お洒落オヤジのための遊べる紺ジャケ

ここ数年、イタリアのクラシックなファッション業界はちょっとしたバブル。ボリオリ、PT01、ラルディーニ等々、数々の大ヒット銘柄が誕生しているのは、皆さまもよ～く知るトコロかと。で、そうなるとどうしても気になってくるのは“次はどんなブランドが来るのよ？”ってことなんじゃないか、と。そこで自信満々にご紹介させていただきたいのが、この「タリアトーレ」なんです。こちらは少し前に一世を風靡した「リバイバル・プロジェクト」でドレス部門を手掛けていたピーノ・レラーリオ氏がオーナー兼デザイナーを務めるブランド。モードからクラシックまで、幅広いブランドのプロダクトを担ってきただけあり、その企画力と確かな物作りは白眉なのであります。ゆえ、ココンチの商品のクオリティの高さとファッション性は折り紙つきとなるわけです。そんな、とにもかくにも大注目なブランド「タリアトーレ」なんですが、なかでも今季、特に皆さまにオススメしたいアイテムが、今回ご紹介させていただく紺ジャケ、であります。こちら、リネンとコットンを混紡した表情豊かな生地感がウリの一着。ボディコンシャスなフィッティングはセクシーな雰囲気ながら、前述したような素材感の恩恵で、夜っぽすぎたり艶っぽすぎたり、なんて下品な印象はまったくナシ。シャープなラペルもモダンで、かつフラワーホールにキラリと光るＴ字型のメタルパーツが、ほど良いカジュアル感を演出してくれるのです。通常、紺ジャケというと、王道ではあるけれど、ゆえにどこかお固いイメージが付きまとうもの。ですがこちらは、王道なスタイルは保ちつつも、どこか遊んでいる、つまりよりお洒落に着こなすことが出来る一着、というワケ。こういうところに、ピーノ氏の感性と物作りへのこだわりを感じますよね。サスガはお洒落イタリアオヤジです。今季大注目の日本初上陸ブランドが手掛ける遊べる紺ジャケ。これは買い逃すと後悔必至ゆえ、是非とも購入をオススメスル次第ですよ。


Producer 大和一彦 ／ Stylist 中川原寛（CaNN） ／ Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make 吉田葉づき／ Writer 寺田慎一（GtN-48） ／　Location Coordinator 安芸亮一＆山崎隆之介（ともにTrinity）／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model COY

ジャケット¥69,300＜タリアトーレ＞パンツ¥34,650＜PT01 La Roshelle＞（ともにトレメッツォ TEL: 03-5485-0058）、ニットカーディガン¥34,650＜クルチアーニ＞、シャツ¥19,950＜フィナモレ＞ベルト¥19,950（ともにB.R.SHOP TEL: 03-5414-8885）

お洒落なメタル パーツが目を引きます

「タリアトーレ」のアイコンともいうべき、フラワーホールに配されたメタルパーツ。やりすぎない、でも必ずや存在感を放ってくれるこの絶妙な塩梅。こういうサジ加減こそ、デザイナーのセンスの見せドコロですが、このセンスの良さには、もはや脱帽です。

美しい背中が 品質の良さの証

ご覧下さい、背中にピッタリと吸いついたこの美しいライン。多くを語らずとも、これを見るだけで、こちらの一着のクオリティの高さを感じていただけるはず。ほど良くヌケ感のある、リネン×コットンの素材感も、本当にお洒落ですよね。

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MEN'S ジャケット

TGLIATORE

MEN'S ジャケット

¥69,300（税込）