは
『建築、インテリア、美術、デザイン、ファッション、
雑貨、料理、絵本などの新刊書、雑誌、装丁の美しい古書
などを中心とした“生活を楽しくする本のセレクトショップ”』
とのこと。
こじんまりとした店内に、店主のセンスで選りすぐられた、
ライフスタイルを豊かにしてくれそうな本が溢れています。
今日購入したのが、
BRUTASの最新号の『ラーメン、そば、うどん』特集
（表紙はモデルが長澤まさみさん、撮影が川内倫子さん）、
BRUTASバックナンバーの映画特集号、
そして、最近はまってる、
FACEBOOKがテーマのビジネス本でした。
カルト的な人気作家ポール・オースターの小説や、
グルメ、旅行のムックも充実した、
ついつい長居してしまう、良質な本屋さんです。
J STYLE BOOKS
東京都渋谷区神宮前2-31-8メイハウスビル1F
TEL：03-3402-7477
朝、一杯の美味しいコーヒーは、
一日のリズムを作るのにかかせません。
B.R.SHOPから明治通りに向かったところ、
A/X（アルマーニ・エクスチェンジ）の１階に、
テイクアウト専門のSTREAMER Kioskがあります。
渋谷で人気の、フリーポア・ラテアーティスト澤田洋史さんの
STREAMER COFFEE COMPANY（ストリーマー・コーヒー・カンパニー）
の2店舗目にあたるショップ。
イタリアの伝統的なエスプレッソ文化というより、
シアトルを中心とした、現代的なエスプレッソが売りのお店です。
両面が大きなガラス戸で、開放的な雰囲気も、
西海岸な感じです。
（ちなみに、その向いにある、
フレッシュネスバーガーのオーガニックコーヒーも、
おすすめだったりします。）
A|X ARMANI EXCHANGE x
STREAMER COFFEE COMPANY Harajuku
東京都渋谷区神宮前3-28-9
外苑西通りから一本入った道、
”外苑西裏”とでも呼んでいいような細い道に、
最近飲食店が増えてきました。
その中でも、ハンバーガーマニアから、
熱い支持を受けている「A ＆ G DINER」、
以前は「GORO'S DINER」という店名でしたが、
「A ＆ G DINER」として新たにスタートしたそうです。
最近何回かに渡って、テレビに紹介されたようで、
少々混んでしまっているようですが、
ハンバーガーも、サンドイッチもクオリティが高く、
少し待たされたって、”この味のためなら”
という思いで我慢できます。
”外苑西裏”で今、一番熱いお店です。
A ＆ G DINER
東京都渋谷区神宮前3-41-2 岡本ビル 1F
TEL：03-3403-9033
外苑西通りの裏道に、最近オープンしたお店、
Bistronomie URAAO（ビストロノミーうらあお）。
Bistronomie（ビストロノミー）とは、
Bistro（ビストロ、大衆食堂）とGastronomie（ガストロノミー、美食）
を組み合わせた言葉で、良心的な価格や庶民的な雰囲気のビストロと
高級な美食、この二つを併せ持つお店を指すそうです。
階段をくだって、お店に入ると、
誰かのホームパーティーに呼ばれた様な、独特の緩い？雰囲気。
壁には様々なメニューが書き込まれ、
フレンチから、中華風なものまで、
幅広いラインナップに、オーダーを迷ってしまいます。
こちらの店主は、VERY等女性誌やテレビで活躍されている、
宇留賀惠（うるがめぐみ）先生。
迷ったときは、先生に声をかけ相談すると、
独特なウィスパーボイスで丁寧に教えてくれます。
良心的な価格設定と、あくなき食へのこだわりのバランス。
料理研究家として活躍されている、
うるが先生の手腕のなせる技かもしれません。
4人がけのカウンター、テーブル席、そして個室もあり、
使い方も自由自在。いい意味で抜け感のある、
Bistronomie（ビストロノミー）です。
Bistronomie URAAO（ビストロノミーうらあお）
住所：渋谷区神宮前3-41-2
TEL：03-6434-0075
日、祝休
ぶらぶら、神宮前、外苑前近辺を
そぞろ歩きしていたら、
青山熊野神社のお祭りにでくわしました。
境内には、小さいながらも、
出店が並び、ステージでは、
催しものなどが行われているようです。
ただ、お祭りも、
9月18日（日）までです。
B.R.SHOPのついでに、
ぜひいかがでしょうか？
B.R.SHOPのほど近く、キレイなビルの5F 、6Fに、
すばらしい景色のラウンジがあります。
基本、会員制なのですが、ガラス張りの空間で、
へんに閉鎖的な雰囲気はありません。
5Fは、カウンターの向こうに、
女性スタッフがいるので、
一人でも、景色を楽しみながら、
気分良くお酒が進みます。
6Fは、女性スタッフは同席しないのですが、
ゆったりしたソファー席のスペースと、
絶景が楽しめるベランダの席があります。
これからの季節、おすすめは、ベランダの席。
日が沈んでゆく時間の、光の変化を楽しみながら、
おいしいお酒や食事が楽しめます。
渋谷区神宮前3-39-5QizAOYAMA5F
03-5775-4611
昼時、ちょっとコーヒーと軽食が食べれたり、
会社帰りに、ちらっと寄って、ビールやワインを流し込むのに、
スペインバルはとてもいい業態です。
神宮前３丁目、裏原の最終地点に、
カフェとバルのいいトコどりをしたような
エルミヤ （el;Miya）という、感じのいいバルがあります。
この辺での打ち合わせや、軽く一杯なんて気分の時に
利用させていただいているのですが、
カウンター席、テーブル席とも、とても利用しやすいアレンジ、
そして、手書きのボードのメニューのバランスのいいバリエーションに、
