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special meeting
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B.R.SHOP Special Meeting Vol.002

<ゲスト>有限会社エス・エス・アンド・ダブリュー 代表取締役 齊藤正二郎さん

--ところで齊藤さんはどんなファッションが趣味ですか。

齊藤:いや、これがいつもTシャツなんですよ(笑)。ポリシーとかじゃないんですけど、長袖だとすぐに汗をかいてしまうから。真冬でもサーフィンのウエットスーツの両袖、両足がはみ出しているバミューダみたいなので(海に)入っているので、子供とかが珍しがって見に来るんですよ。「お兄ちゃん、それ寒くないの?」とか。暑がりで汗かきなので、いつもTシャツなんですが、今日は衿がないと失礼かなと(笑)。買い物は、シアトルやヨーロッパに行ったときですね。スーツはヨーロッパのものが好きですし、シャツは伸び方とかでストラクチャーとかバナナリパブリックなども買います。以前はタイトなものを着たりしていましたが、最近はゆったりしたものを着るようにって外国の人に言われまして。アクティブって訳じゃないですが、暇があると山とかに行ってしまうので、すぐに運動できるものとか、天候や自然に合わせて機能的なものを選びますね。無駄なものは買わない。

--私もアメリカ物にもかなり関心があった時代があります。かなり若い時は、デニムはリーバイス以外はありえないなんて思っていた時代もありました。当時は、今のようにレベルの高いデニムを真剣に作るところは少なかったですから、いまの若者は幸せですね。私もまだそんなに歳ではないですけど。ただ、日本人の場合、ある程度の年齢になると、リアルなアメリカンカジュアルが似合う人って非常に少ないと思います。その意味でも元々合理主義ではない、ヨーロッパ(特にイタリア)のメンズファッションは大人だからこそ着こなせるカジュアルが得意ですね。いろいろな国の物を紹介したいと思っているのですが、どうしてもB.R.SHOPのセレクトは、イタリア物等が中心になってしまいます。イギリスの頑さも好きなのですが、仕入れの比率はイタリアが多いですね。いろんな意味でイタリア物のレベルが高いと思っています。しかし、どこかでアメリカへの思いもありますので、齊藤さんのビジネスには、非常に興味があるんです。

齊藤:いま直営店は4店舗、原宿、渋谷、白金、浜松町。もっとカジュアル的なスタイルの千葉のドリームテラーの八千代店。四国の今治や栃木の那須には、フランチャイズではないですが、名前を貸しているお店があります。店舗は管理が大変ですから、15~20店舗で収めたいんですが、豆と権利的なものでの商売で、特許の商売も考えているので、そちらを世の中に出していくとか。あとマキアートの技術ですよね。このハートを書いたりという。スクールを開設したいんですよ。バリスタ教育にしろ、サーブの仕方にしろ、そういうところで文化的に世の中が変わっていければと。カフェは哲学者が集まって喧々囂々とやる場だったように、いろんな職種の人が集まる憩いの場じゃないですけど、情報の発信基地にしたい。新しい渋谷のカフェの2階は華道の先生とのコラボレーションなんです。そこはお花の教室があったりビルのオーナーが俳句の会とか。スペースでは展示会もできるし、文化交流にもなるし、美味しいコーヒーをなぜ美味しいかと、味比べをする場所にすればその教育にもなるし。食材も自然や無農薬のものを使ったり。ここにくれば安心だという場所。僕はなれるかどうかわからないですが、僕自身がそいうところの社長をやっていて、情報の発信を目指さなきゃいけないなと思っているんです。

Ohwa's voice

対談中にいただいた「ダブルトール」のエスプレッソ。いや~、本当に美味しかったです。その秘密は、日本で流通しない内容の詰まった上質な豆を、技術の優れたイタリア人がローストしているからとか。豆の旨味は油で、その油を出しすぎないローストの技術が美味しいコーヒーの秘訣なのだとか。この美味しさをぜひ皆様にも味わっていただきたく、近日、B.R.SHOPでもダブルトールスタイルのエスプレッソをおもてなししたいと考えています。その際には、またHPにてインフォメーションさせていただきます。ぜひ、お立ちよりください。

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