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男性ヘアやビューティの流行は
女性カルチャーを追随する
ーー 素敵だと思うヘアスタイルをしている人は?
滝沢 『クローズ』という映画に出演しているときの小栗旬さん。小栗さんの髪型は、見るたびに違うので注目していますね。ヘアスタイルやカラーがよく変わるので、常にいろんなことにチャレンジしていて、新鮮でいいなと思います。ファンの人もそれを見ていたいと思うでしょうし、真似している人も多いですし。そんなふうに素敵な人を真似していったりすると、きっとみんなかっこ良く清潔になっていくんじゃないかな。
ーー ファッションと髪型のバランス、ネイルや眉にまで気を配ることの大切さ、ケアすることによって、全体の印象がどう変わるのかについて具体的なアドバイスをうかがいたいのですが。
守屋 まず、大切なのはシチュエーション。TPOに応じてのヘアやファッションといったこともありますが、「小栗旬さんのスタイル」が、すべての男性の清潔感や好印象につながるかといえば、そうではないと思います。20代から30代、40代と年代によって、印象や魅力は変わります。大人なりのTPOに合わせた、それぞれがイメージするスタイルがあるように思うんですよね。そこでヘアにおけるポイントは「ツヤ」。例えば、海に行く時には髪がパサパサっとしていても不潔感はないですが、ビジネスシーンではワックスをつけたりしてセットアップをしたほうがいい。どんな髪型にするかということよりも、場に応じて髪のコンディションを整える方が大切だと思うんですよ。
ーー カジュアルな時にサマになり、スーツで似合う髪型にする時のポイントは?
守屋 人によりますね。例えば大和さんの場合は、普段の服装や美意識がファッションコーディネイトでわかるので、極端な例ですが、小栗旬さんのようなツーブロックの金髪をやってしまうと、そのイメージが崩れてしまう。強いオーラも清潔感も十分にあるのに、ヘアスタイルひとつで目指しているイメージと異なってしまうんです。自分がお客様のスタイリングを決めるときは、カジュアルもスーツも両方がサマになるものを目指すというよりは、その人の雰囲気をみて、その人らしさを引き出すようにしますね。
ーー それはファッションも同じですね。どんなに流行っていても、それがご本人に合わなければ意味がない。顔型や流行のファッションに合う髪型のモデルはありますか。
守屋 顔型だけでなく、やはり全体の雰囲気が重要なんです。女性はファッションに流行があるのでヘアスタイルもリンクしています。しかし、男性の場合は流行がないので具体的な髪型のモデルはありません。ただ長さにはルールがあります。例えばスーツを着る時、上が短く襟足に向かって長いスタイルは、一般的には不快感を与えるのでNGです。上が短いなら下も短くなければならないというルールがあるんです。でも、今の風潮として男性が女性のカルチャーを追いかけていく流れがあるので、今後は女性のように男性もファッションとヘアをリンクさせるような時代がくるのではないかとは思っています。
ーー メディアはまだそうしたことに触れていないですよね。僕はそこをもっと追求していきたい。ファッションとヘアのスタイリングを上手にリンクさせられるようなことを提案していきたいなと思いますね。
最近は、男から見た理想的な男性像が変化しているように思いますが、ヘアスタイルの好みにもそうした変化はありますか?
守屋 ありますね。「もみあげ」も、最近はコンプレックスを持っている人が多いので、「もみあげ」のない人には作ってあげたりしますし、男性もセクシー路線を狙う人が増えてきました。今まで男性がセクシーになりたいと思うことは、いやらしいという意識があった。でも最近は「髪をかき上げたときセクシーに見えるように」といったスタイルを好む人が増えてきました。ヘアスタイルにも女性っぽさを求める志向がでてきているのかなと。今後はトリートメントに気を使う男性も増えてくると思いますね。男性のファッションやビューティの文化は、女性を追っていますからね。
ーー 男性もヘアケアに力を入れたり、色々な製品を試したいと思うような時代がくるということですか。
守屋 そうなっていくと思いますが、その理由は女性と違うところからきています。例えばトリートメントをする男性は”カラーをきれいに入れたい”、”パーマのかかりをよくしたい”からという理由。髪が薄くなったり白髪を気にするといった部分も、最近は逆に「その人らしさ」を追求しているようなところがありますね。その年齢だからこそだせる魅力みたいな部分をひきだし、表現することができればと考えています。