お店としてのこだわりを感じます。
神宮前のセレクトショップめぐりに疲れた時、
最高な休息場所としても、おすすめです。
エルミヤ （el;Miya）
東京都渋谷区神宮前3-27-23 Uビル1F
TEL:03-5474-3960
日曜休
今回は、神宮前を少し離れ、
代々木公園にほど近い、
緑がきれいなイタリアンのご紹介です。
店名は、Ostu（オストゥ）。
宮根シェフが修行を積んだイタリア北部の方言で
「オステリア（食堂）」と意味とのこと。
ピエモンテ地方から帰国したシェフの
しっかりした料理と厳選したワイン。
そして、大きなガラスの向こうの、代々木公園の緑が美しい、
気分よく食事できるお店です。
なによりうれしいのは、
ランチをやってくれていること。
ディナーはもちろん、
お昼時にゆっくり食事がしたい時に、
とても重宝するお店です。
Ostu （オストゥ）
東京都渋谷区代々木5-67-6 代々木松浦ビル １Ｆ
TEL:03-5454-8700
外苑西通り、ベルコモンズのほど近くに、
本格的なハンバーガーが食べれる、
EATという小さなお店があります。
店主は、ロスアンジェルスで活躍された方らしく、
小さなお店ながら、ディティールにこだわりがあり、
ここだけに、西海岸の抜けた空気感が漂っています。
ベースのハンバーガーを決めたら、
様々なトッピングを組み合わせるスタイル。
本場さながらの、少し大きなサイズのハンバーガー、
店内でゆっくり食べたり、また、テイクアウトして、
近くのベンチで食べたりしたら、
気分は、海岸沿いのボードウォーク？
TEL:03-6459-2432
最近は、商業地区と住宅地の境目があいまいで、
住宅地の中にポツンとお店をみつける機会が
増えた様な気がします。
この、「OMOTESANDO KOFFEE」も、
友人のファッションデザイナーに紹介してもらったのですが、
銭湯を改装したことでも有名な、
青山のとんかつの老舗まい泉の裏手の住宅地に
ポツンとオープンしました。
小さな庭のある、小さな一軒家、
その庭先から縁側をあがると、
部屋一杯のカウンターがあり、
そこで、少し関西言葉の店主が
ひきたてのコーヒを作ってくれます。
表通りの喧噪を離れて、
静かな時間と心を取り戻させてくれる、
すてきなお店です。
OMOTESANDO KOFFEE
東京都渋谷区神宮前4-15-3
03-5413-9422
営業時間：10：00～19：00
不定休
今回は、B.R.SHOPからちょっと離れて、
渋谷の松濤の一軒屋のお鮨屋さんの
ご紹介です。
以前、店主坂本氏は、30歳そこそこで独立し、
西麻布のカウンターだけの小さな店をオープンしました。
そこは人気店になり、手狭になったようで、
しばらくして松濤の二階建ての一軒屋に移転しました。
2階が個室になっているせいか、
そちらは芸能系やVIPの方の利用も多いようですが、
カウンターでは、まだ30半ばの愛想のいい店主が、
にこやかにお鮨を握ってくれます。
鍋島公園の目の前で、四季の移ろいを感じさせてくれる、
渋谷の奥座敷松濤に相応しい、おすしやさんです。
松濤 坂本
東京都渋谷区松濤2-13-12
03-3481-6458
要予約
仕事で遅くなった人も、夜遊びで遅くなった人も、
深い時間にラーメン意外で”しっかりしたものを食べたい”
そんなときに憶えておきたいお店、西麻布の魚やICHIRO 。
営業時間は、なんと、夕方18:30～空も明るくなる翌朝6:30です。
がつんと食べたい人は、
焼き魚定食、刺身定食など、定食メニュー。
つまみ数品と、日本酒、なんて気分の方にも、
選ぶのを迷うくらい、品数は充実しています。
店主はシアトルの日本食レストランで修行していたらしく、
カリフォルニアロールなんて変わり種メニューも美味。
訳あって、たまに深い時間に利用すると、
アフターらしき女の子と、そのお客らしき組み合わせとか、
様々な、西麻布の人間ドラマが見られます。
立地も西麻布交差点からすぐで、
カウンター席も利用しやすい、
憶えておいて損の無い、深夜の強い味方です。
魚やICHIRO
東京都港区西麻布4-11-28 エンパイヤビル
0037-6060-6183 （予約専用番号）
03-3400-1016 （お問合せ専用番号）
おいしいものを食べた後、ちっといい酒飲んで帰りたい、
そんな時に、好みに合わせてお酒を選んでくれる
バーテンダーさんがいてくれるとありがたいものです。
西麻布の交差点に近い雑居ビルの２階に「FUZZ」という、
近くに行くとつい顔を出してしまうBarがあります。
ここでは、よくシングルモルトを飲むのですが、
いい加減な僕の知識で、
「なにか、ハイランドで、癖のあるやつは？」
とか
「アイラで飲みやすいものは？」
なんて、適当なオーダーをしても、
店主は嫌な顔もず、淡々とボトルを選んでくれます。
店主は、西麻布では古株の名店の出身らしく、
カクテル等の腕も間違い無し。
立地も西麻布交差点に近いので、飯会（合コン？）後の反省会や、
待ち合わせ時間の調整とかにも最適です。
Bar FUZZ
東京都港区西麻布4-11-28 麻布エンパイアマンション ２０２
TEL：03-3409-3509
（土曜休み）
焼肉と並び、無性に食べたくなるものの2トップ、”お寿司”。
ちょっと今回は背伸びをして、ミシュランの星をとっている、
骨董通りの名店『鮨 武蔵 （むさし） 』におじゃましました。
骨董通りといっても、表通から少し住宅地に入ったところの、
こじんまりとしたきれいなビルの地下１階。
出版社の友人評では、かなりの好評価だったので、
期待に胸を膨らまして暖簾をくぐりました。
早い時間だったので、大将と向き合う席に通されました。
