今日のアナタ、いつもと少し違わない？

デキる大人の男であれば、オンにはオンの装いがあって然るべき。ゆえに皆さまにおかれましては、時にはスーツ、時にはジャケパンと、TPOに合わせて、ビジネススタイルすらも楽しんでしまっていることでしょう。一方で、そんな戦場から唯一解放されるであろう休日。どんな装いで過ごしていらっしゃるでしょうか？　もしかして、もしかして常にジャケットを羽織っているんじゃありませんか？　別にジャケパンで休日を過ごすことが悪い、とっているわけじゃございませんので悪しからず。無論、レストランやバー、はたまたホテルなどのシーンに合わせたジャケットをベースとしたスタイル（スーツも含む）は、男にとって必要不可欠。なんですが、そもそもテーラードの毎年のトレンドの変化や男性服に対する造詣の深くない女性にとって、オンのジャケパンも、オフのジャケパンも、大差なく映るんじゃないでしょうか？　それに、例えば郊外なぞに足を延ばし、アクティブに楽しみたいって時なんかには、さすがにジャケパンってわけにも、ねぇ。ということで、皆さまの休日スタイルに是非ともオススメしたいのが「スカリオーネ」のショールカラーのざっくりニットです。プレーンな一枚に見えますが、よ～く見ると襟、肩、ボディと、三種類の異なる編みを採用した一枚。だからシンプルながらものっぺりした印象はございません。で、もっとも特筆すべきなのは、そのシルエット。ニットの伸縮性を生かし、細身ながらもストレスフリーで着こなせるように仕上がっております。特にアーム部のタイト感が絶妙で、ゆえにこの手のローゲージニットにありがちな“ミシュラン君”的なぼってりシルエットになってしまう心配も、まったくございません。襟付きなためジャケット感覚でこなせる、という利点まで考慮すれば、もはやアナタの休日を優しく、でも確実にサポートしてくれることは請け合いですよね。ジャケットに頼らない休日スタイル。その変化に気付いた彼女に “今日のアナタ、いつもと少し違わない？”なんて言わしめた日には、とってもお買い得な買い物だと思うわけなのですが、いかがでしょう。


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Producer 大和一彦 ／ Stylist 中川原寛（CaNN） ／ Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make 吉田葉づき／ Writer 寺田慎一（GtN-48） ／　Location Coordinator 安芸亮一＆山崎隆之介（ともにTrinity）／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model FERGAL.O

ショールカラーニット¥60,900（スカリオーネ／トレメッツォ TEL: 03-5485-0058）、シャツ¥29,400＜フィナモレ＞、ストール¥12,600＜ボンジョルノ＞、ベルト¥23,100（ともにB.R.SHOP TEL: 03-5414-8885）

異なる編みの採用で 脱・のっぺり顔

ニットってどうしてもプレーンになりがちな一枚。脇役のインナーならともかく、主役のアウターとして着る際には、これが結構ネックになってくる。ですがこちらの一枚は三か所で異なるパターンを使用しているため、立体感のある見た目となっているのです。

セクシーなシルエットが 実現可能ですよ

脇やウエスト周りのモタつき、こういうざっくりニットを着るとどうしても気になりますよね。で、結果、セクシーとは程遠い感じになってしまいがち。ですが「スカリオーネ」は、計算尽くのタイトシルエットの恩恵で、シャープでセクシーに着こなすことができますよ。