お久しぶりです!
Apr 03, 2010
なかなかブログ更新しておらず大変申し訳ございません!!
久方ぶりの更新です!
今回の主役はコードヴァン!!
で、今回のご依頼はアッパーの染め直し&皺抜き!!
まずは片足だけ様子を見ながらやってみました!
ん〜………、なんか違うな……。
ということで、これからいろいろと作業を進めていき、次回は完成後をお見せします!!
お楽しみに!!!!!!!
このブログでは、靴のリペアとメンテナンスの方法をBEFORE & AFTERで分かり易く解説します。
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なかなかブログ更新しておらず大変申し訳ございません!!
久方ぶりの更新です!
今回の主役はコードヴァン!!
で、今回のご依頼はアッパーの染め直し&皺抜き!!
まずは片足だけ様子を見ながらやってみました!
ん〜………、なんか違うな……。
ということで、これからいろいろと作業を進めていき、次回は完成後をお見せします!!
お楽しみに!!!!!!!
ここ数日雨の日が続きますね…。
そんな出不精になりがちな日は、お家でシューケアなんていかがでしょうか?
もちろんプロに預けてやってもらってるからという方もいらっしゃると思います。
(むしろありがたいお話ですね!)
ただ、プロに出すっていうのは病気になった時に病院に行くっていうのと似た感じです。
普段、手洗いやうがいみたいに予防をしますよね?
自宅でのシューケアはそういった予防にあたる行程だと考えていただくといいかもしれません!
で、今回はそんなご自宅のケアにお勧めのケア用品のご紹介!!
言わずと知れたフランスの名門 「SAPHIR」!!
写真右は乳化性靴クリーム!
写真左は汚れ落としです!
で、今回は写真左の汚れ落とし(レノマット)のご紹介です!
このレノマット!匂いもなかなかですが、市販の汚れ落としとしてはかなり強力!!
靴の表面に固着した古いクリームをサラーッと拭い取ってくれます!
(※革の繊維内部まで染み込んだシミを除去するものではありません。)
革の表面に残っている靴クリームは1ヶ月に一度くらいのペースで除去してあげるのが理想的です!
分かり易く言えば、女性のお化粧と一緒です。お化粧するけど洗顔はしない!なんて人いないですよね!?
要は洗顔作業です!
靴も定期的に洗顔してあげることで、厚化粧にならず衛生的な革の状態を保つことができるわけですね!
そのためには、この「レノマット」!!!!
ただ、入荷は今週中頃!
ご無沙汰しております!
最近、これまでのやり方を見直してみようと思い、使うクリームや溶剤などを根本的に改良してみたりと一人ですったもんだやっておりました!
気付いたら、夜な夜な一人で薄ら笑いを浮かべて科学の実験みたいなことをしている自分が…。
お酒など飲まずとも、ベンジン、ラッカー、シンナーの強烈な空気で十分酔ってしまうような夜……。(怖いわ……)
もはや、誰にも理解されないから誰にも言わない!という孤独への最短ルートを突き進んでおりました……。
で、悪戦苦闘する中でやっと先が見えてきました!
その最たる成果が!
この染め替えだーーーーーーっっっっ!!!!!!
Before
どーーーーですかっっっっっっ!
前と何か変わったの?と思う方!!
かなりのマニアでしょ!?
実はっっっっっ!
目視では分かりません!!!
(じゃ載せんじゃねーよ……)
…確かに……
でも、直に見ると……フフフ……
……フフフ………
…フフ……
…フ………
(大丈夫か!?)
なかなか暖かくならないもんですね…
作業場が寒いのなんのって…
でも、アパレルさんの世界はもう春!
靴もしかりでブーツがメインだった陳列もスリッポンに様変わり!
なんだかお店の中だけは春を感じます…。
最近お店に入荷した新作のフェランテ!軽快なスリッポンで色バリも3色あり、まさに春!!って感じです。
しかも、値段が!!!
¥31,500ー!!!!!!
セメンテッド製法で、縫い付けではありませんがこの値段は魅力的ですね!
で、今回は靴底のカスタムのお話です。
底付けは大きく分けて3種類。
1セメンテッド(接着剤でくっ付ける製法)
2マッケイ(アッパーと靴底を一気に縫い付ける製法)
3ウェルテッド(アッパーとウェルトを縫い付け、ウェルトと靴底を縫い付ける製法)
今回は1セメンテッドで作られた靴を2マッケイで張り替えてみよう!というカスタムです。
ということで早速!
このままでも十分なんですが、もう少し本格靴っぽい感じで!との依頼でしたので。
どうでしょう?
ちょっと分かり辛いでしょうか!?
少しエレガントな雰囲気が出たと思いませんか?
ソールを薄いシングルの革底に変えて、エッジを削ってコバを丸く仕上げております。
コバを丸くするだけで、見た目のソールの厚みは極端に薄くなったように見えます。
一度ラバーのまま履いて、最初の修理の際にこんな風にしてみるのもいいんじゃないでしょうか!?