少し強面（？）な印象の大将、
日本酒を頼むとおちょこはバカラ、
『これは、場違いな店に来てしまったのでは．．．』
という不安感を感じたのですが、それもつかの間。
大将は、会話をしていると、あまり余計な事は言わないのに、
不思議と居心地のよい気分にさせてくれる素晴らしい方でした。
カウンターのお店は、お店の人との距離感で、
ずいぶんと居心地が違ってきます。
このお店は、腕と接客のバランスがすばらしく、
ぜひ、またおうかがいしたいと思いました。
あまり余計なものを置かない内装、そして個室も完備、
ミシュランの星も納得の名店でした。
鮨 武蔵 （むさし）
東京都港区南青山5-18-10 Ｂ１Ｆ
TEL：03-5464-3634
ときどき、無性に食べたくなるのが、焼肉。
そんな思いに駆り立てられ、久しぶりに西麻布に
焼肉を食べに行きました。
西麻布交差点には、『十々』、『游玄亭』など、
長く営業しているお店も多いのですが、
今回は裏通りに最近オープンした、『うしごろ』
に初挑戦してみました。
新築のビルの１階で、まだ設備も新しく、
雰囲気は清潔感もありいい感じ、
肉もそこそこおいしく、ホルモンも多彩で、
素直に、また利用したい、そんな気にさせられました。
席数も適度にあり、個室も完備しているので、
色んな宴席に対応してくれそうです。
焼肉屋のリストにおさえておきたい新店が、
またひとつできました。
焼肉 うしごろ
東京都港区西麻布2-24-14 バルビゾン73 1F
03-3406-4129
17:00～24:00（L.O.23:00）
日曜営業
そろそろ、気温も上がってきて、
外で飲むビールがおいしい季節になりました。
B.R.SHOPの近所に、１階のテラスでバーベキューができる
神宮前では珍しいお店があります。
ありがたいことにランチを4時までやっていてくれるんで、
”ランチタイムを逃してしまった”
そんな時にも大助かりです。
この間いただいたのが、富良野カレー。
産地にこだわった野菜の歯ごたえが、納得の一皿でした。
これからの季節、晴れた日には、
”テラスでランチビール”といきたいものです。
BROWN HORSE
東京都渋谷区神宮前2-17-6 神宮前ビルB1F
03-6447-2526
神宮前で10年以上、イタリアワイン好きに、
カルト的（？）に愛され続けてきた、AZ（アズ）が、
少し場所を離れたところに移転して、しばらくたちました。
店全体は少し大きくなったのですが、
以前のお店の備品等もうまく新店に移設されていて、
オールドファンにも違和感無い空間になっています。
（テレビ番組の『ビフォー・アフター』のようです。）
エントランスのソファースペースや、
広く使えるテーブルスペースも、
かつてのAZとはまた違った居心地の良さ。
ワインは相変わらずの平野ワールド、
イタリア各地のおすすめワインをグラスでも楽しめます。
カウンターで、平野さんのナビで飲むもよし、
テーブルで仲間で飲むもよし、
東京にいながら、イタリアの自由な空気感を楽しめます。
ヴィネリアヒラノ （Vineria HIRANO）
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-5-5 ウィルコート １F
TEL:03-5772-6230
営業時間:18:00～25:00
少し暖かくなってきて、ランチにビールでも飲みたいな、
そんな誘惑をふりはらえない人も多いのでは？
今回は、B.R.SHOPの近所に最近オープンした、
メキシカンカフェのご紹介です。
フードは、タコライス、タコス、カレーが中心で、テイクアウトも可能です。
なにより嬉しいのは、コロナ、テカテというメキシカンビールだけでなく、
沖縄のオリオンビールを置いていることです。
今は、夕方の5時までの営業ですが、
いずれ夜の営業を初めてくれたら、
南国の雰囲気を裏原で味わえる事間違い無しです。
バイトの女の子も少し南国風？です。
タコスCafe Hola（オラ）
〒150-0001
渋谷区神宮前3-27-3
TEL:03-3479-2777
営業時間：夕方５時まで
近所に夜まで営業してくれる定食屋さんがあると、すごい便利ですよね。
B.R.SHOPの近くにも、”ちょっとご飯が食べたい”そんな気分の時、
ありがたい家庭料理屋さんがあります。
名前は『とちの樹』、かつて青山通りの向こう側、
スキーショップジローの近くで営業していたお店です。
小さなカウンターの上には、おすすめの大皿料理。
奇をてらったようなメニューは無く、
オーソドックスな品々なのですが、
それぞれが何かほっとさせてくれる料理です。
夜でも定食を出してくれるので、
残業で夕食をたべそこない、お腹がすいてる時も、
あるいは、酒のつまみに軽く食べたい、そんな時も、
こちらの使い方で定食屋にも居酒屋にもなる、
ほんと、ザッツ家庭料理屋さんです。
ちょっと変わった？メニューでコンビーフのピカタがお奨めです。
家庭料理 とちの樹
住所：東京都渋谷区神宮前3-1-21 坂本ビル ２Ｆ
電話：03-3403-5375
営業：17:00～翌0:00(L.O.翌0:00)
夜10時以降入店可
土日祝休
街の温度も上がってきて、少し食欲が落ち気味のこの季節、
ランチどうしようかな？とメニューを思い浮かべるとき、
お米系よりもめんモノに引かれてしまう方も多いのではないでしょうか？
そんな気分の時にピッタリの、讃岐うどんを食べさせてくれる
おしゃれな居酒屋さんが、B.R.SHOPのそばにあります。
お店の名前は、「鶴ず」。
店に入って目に入る、一升瓶の並んだカウンターと、
余裕を持って置かれたテーブル席が、
