SARTOのオーダーをモデルのRINAさんが体験!
>Vol. 009
今の時代にオーダーが支持される理由とは?
>Vol. 008
SARTO×B.R.SHOPのオーダーフェアを開催!
>Vol. 007
永く着られて、引き継ぐこともできる クラシックの醍醐味はそこにあります
>Vol. 006
女性もスーツの着心地にこだわりたい。でも"ここで仕立てたい"と思うお店が無かったんです
>Vol. 005
オフィスは気持ちよく整えていたのに、いちばん身近なスーツは盲点でした
>Vol. 004
松井龍哉氏がオーダーする"主張しすぎず地味すぎない"究極のコンサバスーツとは !?
>Vol. 003
ファッション業界人に訊く!あらためて、オーダーの醍醐味って何ですか?
>Vol. 002
リペアの名店が、テーラーとして本格始動!
>Vol. 001
日本でも約10年前から本場イタリアでスーツを仕立てるのがひとつのトレンドとなり、超一流と言われる仕立て職人に作ってもらうのが洒落者のひとつの憧れであった。なぜにもそんなにオーダーにこだわるのか。お直しのプロ集団「SARTO」を立ち上げた檀正也氏、そしてファッション業界においてビスポーク通で知られるアルヴェスティジャパン代表の富士原伸吉氏、トレメッツォ代表の小林裕氏、そしてお馴染みのスタイリスト・大西陽一氏にご登場いただき、あらためてオーダーの魅力を語ってもらった。 実はこの3人とも、仕立ての良いスーツやジャケットのリフォームをする時は必ず「SARTO」に持ち込んでいるという。サイジングに強いコダワリをもつ、目の肥えたうるさい人たちを納得させるのは容易ではないと思うが・・・・。それでもクラシコイタリアの雄「アットリーニ」「リベラーノリベラーノ」「キートン」で仕立てたスーツを直してもらうなら「SARTO」しかないという人は数知れない。 今回は彼らにオーダーの魅力を聞くとともに、テーラーとして本格的に活動を開始した「SARTO」の確かな技術力をさらに掘り下げてみたい。
「SARTO」代表取締役社長
檀正也さん
お直しのプロ集団「SARTO」を立ち上げ、数々の伝説を作り上げる。「ピッティ イマジネ ウォモ」開催期には必ず自身でミラノ、フレンツェ、ナポリに足を運び、センスを磨くことを欠かさない。その活躍ぶりはTV番組『ガイアの夜明け』で特集が組まれ、しばしばファッション誌で取り上げられるほど。いま発売されている『GQ』5月号P41でも"リペアの次なるムーヴメントを仕掛ける重要人物"として紹介されている。
ファッションディレクター(RESPECT)
大西陽一さん
温和な人柄とエディトリアルな観点から今どきのツボをおさえた上品なスタイリングに絶大な信頼が寄せられる売れっ子スタイリスト。
(株)トレメッツォ代表取締役社長
小林裕さん
いまいちばん売れているパンツ「PT01」の仕掛け人でもあり、ファッション誌でお馴染みのブランド「バグッタ」「チットラグジュアリー」等のインポーターである(株)トレメッツォの取締役社長。業界屈指の食通でもあり、ジャンルを問わず都内の美味いものどころはほぼ網羅をしている。
アルヴェスティジャパン代表取締役社長
冨士原伸吉さん
インポート生地の輸入販売を行う(株)アルヴェスティジャパンの代表。イタリア生地のドラッパーズを日本にはじめて持ち込んだ第一人者でもある。オーダースーツを語らせたら右に出る者はいない、生地フェチとしても有名。暇ができれば「ダル・クオーレ」「レオナルディ」でナポリ仕立てのスーツをオーダーすべく南イタリアに足繁く通う。
ファッションエディター
大谷繭子
男性誌および女性誌でファッション及び、旅関連の記事を担当。以前ドーメルのアマデウスで紺ジャケットをオーダーして以来、その着心地の虜に。この秋冬は「SARTO」植本氏に依頼しヘリンボーンのグレースーツをオーダーする予定。
Photo: Ida Toshino
Text: Otani Mayuko