港町の再生なくして復興はない。
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よきスタイリスト、よきライフスタイルのコーディネーターでありたいという思いが一致。
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>武田修宏 × 小川カズ
父、植村秀さんについて
ーー 話は変わりますが、お父様の植村秀さんは、どんな方だったのでしょうか?
植村 私の父は、日本橋の羅紗問屋の息子でして。商売人の血と芸術家の血が両方流れていたようで、よく「右手にソロバン、左手にロマン」なんて言ってました(笑)。まあ、どちらかといえばソロバンのほうが欠けていて、その時のひらめきが大きかったようですが。なんでも自由に好きなことをする人だったので、私も、一度も怒られることなく好きにさせてもらいました。進路も自由だったので、最初は美容業界とは関係のない広告代理店を選びました。ところが、あるとき「もし、自分の父親がやってきたビジネスに少しでも興味があるのなら、今のうちに近くに来い」と呼び戻されましてね。で、一緒に仕事をはじめたのですが、近くで働いてみるとこれがまた芸術家肌でやりづらい。一緒に出張に行っても、同じ部屋なんかにされると、気を遣っちゃってしょうがないんですよ。身の回りが気に入った状態じゃないと嫌がるから、下手に物も動かせないし。洗面所に髪の毛一本落ちているのも嫌がるタイプだから、私がお風呂に入るのは5分でも、その後の掃除に10分かかるという(笑)。食事もさっぱりした物が好みで、特に、麺類は1日のうち1回は必ず食べさせないとダメでした。でも、父は嫌だというのを表には出さないように我慢するんですよね。怒るわけじゃないんです。だから周りの人間の中では、それがわかる分、私が一番気を遣ったかもしれませんね。それでも父と一緒にやったのは化粧品のビジネスだけでした。スパやエステは、父が他界してから初めて引き継いだものです。
ーー 植村秀さんの美へのこだわりと、ビジネスについて、目の当たりにされてきたとは、うらやましい限りです。父というより、人生の大先輩ですね。
植村 父がよく言っていたのは、「出会いに偶然はなく、似たような考えのところに人は集まるものだから、縁はずっと大事にしなくちゃいけない」ということ。大和社長とも、偶然の出会いでありながら、それ以上の縁を感じますね。
ーー 確かに。僕も最初にお話しさせていただいたときに、何か突き動かされるものを強く感じて、何の準備もないままに(笑)いきなり突撃させていただいたわけですから(笑)。ぜひ、今後とも宜しくお願いいたします!