オシャレの透度をアゲてくれるドレスカーディガン、持っていますか？

オシャレが楽しくなる秋もいよいよ本番！今年らしい旬のアイテムを徐々に揃えているという人も増えてきたのではないでしょうか。
今年の秋冬も“女優風”や“クラシック”というキーワードがちらほら目に飛び込んできますが、去年にも増して“きちんと”系のファッションが注目されています。それを裏付けるように「去年はパンツばかり穿いていたけれど、今年はスカートが穿きたい」という声も多くなってきたのも事実。ただ、今までの着こなしのテイストをガラリ変えてキャラ替えするのはとっても難しいし、全身トレンドを追ったファッションもどこか気恥ずかしいもの。そのシーズンの気分を高めてくれるトレンド服はワクワクするけれど、結果いちばん着ている頻度が高いのが、“ほんのりキャラ替え”を手伝ってくれる、定番のベーシック服だったりします。それに時代の流れから服はすっきりシンプル方向に向かっているから、服ひとつひとつのクオリティや質感がとっても大切に。
今回ご紹介するスカリオーネのニットも一見シンプル。でも、さらっと羽織るだけで着こなしをぐんとリッチに見せてくれる“ドレスカーディガン”なんです。モヘヤ、ウール、ナイロンの3素材をゆるく編み込んだふんわり柔らかい仕上がりはほのかに肌の存在感を感じさせ、セクシーな着こなしを約束してくれます。カジュアルダウンしてもだらしなく見えず、かといってきちんとしすぎない絶妙なこなれ感を持ち合わせているから、例えばチノパンやコーデュロイ、デニムシャツといったハンサムな素材に合わせれば、ニットのほっこり感がほのかな色香を匂わせてくれ、絶妙な丈感は旬のタイトスカートとも相性抜群！シンプルに合わせるだけで程よいモード感を加えてくれます。
つまり洗練されたシルエットとリュクスな素材感を持ち合わせた定番服があればキリッとしたオンナを演じたい日も、柔らかいオンナを演じたい日も自由自在に。それに黒は今季絶対に押さえておきたいトレンドカラーだから、透けるモヘアニットにマットな黒スカート、スエードのブーティとオールブラックの素材を重ねた旬のオシャレもこの一枚がすんなり叶えてくれそう。
ラフな仕草こそサマになるドレスカーディガンがこの秋の軸足アイテムになってくれること間違いナシです。

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Producer 大和一彦 ／Fashion Director中川原寛（CaNN） ／Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make吉田葉づき ／ Writer 大谷繭子 ／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model RINA

ロングカーディガン￥27,300＜スカリオーネ＞ショートパンツ￥30,450＜PT0W＞ノースリーブシャツ￥31,500＜バグッタ＞（ともにトレメッツォ TEL: 03-5485-0058）ブーツ¥134,400（ともにファビナ フィリッピTEL: 03-3405-6380）サングラス¥23,100（レイン／キヨモ TEL: 06-6535-8839）

肌の存在感をほんのり匂わせる フェミニンなモヘア素材

ふわふわのモヘアは着るだけで女子度を高めてくれる素材ですが、肌の色をほんのり感じさせる透け感、タイトなアームに落ち感のキレイなシルエットは、ただ甘いだけでなくキリッと知的なムードも醸し出してくれます。リッチな素材感ゆえさっと纏った時の、まるで肌と一体化している様な感覚が病み付きに。隣にいる人が思わず触れたくなるようなソフトな質感がカラダを優しく包み込んでくれます。

ディテールにも凝っているから 自然体な着こなしがサマになる！

ほどよいカジュアル感とキチンと感を感じさせるドレスカーディガンのヒミツは縦にストンと落ちるスリムシルエットとウエストマークにあり。写真のようにウエストの紐をフロントでキュッと結んでローブ風に着ればぐっと腰位置を高く、スタイルアップして見せてくれ、フロントを開けて紐を後ろで結べばリラックス感が漂うシンプルなロングカーディガンに変身。ほんのちょっとしたディテールが着こなしの印象を変えてくれます。