それだけで大人可愛く見えるポンチョは、すっきりキマるパンツでハンサムに着こなして

寒さが深まってきて二着目のアウターをこれから買おうという人も多いでしょう。そこでお勧めなのがポンチョやマント風のアウター。サッと羽織るだけでいつものカジュアルにニュアンスを加えてくれるので断然オススメです。ゆったり広がった裾がエレガントに動き、あえて余計な飾りをつけなくともサマになるのがポンチョの最大の強み。
それともう一つ今回オススメしたいアイテムが白シャツです。3シーズン活躍するシャツですが「真冬は寒くて着れないから」とクローゼットに仕舞い込んでいる人も多いのでは？でもニットカーディガンやジャケットを重ねた上からアウターを羽織れば暖かく着られ、ポンチョの裾や襟からチラッと覗く白シャツのマニッシュな雰囲気がレディライクなポンチョアウターととっても合うんです。こうしたこなれ感を演出してくれるケープの時のボトムスはレディライクな膝丈タイトスカートをあわせればグッと女らしさが増し、軽快なムードを演出したい時にはパンツにブーツインがオススメです。去年まではニーハイブーツや乗馬ブーツが主流でブーティやミドル丈ブーツはどこか影を潜めていましたが、今年らしい足元を作るなら中途半端な丈の「あいまいブーツ丈」でしょう。この時にいちばん気になるのはカジュアル上手ならご存じのとおり、パンツの裾のおさまり具合ですよね。パンツ裾のフィット感が悪いと、ブーツに無理やり裾を押しこんでしまう破目になり、シワが強く出て遠目からみても美しくないんですよね。ロングブーツなら何とかそれも誤魔化しようありますが、ミドル丈やブーティともなるとブーツスタイルがスマートに決りにくいのです。そんなオシャレの悩みを解決してくれるべく登場したのがこの「PT0W」のパンツ。もともとメンズ業界で大ブレイク中のパンツですが、人気のヒミツは膝下がグッとスリムになっているので膝下をなが～く、キュッとスリムに見せてくれ、いわゆる日本人体型でペタンコ靴を履いてもカッコよくキマるのです。これはメンズだけのものにしておくのは勿体ない、という事でレディースも去年登場し、お洒落なミラネーゼからジワジワと火が付きいまでは話題のセレクトショップにもずらっと並ぶほどに。パンツ派女子のつよーい味方となってくれる美脚パンツからますます目が離せません！


Producer 大和一彦 ／ Stylist 矢島千夏子 ／Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make 笹本恭平 ／ Writer 大谷繭子 ／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model RINA

パンツ￥30,450＜PT0W＞シャツ￥31,500＜バグッタ＞ポンチョ￥38,850＜J for James＞ベルト￥24,150＜ファブリッツィオ マンチーニ＞（すべてトレメッツォTEL: 03-5485-0058）タートル￥34,650(クルチアーニ／B.R.SHOP TEL: 03-5414-8885)ファースヌード￥30,450（KARL DONOGHUE／showroom SESSION TEL:03-5464-9975）サングラス￥44,100（MYKITA／MYKITA JAPAN TEL:03-3409-3783）ブーツ￥60,900（カルタ マニュファクチャド バイ エムケイ／M Inc. TEL: 03-3498-6633）※グローブ、ピアスはスタイリスト私物。

マットな装いにキラ艶小物で、着こなしの完成度がグンとUP！

「カジュアルでもきちんと装いたい」というのが今年らしい気分としてある中で、たとえばコーディネートにメリハリをつけてくれるベルトやレザーグローブには実は思いがけない効果があるんです。冬の光を吸い込むマットなウール素材のアウターにはレザーやきらっと光るスタッズベルトの光沢や艶のある質感を取り込むことで着こなし全体にリズムが付き、ぐんと華やぐんです。こうしたスモールバジェットで日々のお洒落をガラリと変えるのもマンネリに陥らない効果的なテクニックです。

ニットポンチョの襟元を可愛く埋めてくれるファーシュラッグ

今年は胸元をお洒落に埋めてくれる巻物がバリエーション豊富に揃います。なかでも問い合わせが殺到中、今季売れに売れているのがなのがぐるぐるっと無造作にまいてもサマになり、着こなしにリッチなスパイスをきかせてくれるファースヌード。ふわふわのファーは寒い冬だからこそとびきりリッチに映え、カジュアルなムードで履ける「PT0W」のデニムのシャープさをまろやかに引き立ててくれます。