今季のシャツは柔らかい“ほどゆる”シルエットを指名買い 「Baguttaのシャツワンピースがあれば今どきの空気感がかなう」

20代の頃から私たちにずっと寄り添ってくれるシャツは永遠の定番アイテム。でも今年はシャツのラインナップに微妙な変化が起きています。例えば襟が立ったようなバンドカラーのシャツや、上からすっぽり被るプルオーバータイプのシャツ、開襟のスキッパーシャツ、とろんとした柔らかい素材感で落ち感がキレイなとろみシャツなど、ひと言で“シャツ”といっても今年ならではの色々なタイプが登場しています。つまり、もともとベーシックな存在だからこそ、例年と同じ着こなしに陥らないためにもきちんとした今年らしいアイテム選びでフレッシュ味を加えてあげることが必要なんですよね。
女性誌の企画でも働くメンズたちによくアンケートを取りますが、好感度スタイリングの上位はやっぱりシャツなんです。「シャツをカッコよく着こなしている女性にはハッと目を奪われてしまいますよね」な～んて意見も多数。シャツほどカジュアルもキチンとも、こなれ感も清潔感も、同時に表現してくれるアイテムってそんなにないかもしれません。
今回ご紹介する「Bagutta」のシャツワンピースはコットン100％ですがパリッとのりがきいたようなかたい風合いではなく、生地が薄めでとってもソフト。それに風通しがいいからじっとり汗をかく真夏もサラッとられます。適度なゆるさがトラッド特有のおかた～い雰囲気にならず、海外のリゾートでも活躍しそうなリラックスムードを演出してくれるから、まさにこれからの時季買い足すのにピッタリなアイテム。ビビッドなマンダリンオレンジで気持ちも表情もパッと華やぎそう。
今どきのカッコいい女性の条件はやっぱり肩の力が入っていないこと。「シンプルなのにあの人、なんだかオシャレだよね」なんて言葉が今どき女子にとって最高のほめ言葉かもしれません。それがこの“ゆるワンピース”一枚で手に入るとしたら、これは買わなきゃソン！ですよね。



Producer 大和一彦 ／Fashion Director中川原寛（CaNN） ／Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make 小林懸（glams） ／ Writer 大谷繭子 ／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model RINA

ノースリーブワンピース￥33,600（バグッタ／トレメッツォ TEL: 03-5485-0058）他スタイリスト私物

柔らかい雰囲気なのにスッキリ見えるのは ちょっとしたディテールが効いているから

薄手のコットンが柔らかい風合いを演出してくれるから、一枚でサラッと纏っただけで女っぷりがグンとアップ！でもただ女性らしい可愛さだけじゃなく、どこかすっきりカッコよく見えるのは肩のエポーレットといったハンサムなディテールが効いているから。シャツのボタンをぐっと開けて着ても変にいやらしく見えず、シャツ最大の魅力である洗練されたヘルシー感が手に入ります。見ているだけでハッピーな気持ちになる鮮やかなオレンジは日焼け肌を美しく、艶っぽく見せてくれるので、このワンピースを魅力的に着こなすためにもRINAのようにヘルシーなコーラル肌を目指すのもアリかもしれません。

シャツワンピースは合わせる小物次第 クリアバングルでモードを味付け

よくみるとこちらのワンピース、腰元がドローストリングでキュッと絞ってあるから上半身にはほどよいゆるさが生まれ、メリハリがきいたカラダに見せてくれるんですよね。今までのシャツワンピースはストンと落ちたストレートシルエットが主流でしたが、このほどよいゆるさが肩の力が抜けた抜群のこなれ感を演出してくれます。シンプルでベーシックなシャツワンピースは実はどんな小物を合わせても「なんかしっくりこない」ということがありません。だからこそ、小物次第でどんな女性像にも変身することが出来るんです。今回はすっきり涼しげなクリアバングルでさらに涼感をプラス。こうした小物合わせで色々と遊びつつ、ワンピースの表情を引き出してあげましょう。