港町の再生なくして復興はない。
>AD BOAT
40オトコがより輝くための情報を
さらに磨きをかけて提供したい
>前田陽一郎
贈られた人の満足度100%の「フラワージュエリー」
>EIKA
「THE SARTORIALIST」のスコット・シューマンが来日
>スコット・シューマン
豪華なハコ"では満たされない気持ちがある。結局やるのは人なんです。
>梶川 貴子
カッコいい服を着て、気取って歩ける。そんな街がもっと増えればいい。
>團 紀彦
経営のプロに訊く!コミュニケーションの上手な取り方。
>鶴岡秀子
よきスタイリスト、よきライフスタイルのコーディネーターでありたいという思いが一致。
>守屋Kスケ × 滝沢カレン
長年に渡り、トップアスリートを見続けてきたお二人に“一流とは何か”を伺いました。
>松下賢次 × 山本喜則
よきスタイリスト、よきライフスタイルのコーディネーターでありたいという思いが一致。
>植村浩
ファッションもライフスタイルも、こだわり抜くから楽しい。
>丸山茂樹 × 山本喜則・2
男である以上、多少ギラギラしている部分が必要だ!!
>丸山茂樹 × 山本喜則
“モテる”人は“ポジショニ
ング”が明確なんです。
>前田 陽一郎
ファッションも自分の個性。
センスを磨く姿勢が大切。
>武田修宏 × 小川カズ
B.R.大和(以下ーー ) 最近、30代の経営者や、20代の女性の間でゴルフが再び流行ってきているのを感じています。それを意識してか、ゴルフをする方が増えていらっしゃいましたよね。うちのお客様からも「スポーツブランド以外の服をゴルフウエアとして着る場合、どのような格好をしたらいいのか」と、質問されることが増えまして。そこで今回は、長年、ゴルフ界のプロデュースをされてきた山本さんと、プロゴルファーの丸山さんに、プロから見た“ゴルフ場でのファッションのあり、なし”を教えていただきたいなと思っております。
丸山茂樹さん(以下、丸山) 例えば、冬のゴルフファッションとして、最近雑誌などでもよく見かけるのが“ダウンベスト”。アマチュアゴルファーのファッションとしては、すごくイイと思いますよ。お洒落ですよね。女性も、普段の何倍も可愛く見えるし(笑)。うちの息子にもダウンを着せてゴルフをさせたいなって思っちゃう。ただ、我々プロには機能面で難しいですね。バックスウィングの入り方など、コンマ何秒ずれただけでボールが曲がってしまう世界なので、あそこまでゴワつくウエアは着られないです。
山本喜則さん(以下、山本) そうするとやっぱり、中に着ることになるんですよね。
丸山 外から着込むとフィーリングが全く変わってくるから、中から防寒するしかないんです。手袋のサイズだって1mmズレただけで嫌だっていう人は多いんですよ。この繊細さはアマチュアの方にはないと思うので、アレなんですけど。
ーー ファッション的にはアリだけど、技術的にはおそまつですか。
丸山 ファッション的にはすごく格好イイと思うんですよ。僕だって試合じゃないときに着てみたいなっていう希望はありますけど。とはいえ、普段から見られているので、「きちんと打たないと」というプレッシャーから、機能性を高める方向に行ってしまうんです。
ーー そうですよね、当然、みんな注目してますよね。
丸山 だから結果的に着られないというわけ。
ーー ビジネスの世界では、お付き合いや接待のゴルフなども多いです。そんなときはプレイ中よりクラブハウスで話が盛り上がることも多々あります。お二人はクラブハウスでの装いについては、どう思われますか?
丸山 日本でアフターゴルフというとレストランですが、アメリカではクラブハウスにバーがあり、必ずそこに寄って、今日一日のことはもちろん、ゴルフ以外の話も色々しながら2時間くらい盛り上がる、というのが定番だったのですが…。今は運転して帰るのにお酒がダメということで、みんなスッと帰るようになっちゃったんですけどね。とはいえ、コンペ後のパーティーでは、皆さんビシッとお洒落に決めてますよ。昔では考えられなかった“デニムの上にジャケットを羽織る”ようなスタイルも、すごく増えてきています。名門コースでは、まだデニムはダメだったりしますが。僕は、そういう縛りがあるから、ゴルフ界が一枚壁を作られちゃう気がします。デニムとTシャツの組合せがNGならまだわかるんですけれどね。その辺のファッションの境界線を納得のいく形で明確にしてあげれば、皆もうちょっとお洒落しやすいと僕は思うんですよね。
ーー なるほど。