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special meeting
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B.R.SHOP Special Meeting Vol.005

<ゲスト>株式会社フォリアル 取締役 中村達也さん

--実は今、ちょっと企画していることがあるんです。日本人って遊び下手じゃないですか。ぶっ飛んだお金持ち、そういう層は別ですが、ある程度お金に余裕のあるクラスでも、まだまだ遊び下手が多いと思うんです。せっかくおしゃれをしても、それを着て出かける場所がない…。で、僕が考えているのが、B.R.SHOPで、そういう場所を提案できないかということなんです。

中村:ほお

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--パーティーと表現してもいいのですが、なかには“付き合いだから取り合えず顔は出すけれど、10分くらいしたら名刺を置いて帰る”みたいなものがありますよね? そうではなく、もっとこう身近なもの、かつ“付き合いだから行く場”ではなくて“行きたいから行く場所”をつくりたい。今って、大人が遊ぶ場所が少ないじゃないですか。30代40代の男性が、若者のクラブにヒップホッパーみたいな格好をして行くみたいな、大人が子供に合わせている現状って普通に辛いと思うんですよ。そうではなくて、大人が格好良く遊べる場所、例えばスーツを着て行くクラブみたいな場所を提案したいなと。

中村:たしかに、大人の遊ぶ場所はないですよね。

--80年代にはあったんですよね。ヒップホップみたいな格好もいれば、ビジネス帰りに来ているような人達もいるという、こう入り乱れたような場所が。今って、ヒップホップのクラブにはヒップホップの格好をしていかなくてはいけなかったりしますが、スーツを着ていたってヒップホップを好きな人はいるんですよ。日本人特有の同質化するというか、グローバル化しているにも関わらす逆の方向に行っているというか。

中村:ええ。

--あとね、いじめ問題などもそうですが、コミュニケーションが希薄になってきていると思うんです。人と出会って真面目に語り合ったり、真剣に日本の将来をぶつけ合ったりすることがすごく格好良い、みたいな場所をつくりたいというのがもともとありまして。

中村さん:私たちのビジネスとも、どこかで繋がりそうです。

--将来的に、レディースを展開させたいという構想もあるんですよ。今後、確実に働く女性が増えていきますよね。そうなると、コーディネートしてくれる人を求める女性も絶対に増えると思うんです。一旦そういう人を見つけてしまうと、感性そのものを信頼しているから、その人が提案するものなら自分が選ばないものでも良く見えてくる。美容院をなかなか変えないのと一緒ですね。

中村:そういう意味では、男性客で“全部お任せしたい”というのが増えてきているのは、やはり男性が女性化しているってことになるのでしょうか?

--いや、そこは女性が男性化しているのだと思います。もともと男って、そういうのが面倒臭いじゃないですか。女性はそういうのが好きだったんですけれど、社会に出て男と同じように働いていくなかで男性化してきているというか。女性にも関わらず、“そんなのは人に任せていいんだ”“女房に任せておけばいいんだ”ぐらいの勢いで。

中村:なるほど。男性化せざるを得ないぐらい働かされているということですね。

--そうですね。

中村:よし、家内に“こういう方と会いましたよ”と伝えなければ。大和さんのところは、面白い展開がこれからいっぱい待っているそうなので(笑)。いろいろと繋がりもありそうですしね。

--そうですね。是非是非、よろしくお願いいたします!

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