しなくて済む後悔は 当然しない方が良い

この春、我が日本のメンズファッション業界には、ドレス部門とカジュアル部門それぞれにイタリア本国でも話題沸騰中のブランドが本格上陸を果たし、ちょっとした話題を呼んでいることを御存知でしょうか?　ドレス部門のソレは、コンテンポラリーでグラマラスなジャケットやスーツ作りに定評のある「タリアトーレ」（前回の本連載でもご説明済みですよね）。で、カジュアル部門はというと……、それこそが今回、満を持してご紹介させていただく「デパートメント5」なのであります。只今あらゆるファッション誌を賑わせ、注目を集めてやまない同ブランド。特にパンツの作りがヨクデキで、実際にイタリア本国でも名だたるセレクトショップに並べられ、かつシーズンの開始と同時に即品薄状態になってしまうほどの人気ぶりを博しているのだとか。なかでも、2007年に産声を上げた、新進気鋭のブランドにもかかわらず、お洒落感度の高いイタリアオトコたちが足しげく通う、ミラノの中心地に位置する話題のセレクト「エクセシオール」のユニフォームとして既に採用されているというエピソードからも、このブランドの人気＆注目度の高さが伺えるのではないでしょうか。洒脱な生地選びから始まり、今日的なシルエットの形成、そしてディテールへのこだわり等々、本銘柄の魅力を上げれば枚挙に暇がありません。ただ、ひとつだけ簡潔に皆さまにお伝えできることといえば、既に国内でもかなり品薄状態になっており、お早めに購入に踏み切らないと、買い逃す可能性大ですよ、ということ。どうやら、ファッション感度のお高い方々から、早々に注目を集めてしまっているご様子でして、もう少し春めいてきてから、なんて悠長なことを考えていたら、必ずや品切れ→後悔することになるのかと。誰しもしなくて済む後悔はしたくないもの。これまでの豊富な経験則から、そんなリスクヘッジができるのも大人のオトコの余裕ですから、まだギリギリ間に合う今のタイミングで、ぜひ早めの購入をオススメする次第です。


Producer 大和一彦 ／ Stylist 中川原寛（CaNN） ／ Photographer 谷田政史（CaNN） ／ Hair＆Make 吉田葉づき／ Writer 寺田慎一（GtN-48） ／　Location Coordinator 安芸亮一（Trinity）／ Creative Director 中野慎一郎 ／ Model COY

パンツ¥26,250、シャツ¥30,450＜DEPARTMENT5＞ジレ¥63,000＜ヴァッツォレール＞、ベルト¥22,050＜Fausto Colato per JD＞（ともにトレメッツォ TEL: 03-5485-0058）

刺繍とワッペンが ブランドのアイコン!!

「デパートメント5」のアイコンとなるのが、右側の臀部に配されたヤシの木の刺繍と大きくかたどられた数字の5が目を引くワッペン。何ともキュートかつ斬新なアイコン、こういう細部への作りこみやアイデアひとつとって見ても、同ブランドが人気を博す理由がわかりますよね。

ボトムスだけじゃなく 実はトータル展開です

ダンガリーのシャツにドット柄を配したこちらのシャツも実は「デパートメント5」謹製。ともすると秀逸すぎるパンツのコレクションに目が行きがちですが、実はトップス類などもかなりヨクデキゆえ、実に今後の展望が楽しみなブランド、というわけなのですよ。

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MEN'S シャツ

DEPARTMENT5

MEN'S シャツ

¥30,450（税込）