居心地の良さを感じさせてくれます。
めんモノ以外も、地鶏焼重や黒豚ロースカツ定食など、
米系も充実。
まだ、夜にお邪魔した事がないのですが、
きっと焼酎や、日本酒で、気分のいい時間が過ごせそうです。
店名：鶴ず
住所：東京都渋谷区神宮前２－３１－７ Ｂ１
電話：03-3478-1732
［平日］ 18:00 - 24:00
［土曜日］ 18:00 - 24:00
ランチ 11:30 - 14:30
定休日：日曜日・祝日
昼時の日射しに、夏の強さが感じられる季節になりました。
神宮前の色んなショップにも、サンダルや水着が並んでます。
こんな季節にピッタリなのが沖縄料理。
B.R.SHOPの近所にもゆるい雰囲気で人気の沖縄料理屋さんがあります。
ランチで、ソウキそばや、ゴーヤチャンプルもよし、
夜に、泡盛やオリオンビールとおつまみなんかも最高です。
天気のいいお昼は、ついオリオンビールを飲みたくなるのですが、
顔に出易い体質なんで、午後の仕事のことを考え、ぐっと我慢。
仕事が終わった後の一杯を想像して、誘惑を振り切ります。
ランチのバイトの、ゆるい接客の店員の女の子も、
微妙に沖縄を感じさせてくれる、いいお店です。
藹藹 （あいあい）
TEL :03-3403-5575
住所 :東京都渋谷区神宮前2-31-8 ＦＫビル Ｂ１Ｆ
外苑前駅からB.R.SHOPに来る途中に、
一見居酒屋風の店の前に、
フランス語の看板がある不思議なお店があります。
この店メインは水瓶屋という、
このエリアで人気の居酒屋さんなのですが、
しばらく前に、店の中ににケーキ屋さんが同居するという、
革新的な業態を始めました。
ランチもおいしいのですが、
その後はカフェの時間になり、
ゆっくりケーキセットでお茶も楽しめます。
ケーキもテイクアウトできますし、
マカロンや、焼き菓子も店頭で販売してます。
B.R.SHOPの買い物の帰りに、
軽いお茶やお食事、または、
ご家族のお土産にいかがでしょうか？
■水瓶屋（みずがめや）
＆
BOIS DE SUCRE（ボワ ドゥ シュークル）
住所：東京都港区北青山2-9-17
地図
TEL：03-3405-7227
Ｂ.Ｒ.ＳＨＯＰの近くには、
何軒か雑誌等にとりあげられる人気の焼鳥屋がありますが
その中でも鳥伝は、僕が一番長く通っているお店です。
店に入ると、コの字型のカウンターの中で店主が、
寡黙に炭の前で、ネタを焼いている姿が目に飛び込んできます。
席に座り、食べたいネタを紙に書いて店員さんに渡す。
しばらくすると丁度いい焼き加減に焼かれたネタが目の前に並んでいき、
それを口にしながら飲むビールは、一日の疲れを吹き飛ばしてくれます。
実は、少々、接客には難ありの、くせのあるお店なのですが、
そのマイナス面も含めて、ある雰囲気がを持った面白いお店です。
締めには、鳥茶漬け、鳥そば。
これからの季節は、おでんもあります。
怖いもの見たさ？でぜひ。
■鳥伝
住所：渋谷区神宮前2-20-12
電話.：03-3402-8412
しばらく、ブログの更新をさぼっていたら、
すっかり夏の入り口にさしかかったような陽気になりました。
いつからでしょうか、夏になると、雑誌やテレビで
カレー特集が必ず組まれるようになりました。
B.R.SHOPのそばにも、カレーの名店があります。
それは、ビクタースタジオのすぐ近くの、
その名も”ヘンドリックス”です。
店に入ると、渋めのレコードジャケットと、
焼酎の一升瓶に一瞬違和感を覚えますが、
飲み始めると、そんなこと関係なく、
不思議な居心地の良さに包まれます。
僕がいった日は、まだ忌野清志郎さんが亡くなってから
日が浅かったので、お店ではＲＣの曲が流れていて、
音楽好きであろう店主の、彼に対するリスペクトを感じました。
しばらく焼酎を飲んで、気分よくなったあと、
締めのカレーを頼むと、深い愛情をそそがれつつ、
いい感じに色あせたレコードジャケットのような、
深い風合いのカレーに驚かされました。
dancyuのカレー特集に名を連ねていた理由が、
最初の一口でわかりました。
ソウルと、カレーと、焼酎と、
いい感じで酔いたい時にお奨めです。
■ヘンドリクス カリー バー （HENDRIX CURRY BAR）
住所：東京都渋谷区神宮前2-13-2 ユハラアネックスビル １Ｆ
営業時間： 11:00〜14:30 17:00〜23:00
TEL：03-3479-3857
“天ぷら”を突然食べたくなることって、ありませんか？
今回は、B.R.SHOPにほど近い、
良心的な天ぷら屋さんのご紹介です。
僕が神宮前2丁目界隈で飲み始めて、
すでに15年以上になるので、
松林の看板は、それ以上の時間をこの場所で、
この不思議なエリアの変遷を見守ってきたはずです。
藍色の暖簾をくぐると、7〜8席ほどのカウンターと、
テーブル席が2個ほどのアットホームな空間が広がり、
白髪の店主と、その奥さん、そして息子さんが、
やさしい笑顔で迎えてくれます。
定食は1000円台から、いくつものバリエーションがあり、
それに満足しなければアラカルトを追加できるという、
利用しやすいメニュー構成です。
（そして、必ずバナナ等のフルーツがどのメニューにも付いてきます。）
仙台の気仙沼との関係が強いらしく、
牡蠣のシーズンは、おいしい牡蠣の天ぷらが楽しめます。
場所がらか、著名人や編集者さんの利用も多いようで、
壁に貼られた数多い色紙のサインが、
誰のものか考えながら天ぷらが揚がるのを待つのも、
このお店の楽しい過ごし方です。
■松林
住所：東京都渋谷区神宮前2-19-15
[夜] ￥2,000 〜￥2,999
[昼] ￥1,000 〜￥1,999
TEL：03-3405-4346