※セメンテッドの中にはマッケイ製法に変えられないものもあります。
たまには少しマニアックなお話を…。
質問される内容で最も多いのが「一番いい靴クリームってどこの?」というもの。
ダントツに聞かれます…。
てことで、今日は靴クリームについてのお話を!
まず、靴クリームは大きく分けて2種類あります。
1つが乳化性というもの、2つ目が油性というものです。
2つ目の油性というタイプは平べったい缶に入ってるものでKIWIのワックスが代表的ですね。これはグラサージュの際に用いるもので、一般的なケアにはさほど必要ないと思います。
で、1つ目の乳化性というのが今回のメイン!
これ、見た事ありますよね!?
この2つどちらも乳化性と書かれています。
じゃ、何がどう違うの?ってことを説明しますね!
乳化性クリームは更に2種類に大別されます。
①Oil/Watar型(写真右)
②Watar/Oil型(写真左)
両者は水分と油分の含有量の違いによって分けられています。
要するに右①はお水の中に油を垂らしたもの!左②は油の中にお水を垂らしたもの!ということです。
どちらが一般的かと言うと右①の方です。
右①はサラッとした感じで伸びがよく自然なツヤがでます!左②はネトッとした感じで伸びるという感じではありませんが強い光沢がでます!
左②は油性の靴墨のように爪先や踵に少量塗布して光沢を出すような使い方がベターかもしれません。
右①は全体に塗布して、ブラシで伸ばすと自然なツヤが出易いですよ!
ということで、「一番いい靴クリームってどこの?」という質問には答えようがなく…。
例えば、髪をガッチリ固めたいという人とフンワリとセットしたいという人では整髪料も違うものになりますよね!?
靴も一緒で、その靴の革の特性、状態、どのシーンで履くのか、といった様々な要因に合わせてケアの仕方も使うクリームも変わってくる訳ですね!
とは言え、それほど神経質に考えずにまずはケアを楽しんでみてくださいね!
この言葉!最近よく耳にしますよね!?
アンティークとかエイジングとか…。
でも、実際にすっごくカッコよくエイジングされた革靴ってそれほど見ることってないですよね…。
(以前、UNION WORKS中川さんの10年物トリッカーズ見た時は鼻血出る程カッコ良かったですが…。つっても、本人プロだし…。)
結局、買い替えたりや形がトレンドっぽくないという理由でずっと履いてなかったりするケースが割と多いんじゃないかと。
でも、新品まっさら感丸出しってのも……
って思う人にとって、最初からアンティーク仕上げっていうのはちょうどいい感じで履きやすいですよね!?
ただ、全部のファクトリーがアンティーク仕上げやってる訳ではないので、この形でアンティークあったらなぁなんて思わず買うのためらったりしちゃうんですよね!?
なんて思ってたら、まさにズバリなオーダーが!
ダークブラウンのアンティーク風にされたいとのこと!
で、毎度のことですが余計な油を抜き去って丸裸に↓
これは確かに味気ない気もします…
確かにアンティーク!
俺もやればできるじゃない!
にしても、均一にダークブラウンに染めてもこの雰囲気って出ないですよね!?
(自分でやって言うのも変ですが、不思議…。)
なんでだろ…なんて考えてると、アンティークって不完全な美しさってことなのかな…なんて思えてきました。
そういえば、徒然草の一説に…
「……月はくまなきをのみ見るものかは……」
なんてありましたよね!?
満月じゃないどこか欠けたような未完の美しさ…
そんな美意識持ってる日本人って、なんだかすごく魅力的だなと…。
俺、日本人でよかったかも…、いや、よかったな…。
なんだか今日は日本酒でも飲みたい…そんな気分でございます…。
…日本酒飲むとなぜか決まって、翌朝左の顔面が猛烈に痛くなりますが…
みなさんこんばんは!
現在26時を迎え、かなり額に油がのってきております……。
数年前はこんなことなかったのにな…なんて思いながら30歳を過ぎて自分の顔面に油田を発掘したことを嘆きブログを更新しております。
とは言え、雑誌の中のモデルさん!この人は額光っててもカッコイイ…
って人いません?
なんでですかね…?
で、考えた結果…それは似合っているから!
てな感じでまた強引に靴に繋げちゃう訳ですが…。
靴のカスタムや色付けも一緒!
要するにその土台となる靴の形にそれが似合っているかどうか!?
それが重要となる訳です。
今回はそれを説明しやすい一足だったのでご紹介!!
どうッスか?
なんかキレイじゃありませんか?(違うって方はゴメンナサイ…)
これはいわゆるグラサージュを駆使して仕上げた一足です。
全体の輝きがこの靴の魅力を引き立てます!
