白シャツの清潔感があればどんなスタイルも思いのまま。カラダに優しく寄り添ってくれるドレスシャツの名品

いま女性誌でもこぞって取り上げているのがシャツ。ゆるシャツ、カシュクールシャツ、スキッパー襟シャツ、シワ加工のカジュアルシャツと色々なタイプが出ています。そう、女はシャツが大好きなんです。なぜかというと、穿きなれないカラーパンンツやマキシスカートといったトレンドのボトムスを持ってきたときも、定番シャツを合わせるだけで「清潔感がでる」という自信があるし、胸元をグッとあけてラフに着崩しても、白シャツ自体がマニッシュなアイテムだから変にいやらしくみえない。ほどよいセクシーとしてまとまるのです。だから今トレンドの「ゆるっとラフ着る」という流れもこのシャツがあればだらしなくならず、ほど良いこなれ感として見せてくれるのです。だからオシャレな女ほどシャツの魅力を分かっているし、シャツが大好き。合わせるアイテムを選ばないからオンビジネスにはハイウエストのタイトスカートや今の時季素足で履きたいサンドベージュのスウェードスカートを、オフにはキレイなピンク色のカラーパンツにアクセはターコイズを効かせて…..なんて自由自在に馴染んでくれる。
でもこんなに頼りがいがある“定番”だからこそ、ずっと着ていける一枚を慎重に選びたいもの。なかでも、とかくシャツにうるさいミラネーゼたちがずっと愛用しているのがこの「Bagutta」のドレスシャツなんです。サルトリア仕立ての名品と言われているシャツがメンズの仕立てから派生してきたことに対し、この「Bagutta」のシャツは女性特有の丸いシルエットを熟知した職人が作っているから、着たときのシルエットが全然違う！女性のカラダを柔らかく包み込んでくれ、マニッシュに転びすぎず、独特のセクシーさを備えたスタイルに仕上げてくれます。



Producer 大和一彦 ／Fashion Director中川原寛（CaNN） ／Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make 小林懸（glams） ／ Writer 大谷繭子 ／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model RINA

ドレスシャツ￥38,850＜バグッタ＞パンツ￥33,600＜PT0W＞（ともにトレメッツォ TEL: 03-5485-0058）他スタイリスト私物

ボタンを開けたときのこなれた雰囲気も美人シャツには欠かせない条件です

ミラネーゼのように思いっきり胸元を開けて、袖もぐっと捲ってラフに着こなしたい端正な白シャツ。第二ボタンを開けたとき、胸元がはだけすぎず、かといって締まりすぎずのほどよい開きであることが美人シャツの条件でもあります。顔映りを華やかに、抜け感たっぷりに見せてくれるシャツ襟は「Bagutta」ならではの魅力。

実は背中にトレンドが出るから要注意！ ダーツとスリットで後ろ姿も艶っぽく

シャツを試着した時に、フロントだけを見てＯＫを出していませんか？自分に似合う究極の一枚を探すには、全方向でチェックすることが必要です。「Bagutta」のシャツは前身頃だけでなく、後ろ姿もキレイに見えるようにダーツが入っているのでこれにより、肩から腰にかけての背中のシルエットが緩やかな曲線を描き、結果カラダが美しく見えるんです。大き目のカフに入った大胆なスリットも他にはないディテール。手首のコリッとした華奢な骨感を強調することでほどよい色気も演出できます。