＊営業時間はお電話で確認してください。
肉と魚、どっちが好きか？
そう聞かれて、30代の半ばくらいまでは、間違いなく肉と答えてました。
焼肉好きの友人と、四ッ谷や新大久保に繰り出し、
カルビからホルモンまで、食べ歩いたものでした。
さすがに、40を過ぎてからは、そんなことも少なくなり、
今はどちらかといえば魚派と言っても間違いないような状況です。
今回お薦めのお店は『マンジャペッシェ』、"お魚を召し上がれ！"、
そんな意味の名前のイタリアンの名店です。
アクアパッツァ同様、イタリア料理界の重鎮である、日高良実さんのお店の一つで、
もうこの場所で、10年以上営業しています。
少し前なのですが、かなり二日酔い気味で、
”肉はちょっと”という気分の時、初めて食べに行きました。
比較的、大きな店舗ですが、テーブルの配置がいいのか、
小さい店が好きな僕も、気分よく過ごすことができました。
お店の外にもテーブルが並んでいて、これから、もう少し暖かくなれば、
テラス席で白ワインと魚料理で気分よく過ごせそうです。
蛇足ながら、山下主演の『プロポーズ大作戦』
というドラマで、
藤木直人が長澤まさみにプロポーズしたシーンはこの店で撮影されました。
席数は多いのですが、週末は、たまにレストランウエディングに
利用されているようなので、予約された方が確実です。
■マンジャペッシェ
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-50-11 明星ビル １Ｆ
TEL ： 03-3403-7735
休業 ： 毎週月曜日
ランチタイム：平日 11:30〜14:00(LO)
土・日・祝日 11:30〜15:00(LO)
ディナータイム： 17:30〜21:30(LO)
編集者の友人と、不定期に、”すし会”と称して、
お寿司を食べに行くようになり、2年くらいになります。
雑誌や、口コミなどで気になる店を見つけると、
お互いでスケジュールを調整し、その店を訪れ、
食事後、バーなどに店を変えて、お互いの感想を言い合う、
毎回、そんなことを繰り返してきました。
ここ数年は、西麻布に３０代の大将がお店を構えることが多く、
僕らの足も西麻布に向きがちでしたが、
昨年10月、B.R.SHOPの近くに”たけ江”という、
すばらしいお寿司屋さんがオープンしました。
神宮前2丁目商店街の公園横のビルの地下という、
一見わかりずらい立地ですが、このお店の場所は、
バーテンダー界の重鎮、尾崎浩司さんが1972年に”バー・ラジオ”
をオープンさせた場所でもあります。
最初にお店を訪れた時、非常にシンプルな内装と、
大将清水さんお一人が切り盛りする潔いスタイルに、感動を覚え、
僕の”お寿司屋さんランキング”のかなり上位に食い込みました。
お仕事も丁寧で、お酒の選び方にもこだわりがあり、
なにより、港区の高級店にくらべ、
懐に優しい料金設定がうれしいところです。
大将お一人で大変そうですが、
是非、このスタイルで続けていただきたいお店です。
■鮨 たけ江
東京都渋谷区神宮前2-31-7 ヴィラ・グロリアB1
TEL：03-5771-2705
営業時間：11:30〜14:00L.O.、18:00〜23:00L.O. 日休
カウンター9席
B.R.SHOPがある、神宮前2丁目あたりは、
何か”こだわり”を感じさせるお店が多い気がします。
どの店も、規模は大きくないのですが、
その”こだわり”に対する熱い思いが、それぞれの店へ、
コアなお客さんを引き付けているのでしょう。
今回ご紹介するお店は、そんな神宮前2丁目に10年前からお店を構える、
イタリアワイン専門のレストランバー、AZ（アズ）です。
今でこそ日本でも、イタリア料理店で、ワインとおつまみを気軽に楽しめるお店を、
”バール”と呼ぶことが一般的になっていて、人気店も増えましたが、
AZ（アズ）は10年前から、そのような形態で営業を続けています。
店主の平野さんは、イタリア料理の名店のフロアを経験されて、
10年前、イタリアワイン専門のお店を開いたのですが、
当時のイタリア料理関係者の多くの人からは、
”そんな業態無理だよ”と言われたそうです。
決して立地が良いとは言えない、神宮前2丁目エリアで、
その”こだわり”は支持され、今ではワイン好き、イタリア好きの人なら、
一度は尋ねてみたいお店として知られています。
以前、平野さんにお店の名前の意味について質問したら、
”AZ（アズ）とはAtoZのこと。ワイン一杯から、フルコースまで、
お客様それぞれが、それぞれのスタイルでイタリアの空気を楽しんで欲しい”
というようなことを言っていました。
テーブルワインから、なかなかグラスでは飲めない高級ワインや、
グラッパ、デザートワインまで、色んなお酒や料理を、
イタリアを精通した店主の小気味いい会話で飲ませてくれる、不思議なお店です。
（少し”くせ”のある店主平野さんの接客も、お店の魅力かもしれません。）
まずは、少人数で、カウンターをお勧めします。
■イタリアワインバーAZ
東京都渋谷区神宮前２−２０−１３−１F
TEL：03−5474−1118
営業時間： 月〜土 18：00〜25：00
定休日：日、祝休
12月も半ばを過ぎて、特に夕暮れは寒さが厳しくなってきした。
こんな季節には、お酒も自然とホットが多くなっきて
熱燗、焼酎のお湯割り、ホットラム、バンショー(ホット赤ワイン？）などをオーダーする回数が増えます。
そんな数多くの暖かいお酒の中でも、紹興酒のホットはまた格別です。
B.R.SHOPのすぐ近くのビルの地下に、
暖かい紹興酒とおいしい中華料理を気軽に楽しめる、山之内というお店があります。
