もうすっかり定着したミリタリーですが、今季も引き続き人気継続間違いナシ!とスタイリストの大西氏。飽きっぽいジョシの世界ではもう次のトレンドのボヘミアンだとか‘70年代テイストとかに移行しています。あぁ、なんて飽きっぽいジョシたち。私もトレンドに携わる立場にいながら、一年でガラリと流行がかわることを儚く思う事もあります。先日、久しぶりに女子会(単なる飲み会?)を開いたのですが、やっぱりいちばん盛り上がった話題と言えば男性の話。メンバーはみんなオヤジ好きのジョシ達なんですが、みんな口ぐちに言うのは、「流行は意識してほしいけれど、無理している感じはイヤ」「爽やかな白シャツとかやっぱり好き」「よくありがちなパターンなんだけど、大会社の社長さんで服装に構わな過ぎてだらしなく見える人がいる」「サイズが合っていない人が多いよね~。特にジャケットとかスーツで。」み~んな好き勝手なことを言っておりました。そんな目線で今回のコーディネートを見て思ったのですが、「今どきのシルエットはキチンとおさえているし、妙に若作りに見えないし。これはある意味、女子好感度のツボを押さえているのかも」と。特にこのブルゾンのフィット感や今どきの丈感、やりすぎていないディテールは、上手なところをついていますよね。それに応用範囲がかなり広いところもこのブルゾンのツカえるところでもあります。例えば、家で寛いでいたとき、急な飲み会に参加することになっても、ゆるパンの上に着るだけサッと出かけられるし、休日ゴルフの打ちっぱなし練習へ行くといったときにはドレスチノにジャケットではなく、スポーツウェアの延長戦の感覚でこのブルゾンを気軽に羽織るといった使い方も。たとえば初デートと言った場面では、頑張ってキメすぎるのは恥ずかしいし、ゆるゆるな格好も嫌だ・・・そんな気分にも、自然体でお洒落に見えるこのブルゾンはかなり効果的かと思います。ラリーウェアブランドからスタートしたという「ブレマ」の秘めたるストーリー性も男ゴコロをくすぐる!?でもくれぐれもレストランでのウンチクは控えめに。そんな行動にジョシは引いてしまいますから(笑)
ブルゾン¥55,650(ブレマ)/※チェックシャツ¥19,950(アヴィオ)/※プリントTシャツ¥9,870(アヴィオ)※パンツ¥24,150(ノティファイ/アマン)
上記は、参考商品ですが、※印の商品は今春入荷予定となっています。
●問い合わせ先
AMAN(アマン) TEL:03-6805-0527
大人の男性に圧倒的な支持を得ている「ノティファイ」のデニム。なかでもこちらのモデルの人気の秘密はポケットの形状にあるよう。斜めに入ったスラント・ポケットはモノの出し入れがしやすいとあって、スタイリスト大西氏もこのポケットの大ファン。特に車のキーや小銭など、サッと出し入れできて便利だそう。ポケットに手を入れるクセのある方にとっても心地いいディテールです。ホワイトデニムの清涼感がブルゾンをよりリッチに見せてくれます。
「M65」タイプのブルゾンはスタジャンを羽織るように軽快に着るのがオススメ。ブルゾンとデニムはブライトカラーで上品にまとめているぶん、インナーのシャツはこれくらいのやんちゃ要素を差して、大人ならではのハズシを利かせてもOK!
モーターサイクルブランドを背景とした「ブレマ」に今季から著名デザイナーのロベルト・メニケッティがディレクターに着任。こちらの代表的なアイテムであるジャケットは本来、機能性をヒントに作られたディテールがモダンなデザインとして馴染んでいます。