TIE YOUR TIE STYLING
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ネクタイのこなし方において、もっともこなれ感があるか、ないかが表れやすいのが、ノットとディンプルではないでしょうか。まるでおにぎりのようなモッコリとしたノットや、無残にもグチャグチャになったディンプルを見ていると、"この人、こなれてないな~"なんて、ついつい思えてしまうもの……。というわけで、ノットやディンプルには人一倍気を使いたいわけなんですが、ここで問題となってくるのが、この秋冬も流行の兆しを見せる起毛感のあるウールのタイ。コレ、どうしても地厚な素材特性のおかげで、ノットやディンプルが美しくキマらないのですよ。ということで、「レオナルド タッツアーリ」のネクタイのご紹介となるのです。秋冬の素材感溢れるジャケットスタイルに負けない太ストライプ柄が何とも印象的なこちらのウールタイ。ですが、件の二か所に野暮ったさは全く感じられませんよね。その秘密は後々御披露させていただきますが、温かみが魅力のウールのタイ(でもノットやディンプルに難アリ)が、こんなにもモダンでシャープにキマるなら、そりゃもはや言うことなし。この冬は、モッコリ知らずなこちらの一本で、ほっこり洒脱なスタイルを楽しんじゃっておくんなまし。
シャープなその秘密は芯地選びにありました
通常のウールのタイに比べ「レオナルド タッツアーリ」のソレのノットやディンプルが格段に美しくキマるのは、芯地選びに秘密が隠されていたのです。
表地の素材によって、芯地の枚数や種類を決めていくことで、結果、絞め心地が格段に増し、こんなにもシャープなノットやディンプルが形成できるように。これもネクタイを長年研究してきたレオナルド氏の成せる技なんですね。本家「タイ ユア タイ」には見られない、ちょいアメリカンな太レジメン柄のウールタイをシャープにこなせば、今季的な雰囲気が醸し出せないはずはございませんよね。
裏ナシ仕様で風になびくほど軽やか
すべての縫製工程をハンドで仕立てることによって、抜群の柔らかさを生み出した「レオナルド タッツアーリ」のタイ。で、さらに本作は、裏地を排することによって、さらなる軽やかさを演出しているのです。
一般的なウールのタイだと、どうしてもボッテリと重苦しい印象に。ですがこちらは、前記した仕様にすることで、ウールタイの野趣溢れるほっこり感のみを抽出。結果的に、昨今主流の柔らかな仕立てのジャケットやニットに好相性な仕上がりになったというわけなのです。ファッションとのマッチングを第一に考えられた"スタイルありき"の本当に使えるタイ。と聞くと思わず欲しくなっちゃいませんか?