ここも、ベタな中華料理とゆうより、少しさっぱりした方向の味付けがされていて、
いろんなメニューを試したくなるお店です。
僕は”たらこ豆腐”とか”納豆チャーハン”のような、
少し和のテイストを感じさせるメニューが好きです。
バタバタしがちなこの季節、暖かいグラスの紹興酒と、ここの料理の組み合わせが、
一日の仕事の疲れを和らげてくれます。
ビルの地下で、やや奥まったところにあり、あまり大きなお店ではないので、
一人か二人でカウンターで軽く、なんて使い方がお勧めです。
（広くはないですが、4人がけのテーブル席も２つあります。）
■山之内
渋谷区神宮前３−３８−１１ 原宿ロイヤルマンションＢ１
TEL：03-3405-4325
営業時間 [月〜金]
12：00〜（L.O.14：30）
18：00〜22：30（L.O.22：00）
定休日 土、日、祝休（お盆、年末年始休）
レストランのソムリエの役割を、小売店ではコンセイエと呼ばぶそうです。
B.R.SHOPのそばに、そのコンセイエがいるリカーショップ『別所商店』があります。
外見は独立系のコンビニエントストアのようにしか見えないのですが、
一歩足を踏み入れると、ブルータス等雑誌にも登場する店主別所さんセレクトの
充実のワインコーナーが壁際にあります。
フランス、イタリアはもちろん、カリフォルニア、チリ、アルゼンチン、スペイン
他、
コンセイエの目にかなった世界中のワイン達が、
ワイン好きの皆さんの手によってコルクを抜かれる日を待っているようです。
僕のワインの買い方は、ちょっと偏っているのですが、
絶対的に”ジャケ買い”、つまり”ラベルのデザイン”で決めてます。
とはいえ予算に限りがあるので、デザインに気に入ったものがあると、
別所さんに大体の味の感じと金額を聞いて、買うようにしています。
ちょっと前に買ったのが、『ゴッドファーザー』等の巨匠映画監督
フランシス・コッポラのワイナリーの『ディレクターズ・カット』というワインです。
細めの映画フィルムのようなラベルが、グルグルと斜めに2周巻かれ、
その上に、映画のコマ割のように、微妙に動きを変えたイラストが描かれています。
そのアイデアと面白さで衝動買いしてしまいました。
後、個人的にうれしいのは、グラッパ、デザートワイン、ポートワイン、シェリー等
スタンダードの銘柄以外あまり見ることの無いお酒にもこだわりがあり、
そんなちょっとひねった品々を探すのもこの店の楽しみです。
■別所商店 WINE&GROCERY BESSHO
東京都渋谷区神宮前2-25-5
TEL：03-3401-1991
営業時間：9:00〜23:00（祝・祭日は9:00〜21:00）
定休日 日曜日
よく読んでいる料理通信というグルメ誌に、数年前、青山の青学近くに『なるきよ』という立ち飲み屋が賑わっているという記事を見つけ、ずっと気になっていました。
ある日、イタリアに6年の料理修行後、開業準備中で、ほぼプータローのような生活をしている友人と、飯を食べることになり、この店に飛び込みで行ったのですが、その時は満員で入れませんでした。
その後日を改め、再チャレンジしてカウンター席にもぐりこむと、いい感じのカジュアルな雰囲気ながら、きちんとした味付けのおつまみや料理に、この店の人気がよくわかりました。
ただ、青学のそばという立地が、あまり僕には便利でなく、なかなか通えないでいた
のですが、もう一軒、B.R.SHOPからもそんなに遠くないところに『やるきよ』なる系列店をはじめ、今はそっちにたまに顔を出してます。
この『やるきよ』、外苑西通り沿いの雑居ビルのＢ１で、しぶい立地とそんなに広くない店舗ながら、わさわさした雰囲気でいつも賑わってます。
その微妙な立地のせいか、お客さんの雰囲気もバラバラで、そんな雑然とした空気感が、またお酒をおいしくさせています。
これからの季節、カウンター席で、おでんの鍋をみながら、熱燗や、焼酎のお湯割り、なんて気分の時にピッタリです。
営業時間等の情報が正確に把握できていないので、お電話で確認してから行ってみてください。
■なるきよ
東京都渋谷区渋谷2-7-14 中村ビル Ｂ１Ｆ
TEL：03-5485-2223
営業時間 [月～金] 17:30～23:30
[土・日・祝] 16:30～21:30
定休日 ３連休の日曜祝日
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■やるきよ
渋谷区神宮前3－1－21 坂本ビルB1
TEL：03-3475-8963
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数年前、TBSの日曜日夜9時からの日曜劇場で、堀北真希主演の『鉄板少女アカネ!!』
なるドラマを放送していたのを憶えていらっしゃいますか？
日曜の9時というゴールデンタイムど真ん中ながら、低視聴率の番組だった為、
多分、記憶の片隅にも無い人がほとんどかと想います。
（今期の堀北真希主演、フジテレビ月9『イノセント・ラブ』も心配です。）
『鉄板少女アカネ!!』はコミックが原作のせいでしょうか、
その荒唐無稽な物語の進行についていけず、
ドラマ好きの僕もほとんど観ることがありませんでした。
そんな時期に、外苑西通りを青山通り方面から歩いていると、
歩道に”鉄板中華”なる看板を見つけました。
少し古びたビルの階段を2階に上がり店に入ると、
確かにカウンター席の前に鉄板がドンと鎮座してました。
少々、そのキワモノ?っぽい”鉄板中華”というコンセプトに、
料理の味を心配してオーダーしたのですが、
そんな考えは前菜の盛り合わせからひっくり返されました。
