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Vol.003
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Con La Sarto
Sarto Order Style / Women
“今”を感じさせる、最新オーダースタイル

女っぷりを上げてくれる女優トレンチがやっぱり好き 今年らしいサイジングはオーダーで手に入れます

女っぷりを上げてくれる女優トレンチがやっぱり好き 今年らしいサイジングはオーダーで手に入れます
女っぷりを上げてくれる女優トレンチがやっぱり好き 今年らしいサイジングはオーダーで手に入れます

クローゼットの中にはトレンチコートが大切にしまってある、そういう女性も多いのではないでしょうか。そう、大人の女にとってこれほど頼りになる存在はありません。まだ寒いというのにファッション業界では来年の春物の展示会が行われているのですが、どこへいっても素敵なトレンチコートがズラリと並んでいます。でも結局長く愛せるのは定番のディテールに忠実なベーシックな一着。もともとは第一次世界大戦のイギリス軍の軍用コートとして開発されたというルーツをもつ、とっても男らしいアイテムですが、マニッシュなアイテムを着たときに醸し出される危うげな女らしさは他のアウターにはない魅力だと思うのです。映画『シェルブールの雨傘』でガーリーに着こなしているカトリーヌ・ドヌーブは有名ですが、『パリの恋人』でのオードリー・ヘプバーン、そしてお洒落ファーストレディのジャクリーン・ケネディもトレンチを愛するひとり。無造作にしめたベルトも、ポケットに手を入れる仕草もなんだかカッコよくみえる____トレンチには日常のほんの些細な仕草もドラマチックに見せてくれるパワーがあります。でも一方でメンズライクでハードボイルドなアイテムだからこそ女性らしく着るにはサイジングが大切。私自身、4年前に購入したバーバリーのトレンチコートがあるのですが、いま着るとなるとサイズが大きいような気がして、結局はしまいこんでしまっています。今どきのシルエットが大事とはいえ一過性のモードなトレンチには手を出す気になれず・・・・。今回RINAも自分の体型にしっくりくるサイズが既製では売っていないので、ベーシックなデザインをオーダーしたのです。そうして防水加工を施したギャバジンにダブルブレスト、ベルトリング、エポーレットに襟のチンストラップ、ミリタリーのディテールを忠実に残しつつ、背面センターの大きなプリーツで、ボタンを閉めれば縦ラインが強調されてスタイリッシュに、外せばふわっとAラインに広がってフェミニンな雰囲気が加わる、これからもずっと愛せる究極の一枚ができあがりました。

《スタイルポイント》
・マニッシュなトレンチをシルクシフォンのストールで柔らかい印象に。
・スリムなデニムをブーツインして、Iラインを強調。
・カラーグローブであたたかい印象をプラス。


Producer 大和一彦/Stylist 梶谷早織/Photographer 竹内裕二(S-14)/Hair&Make 大原恵美/Writer 大谷繭子/Creative Director 中野慎一郎 / Model RINA

フルオーダーコート¥320,775 (UEMOTO)、シャンブレーシャツ¥25,200<バグッタ>、デニム¥30,450(ともに、トレメッツォ)、アーガイルのカーディガン¥36,750(ボーモント オーガニック/渡辺産業プレスルーム)、ストール¥16,800(イレブンティ/バインド ピーアール)、スエードブーツ¥39,900(カスタニエール/カスタニエール 六本木店)、グローブ¥16,800(アルタクラッセ/アルタクラッセ カプリガンディ 六本木ヒルズ本店)

●問い合わせ先
トレメッツォ 03-5485-0058
渡辺産業プレスルーム 03-5466-3446
バインド ピーアール 03-6416-0441
カスタニエール 六本木店 03-3408-8682
アルタクラッセ カプリガンディ 六本木ヒルズ本店 TEL:03-5980-8470

ミラネーゼの胸元のように、シャツをぐっと開けてセクシーさをプラス。

ミラネーゼの胸元のように、シャツをぐっと開けてセクシーさをプラス。

マニッシュなトレンチは、胸元をぐっと開けることで、ぐんと女性らしく着こなすことができます。さらに女らしさを強調するなら、ボタンをあえてとめずに、ベルトをキュッと締めてウエストマークをすれば、女優風のエレガントな雰囲気に。ちょっぴりマニッシュに装いたい時は、前をあけてラフにくずして着ます。オーダーならではのジャストフィット感で長時間座っても疲れにくいのでクルマの運転やオープンカフェでもコートを着たままでもリラックスして過ごせそうです。

あえてショートブーツではなく、Iラインを強調するロングをセレクト

あえてショートブーツではなく、Iラインを強調するロングをセレクト

これから寒さが本格化する真冬にあたたかく履けるブーツが欠かせない存在。今年はロングブーツに台頭してショートブーツやブーティ、エンジニアブーツと“半端丈”ブーツが人気ですが、ここではトレンチというアイテムそのものがマニッシュなぶん、足元は女性らしく履けるロングブーツが正解!それにウェッジソールで思いっきり歩きたい日も疲れにくく、トレンチのもつアクティブな魅力ともリンクするようでお洒落。なによりとっても暖かいのでロングはやっぱり手放せません。