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Vol.012
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Recomend Style / Dress
ベルトが主役のスタイル提案
Dress Style vol.012
イタリア目線の英国調はモロモロのヒネリが肝要なのです

イタリア目線の英国調は
モロモロのヒネリが肝要なのです

"英国調"は、この秋冬のファッションにおいても引き続き重要キーワード。とはいえガチガチのブリティッシュはだめです。テイストだけいただき、あくまでも軽快かつ洒脱にまとめるというのがキモ。そう、イタリア的な目線が必要なのです。
今回のジャケデニスタイルはそのサンプルです。まずジャケットを見てください。こちらは人気沸騰中の「ラルディーニ」のもので、英国的なチェック柄でありながら、素材はウールやツイードではなく、起毛したコットンを使用するというヒネリの効いたもの。巧みな製品洗いや、お馴染みの小花のプートニエールも遊び心を感じさせます。となれば、タイも通常のシルクタイではなく、ニットタイなどのほうがバランスいいわけですが、こちらは織り柄の美しい「タイ ユア タイ」のウールニットタイをチョイス。これからの時期にふさわしいウォーム感を加味するとともに、下手な巻き物以上に存在感を主張してくれる逸品です。
そしてベルト。じつはここがこのコーデの最大のポイントかもしれません。着用したのは「ティベレオ フェレッティ」の新作で、表面はドレッシーなクロコダイルでありながら、裏面をモケモケ毛玉のカセンティーノとした超ユニークなシロモノ。写真のように剣先を垂らして裏面をチラ見せすれば、腰周りのアクセント効果は絶大です。
ちなみに足元のスエードウイングチップは「フェランテ」。意匠自体はカントリージェントルなのに、ラストはシュッと流麗という、これ自体が今どきの英国調を象徴するような一足です。


スタイリング : 大西 陽一 / RESPECT
文 : 吉田 巌 / 十万馬力

今秋冬の注目素材であるカセンティーノですが、これをベルトに取り入れる発想は絶対他にはないはず。こういうブッ飛んだ感性こそが、「ティベリオ フェレッティ」をたちまち人気ベルトブランドの座に押し上げた要因なのでしょう。剣先をベルトループに納めて締めれば、通常のクロコダイルベルトにしか見えないのもこのモデルのいいところです。

スリッポンが有名な「フェランテ」から、スエードウイングチップの新作レースアップシューズが登場。採用するラスト146は、ラウンドトゥでありながら、全体のフォルムはシュッと流麗。モダンな英国演出ができます。

こちらのアイテムはご購入いただけます。
TIBERIO FERRETTI(ティベリオ・フェッレッティ)
ベルト(クロコダイル × カセンティーノ)
¥50,400(税込)
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LARDINI(ラルディーニ)
3Bジャケット(コットン)
¥91,350(税込)
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BARBA(バルバ)
B.D.シャツ(オクスフォード)
¥25,200(税込)
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TIE YOUR TIE(タイユアタイ)
ニットタイ
¥14,700
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RODA(ロダ)
ポケットチーフ(ドット)
¥5,250(税込)
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PT05(ピーティーゼロチンクエ)
デニムパンツ(FOUR SEASON)
¥33,600(税込)
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FERRANTE(フェランテ)
ウィングチップシューズ(VERDI)
¥50,400(税込)
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CISEI(シセイ)
ドキュメントバッグ
¥36,750(税込)
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