メニューはどこの中華にも見られるスタンダードなものも多いのですが、
味付けのひとつひとつに、ひねりが効いていて、
次にくる料理への期待感がどんどん大きくなるような不思議な店です。
フカヒレなどの高級食材も、リーズナブルに提供してくれる上、
店長と仲良くなれば、メニューに無いような料理も、好みを言うと簡単にアレンジし
てくれます。
（僕は鉄板で焼いてもらうホルモン炒めがお気に入りです。）
料理の量が多いので、店の人に量の相談をしながら、
ちょっとひねりのある中華を楽しんでください。
また、少々椅子が木で硬かったり、庶民的な雰囲気なので、
初めてのデートというよりは、”仲のいい子とおいしいものが食べたい”
という気分の時に是非どうぞ。
東京都渋谷区神宮前3-7-5 大鉄ビル ２Ｆ
TEL：03-3475-3425
ランチ：11:30〜14:30
ディナー：18:00〜23:00
定休日：不定休
B.R.SHOPを出て、左側に少し進み、駐車場の手前の坂道を降りていくと、
ちいさな公園があり、その左側に、フレンチレストラン・ラルテミスがあります。
建築家の友人夫妻との食事で、神宮前2丁目あたりでどこがいいかと考えた時、
この店を思いつきました。
以前は、深めの時間にワイン好きのこの店の常連のカメラマンに
連れて来てもらいったのですが、チーズとワインという感じで
料理を食べたことがありませんでした。
今回は、4人でしっかり食事をしましたが、いい意味で力の入らない接客、
しっかりとした料理、そしてなによりも気軽な雰囲気で、
前菜からメインデザートまで、気分良い時間が流れて行きました。
9時以降はアラカルトとワインという使い方ができるそうで、
”カウンターで軽く”なんて気分の時も良さそうです。
B.R.SHOPからは少し離れるのですが、最近開通した副都心線の北参道駅から
徒歩数分のところに、ラルテミスの系列のビストロ、ダルテミスがあります。
天井が高い店舗はそんなに広くないのですが、
カウンターからテーブル席が、うまく配置されていて、
”レストラン”ではなく”ビストロ”という雰囲気がうまく演出されてます。
フロアの人も丁寧に料理やワインの相談にのってくれて、
普段はイタリア料理派閥（？）の僕も、気軽に料理を食べることができます。
B.R.SHOPに寄った後、”カジュアルだけどおいしいフレンチが食べたい”
なんて気分の時に、両店ともお勧めです。
（両店とも母体はステショナリーの会社らしいです。）
■レストラン・ラルテミス
渋谷区神宮前2-31-7 ビラ・グロリア1F
TEL：03-5786-0220
ランチ：12:00〜14:00
ディナー：18:00〜24:00
定休日：水・第2火曜日
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■ビストロ・ダルテミス
渋谷区千駄ヶ谷4-5-11 ビクトリアプラザ1F
TEL：03-5770-7155
ランチ：12:00〜14:30(L.O.14:00)
ディナー：18:00〜01:00(L.O.01:00)
定休日：火・第3月曜日
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B.R.SHOPを出て左側に少し進むと、道を挟んだところに駐車場があり、
その手前を右斜め下に降りてゆく道があります。
そこを下ったところにあるのが、あまり”商店街”らしくない神宮前2丁目商店街です。
今回ご紹介したいのは、その商店街で人気を集めている、韓国料理店と居酒屋です。
まずは、
東洋食堂 百
ナチュラルローソンのビルのそばのB1で、
深夜までおいしい韓国料理が食べれるお店です。
メニューのひとつひとつが、伝統的な韓国料理にひと工夫がされていて、
さながら”ヌーベル コリアン”と言っていいような、新鮮な驚きがあり、
行く度に、新しいメニューをオーダーしたくなります。
マッコリも”黒マッコリ”、”赤マッコリ”などがあり、お酒好きにもたまらないラ
インアップ、
そして12時を過ぎても営業しているので、”カウンターで締めの冷麺”なんて気分に
もぴったりです。
入り口の大漁旗が目を引く、元気いっぱいのお店。
入り口のビールケースを利用したテラス?席、カウンター席、お座敷、奥のテーブル席、
その日の気分で、いろんな楽しみ方ができる空間です。
そして料理も、新鮮なお刺身、もやし炒めなどの家庭料理など、
リーズナブルでしかもクオリティーの高いメニューが並んでます。
日本酒は、新潟、魚沼、青木酒造の”鶴齢”がお勧で、
ワサワサした店内のお客さんの会話と、店員さんの元気な掛け声につられ、
ついつい深酒になることも。
どちらのお店も、カジュアルな雰囲気で、神宮前2丁目にかかせない、
日韓の代表選手です。
■東洋食堂 百
渋谷区神宮前2-19-13
TEL/FAX : 03-3796-2428
ランチ 11:30～16:00（月～土）
ディナー 18:00～2:00
休み（日曜、三連休[土日月]の月曜、正月、お盆）
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■上総屋眞吉
渋谷区神宮前2-19-16 １Ｆ
TEL : 03-3401-3917
16：00 ～ 24：00 （ラストオーダー23：15）
年中無休（正月・お盆休みあります）
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B.R.SHOPを出てちょっと右に行き、外苑西通を左折すると、通りを挟んで2軒のイタリア料理とフランス料理の名店があります。
まずは、イタリア料理のラ・パタータ