そして、キレイに見えるのは…当然…
この靴の形には艶が映えるからです!!!!
なんでもかんでも光ってりゃいいってもんではないということですね!
ワークブーツなんかは軽く汚れて擦れてるくらいの方がカッコイイ場合もありますよね?
なので、やっぱり似合う似合わないってことを意識しながらやってみるとちょっとイイ感じに仕上げられるかもしれませんよ!?
何度も書いちゃってますが、あんまり頭デッカチに考える必要なんてないですし…。
このクリームの後にはこれ使って…〇△◇etc…みたいなマニアックな考え方も僕個人としてはあまりお勧めしません。
すっげぇ手の込んだ髪型にしてみたけど…すっげぇ似合ってねぇな…
みたいなのって恐ろしく残念なことでしょ!?
それが似合ってる人ってのはおそらく自分のことをよく分かってる人なんでしょうね!
でも、そっちのがカッコイイですよね!?
ということで、ちょっと脱線しちゃいましたが、靴もその形や履くシーンなんか考えながら磨いてみると意外と上手くいったりするもんです…。
今回は似合ってるんじゃないでしょうか!?
ジャン!!!!!!!!
…ただ…今このブログを書き終えた僕の油田の輝きは……
…こんなレベルじゃありませんが……(泣)
今回は、シューケアにかかせない靴ブラシのおはなしです!
本来、シューケアには2本のブラシが必要とされています。
1つは馬毛(たてがみ)で、要するにお馬さんのモヒカンみたいになってるとこの毛です!
2つ目は豚毛!
で、使い方は馬毛のブラシで埃を落として、豚毛のブラシでクリームをのばす!が正解です。
つっても、そんなに神経質に考える必要もないんですけどね…。
1個で済ませたいなら豚毛を持っておくのがお勧めです!
で、私自身は実際何を使っているのかと言いますと…
こちら!!!!!!(しかもこれ1本!!!!!)
豚毛でも馬のたてがみでもなく、「本毛」と呼ばれるお馬さんの尻尾の毛です!
元々靴ブラシに多用されるものじゃありませんが、ウチのブラシ屋さん(江戸屋さん)の毛材を物色してたら、水回りの掃除用に使われていて、頼み込んで植えてもらったのが始まりでした!最初は毛丈の長さも2ミリ違いくらいで何本も試作を作ってもらいやっと完成!
せっせと作ったブラシでせっせと靴磨き!
なかなか楽しいもんですよ!
「忙しい」の「忙」という字は「心」を「亡」くすと書いてそう読まれたらしいです…。
…忙しい…
よく聞きよく言うセリフですよね?
なんだか使い易い言葉だし、言っときゃそれとなく相手に理解を求め易いし…
ただ、要するに「心」を「亡」くした状態なんだよね!って思ったら急に多用してる自分って…
なんて気持ちになっちゃいません?
そんな「忙しい」生活の中で、毎日使う靴のケアなんて当然後回しになっちゃいますよね!?
で、気付くと…
!!!!!!!!
泣けますよね…。
しか〜〜しっっ!
これが革のいいところで、こんな状態になっても諦めないで下さい!
革は手をかけてやれば、必ず応えてくれる素材なんです!
ということで、ミッチリ手をかけてやると……
ね?応えてくれたでしょ☆
「忙しい」一日の中で、夜ソファに座ってビール片手に靴磨き…
やり方云々なんて我流でもいいですよね?要するに手をかけてやることが必要な訳ですから。
で、やってるうちに「なんで光んねぇんだよ〜!』とか言ってたり…
奇麗になったらなったで「ん〜、うっとりだよね〜」なんて眺めてみたり…
…………
「心」あるじゃないですか!
「忙しい」だから余計にこういう時間が貴重であって、豊かな時間になるんじゃないでしょうか…。
とまぁこんな感じで、メインテナンスのHowToを説明してます!
にしても内容はホントよくできてるんですよ!今まで紙面での紹介はよく見たものの、映像でしかもここまで詳しく紹介してるってのは、これ初めてじゃないですかね!?
必見ですよ!
靴ってすごく働き者だと思うんです。
朝一度足を通されたら、ほとんどの場合一日の終わりまで脱がれることなく、主を支え続けます。身につけるものの中で、洋服より鞄より休む時間の少ない存在です。
嬉しくて飛び上がった時も、肩を落として壁を蹴った時も、文句言わずに付き合ってくれますよね?
だけど、ケアなんて俺しないんだよね〜…
買い替えるからいいよ…
めんどくさいじゃん…
…………
すごく気に入ってる靴だから、すごく頑張ってくれてる靴だから、敢えてわざわざ自分の手を煩わせてケアをする…
このDVD見てそんな気持ちになっていただけたら、とても嬉しく思います。
*当サイトの税込価格表示は、掲載時の消費税率に応じた価格で記載しております。
お間違えになりませんようご注意ください。