<ゲスト>株式会社フォリアル 取締役 中村達也さん
--最近は、女性化している男性層も増えていますね。木村拓哉が着ただけで売れるとか。
中村:ああ、言われてみればそうですね。昔は無かったでしょうね。
大和さんはおいくつですか?
--35才です。
中村:僕が36才なんで、ちょうど同世代ですね。あの頃は“俊ちゃん(田原俊彦)が着ていたからあの服を着よう"なんて、あり得なかったですよね(笑)?
--それは、あり得ないですね。絶対あり得ないですね(笑)。
中村:“たのきんが持っていたから持ちたいな~”とか無いですもん、むしろダサイ(笑)。女性化している、なるほどね。
--価値観が変わってきたというのもあると思います。昔は、人に選ばせるのがダサいという感覚があったのですが、今は逆。選んでくれる人間がついていることが格好いい。例えば、1時間で500万円稼ぐ人がいたならば、“服を選ぶのに1時間かけるのがもったいない”みたいな感覚が格好いいんです。隙間の時間に指定した場所に持ってきてくれる、自分はただそこにいればいいという状態にステイタスを感じる人が増えているんですね。お抱えスタイリストみたいな感覚で。自分の能力の何%かはそこで確保されているという感じなんでしょう。
中村:ファッションは難しいですよね。アイテムがいくつもあるじゃないですか。アイテム同士の組み合わせで、いくつものパターンができてくるから、すごく難しいと思います。さらに、体型がありますからね。その人に似合う物を選ばれるというのは、すごく難儀な作業だと思います。
--大きなポイントがいくつかあるので、そこに当てこんでいければ簡単なんですよ。
中村:ああ、それを言っちゃいけない。“すごく難しいんですよ”って言っておかないと、簡単なのがお客様にバレちゃう(笑)。
--なるほど、なるほど(笑)。まあ、お金持ちにはポジティブな人が多いですけれど、さらにポジティブになるんですよ。鏡を見たときに格好良く映ったら嬉しいじゃないですか。もっと仕事したくなったり、もっと人に会いたくなったり。
中村:そうですよね。
--中村さん自身のファッションのお話を聞かせてください。代官山にお住まいだということなので、お洋服もやはり身近で?
中村:ええ。ただ最近はもう、家内が選んできてしまうというか。独身のときには自分で選んでいましたが、自分では買わないようなものを選ばせるのが面白いんですよ(笑)。仕事のときにはスーツを着ることが多いのですが、スーツを買うときにあまりセレクトショップに行くタイプではなかったですね。むしろ、一切合切デパート、百貨店タイプ。そういう意味では面倒臭がりだったのかもしれません。今は、家内が選んでくれるので楽。大和さんがおっしゃる通り、そういった役割が求められているのがよくわかります。
--なるほど。
中村:ええ。ただ最近はもう、家内が選んできてしまうというか。独身のときには自分で選んでいましたが、自分では買わないようなものを選ばせるのが面白いんですよ(笑)。仕事のときにはスーツを着ることが多いのですが、スーツを買うときにあまりセレクトショップに行くタイプではなかったですね。むしろ、一切合切デパート、百貨店タイプ。そういう意味では面倒臭がりだったのかもしれません。今は、家内が選んでくれるので楽。大和さんがおっしゃる通り、そういった役割が求められているのがよくわかります。
--中村さん自身のファッションのお話を聞かせてください。代官山にお住まいだということなので、お洋服もやはり身近で?
中村:ええ。ただ最近はもう、家内が選んできてしまうというか。独身のときには自分で選んでいましたが、自分では買わないようなものを選ばせるのが面白いんですよ(笑)。仕事のときにはスーツを着ることが多いのですが、スーツを買うときにあまりセレクトショップに行くタイプではなかったですね。むしろ、一切合切デパート、百貨店タイプ。そういう意味では面倒臭がりだったのかもしれません。今は、家内が選んでくれるので楽。大和さんがおっしゃる通り、そういった役割が求められているのがよくわかります。
--中村さん自身のファッションのお話を聞かせてください。代官山にお住まいだということなので、お洋服もやはり身近で?
中村:ええ。ただ最近はもう、家内が選んできてしまうというか。独身のときには自分で選んでいましたが、自分では買わないようなものを選ばせるのが面白いんですよ(笑)。仕事のときにはスーツを着ることが多いのですが、スーツを買うときにあまりセレクトショップに行くタイプではなかったですね。むしろ、一切合切デパート、百貨店タイプ。そういう意味では面倒臭がりだったのかもしれません。今は、家内が選んでくれるので楽。大和さんがおっしゃる通り、そういった役割が求められているのがよくわかります。