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Vol.005
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Womens Style vol.005
メンズライクなジャケットスタイルにセンシュアルな女性らしさを秘めて

メンズライクなジャケットスタイルに
センシュアルな女性らしさを秘めて

トップメゾンがフェティッシュなボンテージルックをランウェイで披露したり、クリーンなチェスターコートでのマスキュリンなスタイルを発表したり、一方でフリルやリボンがあしらわれた甘めのニットコートも欠かせないトレンドだったりと今季は“甘口派”“辛口派”どちらにとっても楽しめそうなトレンドが来ているんです。
ここ数年、レディースの業界でも「ファッションが売れない」と勢いが低迷気味だったものの、今年に入って各ブランドの打ち出しが本当に面白いこと!なかでも注目したいのが、メンズライクなジャケットで作る“OJI(オジ)”カジュアルが秘かに女子の間では話題になっているんです。“オジ=オジサマ”の事なんですが、たとえば今までテーラードジャケットというと無地のグレーやネイビーが主流でしたが、今季はブリテッシュの流れがあってジャケットでもチェック柄が多く取り入れられるように。今回RINAがさらりと羽織ったジャケットもいわゆるエレガンスが漂うシャネルジャケットとは対極にある“OJI”ジャケットなわけですが、こうしたマスキュリンな服を纏ったときのなんとも言えない女らしさといったら絶妙ですよね。たとえばコケティッシュな表情で60年代のセックスシンボルとして男たちを魅了したブリジット・バルドーがトレンチを羽織ることで危うげなフェティズムを匂わせたり、紳士物とおぼしき大きめサイズのトレンチコートをスリムな体でセクシーに纏っていたジェーン・バーキンのように、マスキュリンな服によっていっそう女性らしさの魅力の振れ幅が大きくなるのです。ハイウエストのバギーパンツ、クリーンなシャツにジャケットを羽織った今回のコーディネート。自立した女性の芯の強さを秘めながら、どこか危うい女性性が引き立つスタイルに仕上がっています。

Producer 大和一彦 / Stylist 長澤美香 /Photographer 谷田政史(CaNN) / Hair&Make 大原恵美 / Writer 大谷繭子 / Coodinator 大西陽一 / Creative Director 中野慎一郎 / Model RINA

ジャケット¥63,000<バグッタ>、シャツ¥36,750<バグッタ>、グレーニットストール¥45,150<J for James>すべてトレメッツォTEL: 03-5485-0058)グローブ¥23,100(ALPO/アマンTEL:03-6805-0527)バッグ¥147,000(J&M デヴィットソン/八木通商TEL:03-3224-2729)ハット¥25200(クラス ロベルト カヴァリ/IZA Inc. TEL: 0120-135-015)※パンツ、ベルト、パンプスはスタイリスト私物。

シャツの胸元は思いっきり開けて「ちょっと大胆?」くらいがちょうどいい

シャツの胸元は思いっきり開けて
「ちょっと大胆?」くらいがちょうどいい

ミラネーゼたちのスタイルをみると胸元は思い切ってあけて、抜け感たっぷりに着こなしています。温かみがあるウールのグレーはトレンドのニュアンスカラーでもあるので服や小物でたっぷりと使いたいところ。ハットでマスキュリンな要素をプラスしたら、ストールをふわりとかけて女性らしさとのバランスをとって。ストールは首元でグルグルっと巻かずに首から無造作にストンと垂らすことで縦のラインを強調。スタイルアップにもひと役買ってくれます。

ドラマチックに仕上げてくれるクラシカルな“女優小物”たち

ドラマチックに仕上げてくれる
クラシカルな“女優小物”たち

上品で清潔感のある着こなしのオードリー・ヘプバーンがこよなく愛したグローブとクラシカルなボストンバッグ。ジャケットの袖をグッと捲って、ロンググローブを合わせて、あえてボストンバッグは無造作にクラッチ持ちで。往年の女優達が愛用してきたこれらの小物たちは、日常のちょっとした仕草でさえもどこかドラマチックに見せてくれるから不思議。小物使いでエレガンスとマニッシュを同居させるところが長澤流のオシャレテクニックなのです。

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