男らしい力強さやインテリジェンスがいやが上にも香るこちらのグレンチェック柄のスーツ。ともすると近寄りがたいほどに"デキる男"を演出してくれる本スタイルに、さり気なくも確実にイマドキ感と艶っぽさをプラスしてくれているアイテムこそが、今回ご紹介させていただく「レオナルド タッツアーリ」のタイなのです。美しき発色と上品な光沢を放つこちらの逸品は、かの有名な「タイ ユア タイ」のネクタイのテクニカルディレクターを務めてきた、ブランドと同名の氏のプライベートコレクション。同店の前のオーナーであるフランコ・ミヌッチ氏と、全世界的にも評価の高いネクタイ作りを長年にわたって二人三脚で行ってきた彼が、満を持して今季打ち出したブランドこそが、この「レオナルド タッツアーリ」というわけなのです。同銘柄は「タイ ユア タイ」に比べて、レオナルド氏ならではの若い感性が投影されたコレクションになっております。ゆえ、通常「タイ ユア タイ」にはありえなかった、モダンな雰囲気漂うソリッドな一本もラインナップされている、というわけなんですね。とはいえクオリティは、本ラインと同様の仕上がりに。だからこそ、クラシックなスーツスタイルが、こんなにも上品でモダンでセクシーで、そして洒脱に映る。そういうことなんですね。

ネクタイ一筋17年の実力をご覧あれ

極上のシルクを惜しげもなく使用したこちらは、その絞め心地もなんとも秀逸。あえて縦糸をベージュにすることで、表情のある独特な光沢感を生み出しているのです。

ちなみに同ブランドのタイは、すべての縫製が手作業によって行われています。こうすることで、写真のような柔らかな見た目と、絞め心地を実現しているのです。一見、非効率的にも思えるかような物作りへのこだわりが「タイ ユア タイ」のフランコ氏から、レオナルド氏が受け継いだDNA、といっても過言ではないでしょう。真摯な姿勢で生み出される極上の一本が、必ずやアナタのスーツスタイルを、洒脱に激変させてくれるはずですよ。

シンプルな一本にこそセンスが宿るのです

見る角度によって、その表情を変える「レオナルド タッツアーリ」先にも述べたような絶妙な絞め心地も相まって、是非とも一本はお持ちいただきたく、皆さまにオススメさせていただく所存です。

ちなみに「タイ ユア タイ」のタイも、ノータイスタイル全盛の今の時代になってなお、お洒落セレクトショップ等で抜群の人気を誇っているのだとか。で、こちらはそれと同クオリティで、かつ「タイ ユア タイ」では存在しなかったソリッドなコレクション。とくれば、もはや完売は必至でしょう。絶対にブナンに見えない、それでいて着用感もバッチリで洒脱な一本。とくれば、もはや、一本といわず二本三本と、まとめ買いするのが得策かもしれませんよ。

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＜スタッフクレジット＞
Producer 大和一彦 ／ Stylist 中川原寛（CaNN） ／ Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make 吉田葉づき／ Writer 寺田慎一（GtN-48） ／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model　CUBA

＜クレジット＞
タイ￥15,540＜レオナルド タッツアーリ＞スーツ￥609,000＜アットリーニ＞　シャツ¥54,600＜アットリーニ＞（すべてタイ・ユア・タイ 青山:03-3498-7891）チーフ￥7,350（ムンガイ / B.R.SHOP:03-5414-8885）メガネはスタイリスト私物。