1979年から今の場所で神宮前2丁目の変遷を見守り続けている名店です。
このお店はよく作家の田中康夫さんのエッセイで見かけました。
僕が好きだったのが、20年以上も前の『ぼくだけの東京ドライブ』という、レコードのレビューと街ネタを合わせたようなエッセイ集で、ラ・パタータも、若き日の彼が女性を連れてゆく場所として、何回か登場していました。
いつも店の前に置かれている手書きのボードに、お勧めの食材やメニューが紹介されていて、その前を通るたびに、どんなお皿が出されているのか、気にかかってしまいます。
ル・ゴロワはかつては、もう少し表参道よりで、今よりも小さなスペースで営業されていたようです。
最初にこのお店のことを知ったのは、料理通信という雑誌のカウンタータイプのお店の特集号。
雑誌には昔のお店の写真が載っていたのですが、感じがいいビストロという印象があり、神宮前2丁目に移転するのを楽しみしてました。
新しいお店は、スペースもゆったりしていて、もちろんカウンター席も充実していま
した。
シェフの奥さんがフロアの責任者で、接客態度もやわらかく、料理も、一緒に食べに行ったイタリア料理人の友人が、太鼓判を押してました。
どちらも人気店ですので、予約をお勧めします。
（少し前、ル・ゴロワは当日予約では入れない状態でした。）
ラ・パタータ
渋谷区神宮前２−９−１１ シオバラ外苑ビル１Ｆ
TEL 03-3403-9664
定休日 月休
ル・ゴロワ
東京都渋谷区神宮前2-3-18
tel. 03-3404-0820
定休日／月
まずB.R.SHOPの近くでご紹介したいお店は、kurkku （クルック）です。
kurkku （クルック）はお店というより、ひとつのプロジェクトといった方がいい存在で、その中心人物は、ミスチル等の音楽プロデューサーでも有名な小林武史さんです。
詳細はホームページをご覧いただきたいのですが、このプロジェクトの主旨は快適で環境にも良い未来へシフトしていくための消費や暮らしの在り方を考えるプロジェクト。
自然に育てられた食材を楽しめるレストラン、人が集うカフェとバー、エコロジーとデザインをテーマにした雑貨や、暮らしを気持ちよくする植物をお求めいただけるお店。
ということです。
もう一つ、小林武史さんが、ミスチルの桜井和寿さんらと中心となっているプロジェクトがap bankで、こちらは小林武史、櫻井和寿の２名に、「Artists’ Power」の発起人でもある
坂本龍一氏を加えた3名が自己責任のもとで拠出したお金をもとにして、環境に関するさまざまなプロジェクトに融資をする非営利組織。
というように、環境活動を推進してゆくプロジェクトです。
ap bankの活動として、毎年夏に静岡県のつま恋で行われる野外フェスのap bank fesがあります。
今年も、7月に開催され、ミスチルをはじめ、GLAY、ゆず、大塚愛、布袋寅泰、小田和正等豪華ゲストを向かえ、盛り上がったようです。
このような環境プロジェクトの拠点の一つとして、小林武史さんが神宮前二丁目を選んでくれて、やはり、この界隈には独特の空気感があるのでは、という思いを強くしました。
先日、雨空の日曜日の夕暮れに、カフェ形態の、mother kurkkuの2階席でお茶をしました。
有機コーヒー等のメニューがあったり、屋上には庭園があったりと環境に配慮していることがよく分かります。
B.R.SHOPの帰りに、是非お勧めの休憩スポットです。
mother kurkku
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前2-18-15
tel. 03-5414-0581
僕とB.R.SHOPの出会いは、10年前にさかのぼります。
営業マンとして、B.R.SHOP近所のお客さんに通っていたある日、
小さなショップがオープンしていることに気づきました。
中に入ってみると、あまり大きくは無いスペースに、
他のセレクトショップにはあまり置いていないような、
小粋なアイテムが、数多く並んでいました。
（今よりはもう少しカジュアル路線でしたが。）
それから、仕事途中でありながら、タイミングを見ては顔を出すようになり、
大和さんはじめ、お店のスタッフさんとも仲良くなっていきました。
そして5年前、いい部屋が見つかったこともあり、
B.R.SHOPから千駄ヶ谷方面に10分くらいあるいたところに住むようになり、
ますます、B.R.SHOPに通う機会が増えました。
今回、僕のブログのテーマは『Around B.R.』、
日本語なら”B.R.あたり”とでも言いましょうか。
B.R.SHOPの周りの素敵なレストトランや、
ちょっと変わったBarや、不思議なスポット等、
B.R.SHOPにいらっしゃった皆様に、ショッピングの後も、
さらにこのエリアを楽しんでいただけるような情報を
アップしていきたいと思います。
初回は、6月14日に開通した副都心線の北参道駅から、
B.R.SHOPへの道順を写真におさめてきました。
北参道駅の入り口を出て左方向、
明治通りを渋谷方向に進みます。
左手にタワーマンションが見えたらその道を左折します。
そしてそのタワーマンションの交差点を横切り、
ちょっと細い通りをしばらく歩くと、右手に小さな公園のある交差点があり、
そこも直進です。
坂道をあがり
ぶつかった通りを左折すると、
今はテナントのビルの工事中のB.R.SHOPです。
今の道の途中にも素敵なお店はたくさんあります。
次回からどんどんご紹介させてください。
よろしくお願いします。
*当サイトの税込価格表示は、掲載時の消費税率に応じた価格で記載しております。
お間違えになりませんようご注意ください。
